母親の食事が子供の一生を決める

マクロビオティック

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マクロビオティックで重要視される「望診法」ですが、これはもともと中国医学の診断方法の一つで、顔やカラダにあらわれるサインからその人の健康状態をチェックするというもの。

 

例えば、「チョコレートの食べすぎでニキビができた」とか、「寝不足でクマができた」とか、ふだん、鏡で顔を見た時や、ふとした瞬間にガラスに映る自分の顔を見て、なんとなく最近の生活を反省してしまうことってありますよね。顔には内臓の状態がちゃんとあらわれるのです。

「ニキビの場所があごにあるということは、子宮・婦人科系にトラブルがあるのかも」などと判断できるようになるのが望診法です。

例えばニキビの場合、額にできたものは腸のトラブル、頬にできたものなら肺のトラブルをあらわしていて、さらに、それが赤いニキビなら甘いものの食べすぎ、白いニキビなら油や大豆のとりすぎが原因と見ます。このようにニキビ一つとっても、できた場所と状態によって原因となる臓器や対処法は全く違ってくるのです。

 


 

■望診法で最も大切なこと■

こまかな診断法については、また別な機会に記事にするとして、望診法において最も大切なのは、容貌の「先天性」「後天性」についてです。

先天性とは、「生まれながらにして」という意味ですが、容貌というものは、先天性の要素がとても強く、ことに胎児でいた時、母親がどんな食事をしたかに大きく左右されます。ただし、容貌は先天性の要素のみで決まるわけではありません。生まれた後の後天的な食事の内容によっても変わるのです。

では、母親の食生活がなぜ、どれくらい胎児に影響を及ぼすのかということですが、これは胎児の発生から成長過程を考えれば明らかです。

 

■母親の食生活が大切な理由■

胎児は母体の中で体重がなんと約30億倍にも増えます。つまり、卵子が受精してから猛烈なスピードで細胞分裂が繰り返されるわけです。

一方、3000グラム前後の新生児として生まれた後、体重はせいぜい多くて100キログラム位までしか増えません。その倍率は30~40倍程度ということになります。これに比べて、胎児の時の30億倍という倍率がどれどれほど大きいかきっとお分かり頂けるでしょう。

この細胞分裂=胎児の成長を促す最大要素は、母体から供給されるさまざまな栄養素なのです。それらは、母親自身が日々、体内に取り入れた食物が中心となります。つまり、母親が食べたものによって胎児の体質が決定される、母親の食事が子供の一生を決めるといっても過言ではない理由がここにあります。

現在、お腹に赤ちゃんを宿していらっしゃる女性、またこれからお母さんになろうという女性は、このことを思い出して日々の食生活を大切にして頂きたいと切に願います。

そんなお母さんたちから生まれた元気な子供たち。健康的で幸福感に溢れた容貌を持つ子供たちでこの世界がいっぱいになったら素晴らしいな、そう思っています。

 

 

 

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