食の革命

マクロビオティック

食の革命⑤〜放射能と生物と無限の世界

元素の中の素粒子は、後から後から新しいのが発見されてくるため、いったい元素の中はどうなっているのか皆目見当がつかないといわれています。 放射能とは何か? 元素の中に無数に存在する素粒子が、単独で動いている場合、これを「放射能」と呼びます。 これはまだバラバラな状態で、しっかりとした元素になっていないのです。これは光がない、闇の状態といえます。 通常、私たちの目に感じることのできる光は、空気の輻射によって見えるものであり、空気のない真空の状態は真っ暗闇です。
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食の革命④〜大きなものと小さなもの

星空を眺め、天体を観測するツールに望遠鏡がありますが、これを使って遠くにある星をちゃんと観測しようと思ったら、少しずつ口径の大きい望遠鏡を使う必要があります。そのような過程で見つかった「ある法則」があります。それはアメリカの物理学者でエドウィン・ハッブルという人が見つけた法則で、「遠くの天体は、そこまでの距離に比例した速度で遠ざかっている」というものでした。
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食の革命③〜物質の究極のふるさと

元素のルーツについて考えると、それは、放射能に由来します。今から100年くらい前だと、物質の最小単位、すなわち物質を細かくしていって最後に残る最も小さな粒子は「分子」といわれていました。そして、その分子はもっと細かい元素でできていると、科学...
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食の革命②〜自然はどのようにしてできたか?

そもそも地球上の生物はどのようにして生まれてきたのでしょう?その発生史について調べてみると、地球誕生の歴史の中でも、後半、つい最近登場してきたのが真っ赤な血液を有した哺乳動物であり、その中でも最も新しく登場したのが私たち人間ということになり...
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食の革命①神話を紐解く

今、人類は時代の大転換期を迎えています。環境破壊、戦争と核の脅威、混乱する経済、そして人心の荒廃…。それはそれはもう、問題が山積みです。それらの問題の原因が何か?と考えた時、すべては私たち人類が創り出した「文明」に起因します。そして文明とは、人類が思考し活動してきたことの集積にほかなりません。では、私たちの日々繰り返されるその思考と活動はどこからやって来るのか?あなたは考えてみたことはありますか? 実は、その答えこそ「食べ物」なのです。私たちが日々食事を通じてからだに取り込まれる「食べ物」は消化・吸収というプロセスを経て、私たちの血になり、肉になり、からだそのものを造る材料になるのはもとより、思想や感性、価値観や考え方を決定する材料にもなるのです。