食の革命⑤〜放射能と生物と無限の世界

マクロビオティック

元素の中の素粒子は、後から後から新しいのが発見されてくるため、いったい元素の中はどうなっているのか皆目見当がつかないといわれています。

放射能とは何か?

元素の中に無数に存在する素粒子が、単独で動いている場合、これを「放射能」と呼びます。 これはまだバラバラな状態で、しっかりとした元素になっていないのです。これは光がない、闇の状態といえます。 通常、私たちの目に感じることのできる光は、空気の輻射によって見えるものであり、空気のない真空の状態は真っ暗闇です。

昔、アメリカの宇宙飛行士が月の世界へ行った時に、地球の大気圏外へ飛び出して地球を見た。すると地球は、放射能の世界である暗闇の中から見たために、緑色に輝いて見えたと証言しています。 では、この放射能はいったい何でできているのでしょう?

放射能とは、いわば、エネルギーのかたまりです。エネルギーが何かといえば、それは「動き」であり、「ものを動かす力」です。動きや力のことをエネルギーと表現します。 このエネルギーが回転しながらかたまって、小さな粒子に変化したものが放射能なのです。これはまた「光」といってもいいでしょう。では、この光は、どこから来たのでしょう?

光の来た道と無限世界

実は、光もプラスとマイナスの二極がなければ存在できません。たとえば真空管についていえば、ガラス管の中の空気を抜いて真空にし、その両端にプラスとマイナスの極を設置するとはじめて紫色の光を放出します。つまり、そこにエネルギーが生じたのです。なぜ生じたのかといえば、そこに「陰」と「陽」という二極があったからなのです。では、その陰陽の二極はどこからやって来たのでしょう?

それは、たった一つの世界(=無限)からやって来たに決まっています。決まってはいますが、 では、このたった一つの世界とはいったいどういう世界なのでしょう?

すべてを生み出したもの

夜、空を見上げれば、無数の星々が目に映ります。私たち人類は太陽系の第3惑星・地球の上に存在しますが、この太陽系のようなものは銀河系の中におよそ2千億個もあり、さらにその銀河系のようなものがさらに2千億個以上もあるといわれているのです。しかも、それさえ、現在の限定された電波望遠鏡で観測できる範囲の数なのであって、実はまだその先があるわけです。

宇宙というのは、このように果てしない無限の空間なのです。 果てがなく無限であるということは、他に比べるものがないわけですから、当然「唯一無二」なのです。 陰陽二極は、このたった一つしかない無限の大宇宙から絶え間なく生まれ出てくるものといえます。

有限と無限のはざまに

この「無限」はさまざまな呼び名で呼ばれます。「霊の世界」とか、「神の世界」とか、はたまた「永遠の世界」、さらに哲学的には「絶対の世界」と呼ばれたりもします。無限の世界に対して、有限の世界のことを「相対界」といいます。この相対界では、太陽系を見ても空間的に大きさがあり、地球の周囲にも地球圏というある種の大きさがあります。有限の世界はこのように数字で表現できる大きさや重量を持ったカタチの世界なのです。時間と空間の大きさがはっきりしていて、目で見、五感で知覚することのできる感覚の世界なのです。

無限の世界が二極を生み、二極がエネルギーを生み、エネルギーが回転して素粒子をつくり、その素粒子が固まって、かたまりがまだ十分でない時に気体だったものがある程度凝集して液体となり、さらに締まって固体となり、その中心が30億年くらい前に地球上で浮上して陸地となったのです。

人類は生物進化のトップランナー

現在の地球では、物質は、気体・液体・固体の三態として構成されていますが、その地球の液体である水の中に、まず植物である草の単細胞が発生し、その後、草の進化にともなって、それをエサとし、草から生まれた動物も、プランクトンから魚、魚から両生類、両生類から爬虫類、爬虫類から変化を遂げ、最後には、卵生ではなく、胎内でちゃんと子をつくり、それを産む哺乳類へと進化してきたのです。しかも、さらに冷血動物から温血動物に大きく変わり、その進化のトップランナーとして人間がいるわけです。

 

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