足について

暮らし

動物歩行術〜からだに良い歩き方と悪い歩き方

歩き方を見ればその人が見える! 私のマクロビオティックの師匠である久司道夫先生(故人)は、若い頃、世界平和を実現するためにはまず人間を正すことが大切と考え、多種多様な人間のクセを見比べるために、ニューヨーク・マンハッタンの街角に立ち、行き交う人々の歩き方やしぐさ、そして一人ひとりの体質や健康状態をじっと観察するという研究を続けられました。 その話を聞いた若い頃の私も、「これは真似せねば!」と街に繰り出し、札幌パルコに当時あった「サラトガ」というカフェの窓側の席を陣取り、交差点を行き交う人々を、コーヒー1杯で長時間眺め続けたものです。そこでわかったのは、一見同じに見える人間も、人それぞれにクセを持っているということでした。 特に気になったのは「歩き方」。古い言葉に「行くに身動かざれば財を積みて万あり」という言葉があります。つまり、「丹田(たんでん)」に力を込めて腰骨をいつも伸ばして歩く習慣をつけると、下半身は安定して身は重く、足は軽くなって、人相も良くなり、財運がついてきますよ、ということです。
足について

足の力と環境変化と外反母趾

 最近クライアントさんを診させて頂いて気になることの一つに、「足の土踏まずが形成されていない人が多いこと」があげられます。足の親指につながる骨のところがしっかりとアーチを形成していないということなんです。これは結果的に言えば、足の内側のチカ...
望診法

胃の不調は足の2番目の指に出る!

そろそろ暖かくなってきて、街行く若者たちの中にもサンダル履きの人が増えてきました。足の爪もネイルアートで美しくお化粧した女の子や、セレクトショップで扱っていたイタリア製高級サンダル履いて足元のおしゃれを欠かさない男の子などなど、地下鉄に乗っ...
お知らせ

謎の痛みはモートン病?

あなたは、これといって考えられる理由もないのに足の裏に痛みを感じたり、しびれを感じたりしたことがありませんか?もし、あなたが30〜40歳くらいの女性で、普段、ハイヒールを履く機会が多く、つま先立ちをして痛みがあるようなら、それはひょっとして...
お知らせ

秘伝!足半(あしなか)布ぞうり教室

日本は高齢化の時代に突入しました。この頃、私が気になっていることは、老化が原因で足の力が弱くなり、歩いていて転倒し、骨折してしまう高齢者が多いこと。歳をとってからの骨折というのは、なかなか厄介で、治りが悪い上、その後の体力そのものを低下させ...
呼吸法

踵(かかと)で呼吸する

不安な時、落ち着かない時、忙しくて時間に追われている時・・・「何かが自分の中でしっくりこない」、そんな気持ちになったりしませんか?それもそのはず。きっとそんな時は、しっかり呼吸できていないのです。しっくりこないのは、具体的に言えば、「地に足...
自分でできる調整法

倒して整える

さて、前々回の「ROM運動」により仙腸関節の固さをゆるめ、前回の「座骨神経ストレッチ」により座骨神経の縮みを伸ばし、最終的にどうするかと言えば、今回の「倒して整える」=上体たおしにより歪みの矯正をして、まずはベースの運動による調整が完成しま...
自分でできる調整法

足の神経伝達を良くするには

前回は、背骨コンディショニングにおける仙骨の調整法をお伝えしました。実際、あの運動だけでも仙腸関節の固さがゆるみ、背骨の位置が整いやすくなるのですが、それに加えて必要なのが足の神経伝達を良くすることなのです。神経は骨が歪んだ分だけ引っぱられ...
自分でできる調整法

足のすね、痛くないですか?

腰痛、座骨神経痛、股関節痛、膝痛、首の張りに肩こり・・・不快な症状って色々ありますよね。これらの多くが、「仙骨の歪み」が原因で起こってるとしたならどうでしょう?痛みのあるところそのものに原因があるのではなく、神経の出どころである骨がずれてい...
暮らし

子供の足を見て下さい!②

■拇指内向を改善する方法■前回は、今、子供たちの中で扁平足の子、拇指内向の子が急増していること、そして考えられる原因についてお伝えしました。では、原因がわかったとして、どのようにすれば、扁平足や拇指内向が改善できるのでしょうか?今回はその改...
暮らし

子供の足を見て下さい!①

お子さんのいらっしゃる方は、日頃、体調を観察されることが多いと思います。顔色を見たり、食欲があるかないか気をつけてみたり、情緒的に安定しているか、などなど・・・けれど、「足元をじっくり見てみる」、なんてことは案外少ないのではないでしょうか。...