腰痛、座骨神経痛、股関節痛、膝痛、首の張りに肩こり・・・
不快な症状って色々ありますよね。
これらの多くが、「仙骨の歪み」が原因で起こってるとしたならどうでしょう?
痛みのあるところそのものに原因があるのではなく、
神経の出どころである骨がずれているという場合が往々にしてあるのです。
実は、それを知るための「検査法」というのがあります。
足のすねを使うんです。
座って、両足のすねの内側を骨に沿って親指で少し強めに押してみて下さい。
ひざ下からくるぶしまで5、6カ所くらいでかまいません。
わずかでも痛みを感じたとしたなら、
座骨神経の伝達異常が起こっている証拠です。
本来、これらの場所はかなり強く押しても全く痛みを感じない場所だからです。
現代医学では、骨の歪みがどういう症状を引き起こすのか、
はっきりと述べられている理論はないように思います。
特に、上半身と下半身をつないでいる唯一の骨・仙骨は
解剖学上はほとんど動かないと言われているために
レントゲンやMRI撮影でどんなに歪みが見られたとしても、
症状と関連づけて語られることはありません。
しかし、先の検査法で痛みを感じた人の多くが、
仙骨に歪みを持っているという事実があります。
その結果、背骨から出ている神経が伝達異常を起こし、
カラダのあちらこちらに不快な症状を出す原因となっているのです。
その仙骨の歪みを整えることにより不調を治し、
その方法を広く一般の方々に啓蒙する一人の指導家がいます。
彼の名は、日野秀彦先生。
●日野秀彦先生(日野先生のホームページから)
なんとなく私のキャラとかぶります(笑)。
日野先生は、指導家ならぬいでたち。
ご自身がロックバンドのベースを担当しているゆえのこの姿。
でも、しっかりとカラダのことをお勉強された専門家なのです。
先の検査法含め、先生の指導法にはすぐれたアイデアが豊富にあり、
私も大いに参考にさせて頂いています。
例えば、固まって動きをなくした仙腸関節の癒着を改善するために行う
「ROM運動」。
このROM運動を行うことで同時に背骨の歪みも調整されるので、
脳から背骨に沿って下降し、各臓器に分布している自律神経の伝達が
急激に良くなります。
ふだんから良く歩いているから、
仙腸関節が固まっているわけがないと豪語している人も、
実際はガチガチに硬いなんていう人も多いです。
それは、いくら歩いても仙腸関節がゆるむことはなく、
仙腸関節は本来、動作として足を横に倒すか、
まわすかしないとゆるまない関節だからです。
ところが、このROM運動は、仙腸関節の癒着をしっかりと引きはがし、
可動性を無理なく広げてくれます。
方法はいたって簡単。以下の通り。
①肘を立ててうつぶせになります。
②足を腰幅に広げ、両足の裏を天井に向けます。
③左足を外回りで30回まわします。次いで内回りで30回まわします。
④右足を外回りで30回まわします。次いで内回りで30回まわします。
⑤この時、足がスムーズにまわらない人は仙骨が歪んでいると考えられます。
*肘を立てると腰が痛いという方は、
無理せず、肘を立てずに胸を床につけ、うつぶせの状態で行って下さい。
両膝を腰幅に広げ、足を立てる動作だけでも仙腸関節が開かれます。
片足ずつ、できる回数でゆっくりまわしながら続けて見て下さい。
続けることでやがてスムーズに足をまわせるようになっていきますよ。
日野先生の指導法は、「背骨コンディショニング」という名で、
現在、全国に広められています。ほかにも合わせて行う運動法があるので、
また機会をみて、ブログでご紹介したいと思います。
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