心とカラダを創る食べ物

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前回、私たちの食べ物には2つの種類があるとお伝えしました。それは「物質的食物」「精神的食物」。物質的植物には、穀物、野菜、肉、魚介類、乳製品、それに水や空気などが含まれます。そして、精神的食物には、宇宙から届く宇宙線や光線、放射能などの振動=波が含まれます。

マクロビオティックスの師・久司道夫先生は、生前、「これら2つの食物の性質をよく理解してうまく管理できるようになると、人間は無限についての記憶を広げることができるようになる。それは、人類の夢を無限に発展させていくことに繋がるんだよ」と教えてくださいました。

今回は、そんな2つの食物がどのように私たちの心とカラダに影響をもたらすのか?それについてお話したいと思います。




■2つの食物の拮抗する関係性。■

 物質的食物と精神的食物、これら2つは質と量の二つの面において互いに対立したり、補い合ったりします。

どういうことかというと、例をあげるなら、物質的食物を多く摂ると精神的食物は少なくなる。精神的食物を多く摂ると物質的食物は少なくなる。

これは2つの食物が互いに拮抗して働くことを意味します。わかりやすく言えば、物質的食物を食べ過ぎれば、私たちの心身には精神的食物が入ってくる余裕がなくなってしまうということです。物質的食物も精神的食物も、それぞれ固有の振動を持っているのですが、物質的食物のそれは精神的食物と比べると粗い波動と言え、精神的食物の波動はきめ細かいと言えます。

粗い物質的食物の中でも、獣肉などは波動がさらに粗くて重く、穀物や野菜などの波動はそれに比して軽い。また、固体ではなく、水や空気などの液体や気体はさらに波動が軽いと考えます。

昔から、宗教者や精神的活動をする者の間では修行の妨げになるとして、過食を戒めたり、肉食を禁じたりする習慣が世界中の様々な場所に存在しました。それらは皆、この原則に沿ったものなのです。

■食べ物によって電波の取り込み方が変わる?

そのほかの原則として、動物性の食品を多く食べると、精神的食物のうちの短波の吸収率が減り、長波の吸収率が多くなる、というものがあります。

電波には様々な種類がありますが、その中でも「短波」は、直進性に優れ、物体の貫通力がありますが反射力が落ち、反対に「長波」は、物体の貫通力は劣りますが反射力に優れた性質を持ちます。マクロビオティックスでは、動物性食品の過食は、直接環境に対する知覚や感受性を制限し、低下させ、無限の時間や空間に対する認識力を鈍らせると教えます。それらの作用が、この短波と長波の取り込みの差によると説くのです。

実際にその事実を科学的に検証することは叶いませんが、感覚的には理解できます。世界的にみても、肉食中心の食文化を基盤に持つ地域に戦争や紛争が絶えなかったり、精神的活動を主とするマスターに菜食主義者が多い傾向はあります。これらに精神的食物の摂取が関係しているとしたなら非常に興味深いことです。

■植物性食品が宇宙意識を広げる?

では、逆に植物性食品を多く食べた場合、人間の心身はどのように変化するのでしょう?マクロビオティックスではこう教えます。

動物性食品を過食した時とは逆に、植物性食品を食べると、短波の吸収率が増え、長波の吸収率が少なくなる。結果、心理的、精神的視野が広がり、相対界の些細なことへの関心が薄れ、達観した気分を保つことができる。

これもまた科学的に検証することは叶いませんが、私は体験上、理解できます。若い頃、インドにおいてある一定期間、純粋にベジタリアンの生活を試みたことがあるのですが、その時は予知夢を見たり、感覚的に鋭くなり、宇宙や神的世界に対する興味がぐんと増しました。

インドにおけるベジタリアンの割合は30%程度であるといわれます。人口が13億人としても約4億人はベジタリアンということになります。これらの人々は、長く、宗教的かつ文化的な理由から植物性食品を摂取してきたわけですが、インドという国が伝統的に宗教的・哲学的素養の多い文化背景を持つ国であることを考えると、先に挙げた植物的食品の心身への影響というのも納得できます。



■毎日の食物に正しい秩序を!

私たちは普段の暮らしの中で、物質的食品も精神的食品、その両方を食べているわけですが、精神的食品は宇宙線や太陽光線であり、常に受動的に浴び続けているため、その量や質をコントロールすることはできません。しかし、物質的食品については意識的に加減したり、制御したりすることができます。

ということは、私たちが毎日何を食べるか?その選択によって私たちの心身の状態の質が変わってくるということなのです。もしも、日常生活において、肉体、精神、心理活動の調和を図ろうと思うなら、まず毎日の食べ物に正しい秩序を保つ必要があります。

動物性食品を食べ過ぎれば、人の精神活動は外の世界に対して利己的・攻撃的・排他的になり、反対に植物性食品、特に大量の果物や熱帯性の野菜などを食べ過ぎれば、外からの刺激に対して受動的・消極的・防御的になります。逆に動物性食品を大量に食べ過ぎて精神が不安になったり、サラダ、果物、スパイス、アルコール、コーヒーなど大量に摂り過ぎて排他性が増すこともあります。

しかし、一般的に肉や塩に代表される陽性の食べ物は、活発で攻撃的な陽性の性質を創り出し、果物や砂糖に代表される陰性の食べ物は防御的で自己中心的な陰性の性質を創り出し、前者は考え方が唯物的、後者は観念的にする傾向があると考えます。

そうならないためにも、私たちは日々口にするものを吟味し、極端な陽性食や陰性色を避け、中庸のバランスを保つよう心がけることが大切だとマクロビオティックスでは教えます。

では、どのように何を食べたら中庸を保つことができるのか?それについてはまた次回のブログで。

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