マクロビオティック

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牛のカルシウムは何からできる?

一般的に「骨を丈夫にするにはカルシウムを摂れ!」といわれますが、はたして本当にそうでしょうか?残念ながら市販されているカルシウム剤を飲んでも、人間の腸は十分吸収できません。牛の骨や牡蠣の貝殻などを細かく砕いているだけなのです。すでに固まってしまった骨や貝殻のカルシウムをさらに細かく砕いたところで、それは年取ってお古になったカルシウムゆえ、吸収が困難なのです。 牛は何を食べている? では、あの体格が大きくて骨太に見える牛は何を食べて大きくなったのでしょう?また、あのように硬い殻をもった貝は何を食べて硬い貝殻をこさえたのでしょう? 牛は草や穀物の皮を食べています。草の中にはこれから骨に変わるカルシウムの赤ちゃんが含まれています。そのような草や穀物の皮といった植物性の成分が、やがて腸の中で元素転換を起こしてカルシウムへと変化していくのです。それが牛乳となり、牛肉となるわけなのです。カルシウム剤を飲んでいる牛なんてあまり聞きません。乳を出すために牛乳を飲んでいる牛の噂も聞きません。からだを大きくしようとして牛肉を食べているという牛の噂も聞きません。代わりに、同じ哺乳動物である羊の死体を食べさせて狂牛病という恐ろしい病気が発生した事実は、以前ニュースで世界的に報道されました。
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食の革命⑤〜放射能と生物と無限の世界

元素の中の素粒子は、後から後から新しいのが発見されてくるため、いったい元素の中はどうなっているのか皆目見当がつかないといわれています。 放射能とは何か? 元素の中に無数に存在する素粒子が、単独で動いている場合、これを「放射能」と呼びます。 これはまだバラバラな状態で、しっかりとした元素になっていないのです。これは光がない、闇の状態といえます。 通常、私たちの目に感じることのできる光は、空気の輻射によって見えるものであり、空気のない真空の状態は真っ暗闇です。
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食の革命④〜大きなものと小さなもの

星空を眺め、天体を観測するツールに望遠鏡がありますが、これを使って遠くにある星をちゃんと観測しようと思ったら、少しずつ口径の大きい望遠鏡を使う必要があります。そのような過程で見つかった「ある法則」があります。それはアメリカの物理学者でエドウィン・ハッブルという人が見つけた法則で、「遠くの天体は、そこまでの距離に比例した速度で遠ざかっている」というものでした。
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食の革命③〜物質の究極のふるさと

元素のルーツについて考えると、それは、放射能に由来します。今から100年くらい前だと、物質の最小単位、すなわち物質を細かくしていって最後に残る最も小さな粒子は「分子」といわれていました。そして、その分子はもっと細かい元素でできていると、科学...
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食の革命②〜自然はどのようにしてできたか?

そもそも地球上の生物はどのようにして生まれてきたのでしょう?その発生史について調べてみると、地球誕生の歴史の中でも、後半、つい最近登場してきたのが真っ赤な血液を有した哺乳動物であり、その中でも最も新しく登場したのが私たち人間ということになり...
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食の革命①神話を紐解く

今、人類は時代の大転換期を迎えています。環境破壊、戦争と核の脅威、混乱する経済、そして人心の荒廃…。それはそれはもう、問題が山積みです。それらの問題の原因が何か?と考えた時、すべては私たち人類が創り出した「文明」に起因します。そして文明とは、人類が思考し活動してきたことの集積にほかなりません。では、私たちの日々繰り返されるその思考と活動はどこからやって来るのか?あなたは考えてみたことはありますか? 実は、その答えこそ「食べ物」なのです。私たちが日々食事を通じてからだに取り込まれる「食べ物」は消化・吸収というプロセスを経て、私たちの血になり、肉になり、からだそのものを造る材料になるのはもとより、思想や感性、価値観や考え方を決定する材料にもなるのです。
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思い立ったら玄米を食べよう

すでに玄米が健康に良い穀物として日本でも市民権を得たように感じています。白い食品を食べ続けると栄養不足になるという考えも少しづつ浸透してきました。昔から玄米を主食として育てられてきた私にとって、それはとても嬉しいことです。今でも1日2食を心...
マクロビオティック

宇宙法則を暮らしに活かす

今日から2021年。新しい年の幕開けです。昨年は新型コロナのパンデミックに終始した一年でした。未だ収束せぬまま世界中で罹患者は増え続ける一方。果たして人類はこの先どこに向かおうとしているのでしょうか?各国政府の多くは新しく開発されたワクチン...
マクロビオティック

マクロビオティックスにおける食べる時の5つの心得

この世に存在するどんな宗教も思想活動も、それを行うのが人間である以上、日々の暮らしの中で人が食べ物を食し、それを排泄して生命を維持するという原則は変わりません。マクロビオティックスでは、物質的、精神的環境を含むあらゆる環境の本質に「食物」が...
マクロビオティック

心とカラダを創る食べ物

前回、私たちの食べ物には2つの種類があるとお伝えしました。それは「物質的食物」と「精神的食物」。物質的植物には、穀物、野菜、肉、魚介類、乳製品、それに水や空気などが含まれます。そして、精神的食物には、宇宙から届く宇宙線や光線、放射能などの振...
カラダの哲学

 人間は宇宙を食べて生きている

人間というものを考えた時、宇宙の存在は切り離すことができません。私自身、マクロビオティックスの考え方に出会ってから、自分と周囲の環境、そして宇宙との関わりを考えながら、日々いただく食べ物を選び、思考し、行動するようになりました。今は亡き師、...
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風邪のひき始めには、大根湯

  私の暮らす札幌にもみぞれが降り、明日には立冬を迎えます。凛と張り詰めた冷たい空気。この時期、風邪をひかれる人も多いのではないでしょうか。私の周りにも、咳をしている人、喉の調子の悪い人、熱が出たという人がそろそろ現れ始めています。「なんだ...
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ある著名な作家が笑って発見した意外な事実!

この世のモノゴトというものは、実は意外なところでつながっています。全ての出来事は、はじめに「原因」があり、それが「縁」によって結ばれ、「結果」を生み出します。仏教では、こうした存在のあり方やしくみを理解するもとになるものを「縁起(えんぎ)」...
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はるばる本州から来られた二人の才女〜藤本裕子編

かつて、化粧品メーカー、アルソアさんが展開していたマクロビオティック教育の学び舎「クシ・インスティテュート・オブ・ジャパン」略して「KIJ」で数年間にわたり、講師をさせていただいたことがありました。人さまに何かを教えさせていただくなど、それ...
お知らせ

今月5月26日、東京で開催します「無」のワーク!

お久しぶりでございます。noahnoahでございます。しばらく身辺が慌ただしく更新ができずにおりました。春はやってきたし、ゴールデンウィークも終わったし、またボチボチ再開いたしますのでどうぞよろしくおつき合いくださいませ。(adsbygoo...
お知らせ

3月10日、オーガニックカレッジの講座でnoahnoahがお話します!

少しずつ春めいてまいりました。皆さま、いかがお過ごしでしょう?さて、ちょっとお知らせがあります。来たる3月10日土曜日、北海道クリスチャンセンター(札幌市北区北7西6)で行われますイベントで、私noahnoahが講座を担当させていただくこと...
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鼻づまり、副鼻腔炎にはこれが効きます!塩番茶の鼻うがい

寒くなってきましたね。暦の上ではもう冬。この時期になると必ず鼻や喉のトラブルを訴える人が増えてきます。あなたは経験したことがありますか?副鼻腔炎。嫌な鼻づまりや辛い痛みも、実は副鼻腔炎が原因だったなんてことがあります。鼻の奥にある副鼻腔と呼...
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東京・性愛・ボディワーク、そして安藤忠雄の頭大仏。

先日行われた東京クシ・マクロビオティックスクール主催のボディワーク講座。二泊三日の短い滞在ながら私にとっては大変に内容の濃い東京滞在でありました。北の果て北海道から度々仕事で上京する私は、毎回この大都市東京から多くの「喜び」と「気づき」をも...
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東京・クシマクロビオティックスクール「大人のための夜のボディワーク」が終わりました!

東京代々木上原・クシマクロビオティックスクール主催のボディワーククラスが終わりました。クラスにご参加くださった受講生の皆さん、本当にありがとうございました!スクールの主宰者であるパトリシオ&ミオ夫妻。今回はちょうどパトリシオがインステュテュ...
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セミナー終了!参加者の皆さんに大感謝!天野朋子さんも、波多野毅さんも、素晴らしかった!

先日、2日間にわたる健康セミナー『21世紀を生きぬく知恵の宝箱』が無事終了いたしました。ご参加くださった皆さん、誠にありがとうございました!鎌倉「Wholefoodsstudio」主宰の天野朋子さんと、熊本「TAO塾」主宰の波多野毅さんのお...