マクロビオティックって何ですか?

ブログコンセプト

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私が長い間、関わってきた食事法に「マクロビオティック」があります。

 

祖父が若い頃、重篤な心臓の病をマクロビオティックの食事で克服し、

健康を取り戻したことから、実家では祖父母が中心となって

病める人たちに無償で食事指導をするという活動を始めました。

 

私が幼い頃、実家にはいつも病を抱える人たちがやって来て、

ともに食卓を囲む一風変わった家でした。

 

結果、祖父は医師から死の宣告を受けた倍の年数(86歳で他界)を

大病することなく現役の治療家として元気に生き、祖母も大往生しました。

 

そんなわけで、もうかれこれ50年近く、

日本におけるマクロビオティック(以下マクロと略)の活動と

それに関わる人々を見て来ました。

 

マクロの食事で大きく健康を回復された方、

逆に方法を間違え体調を崩された方、

精神的な気づきを得てその後の人生が大きく変わった方、

マクロに批判的になり、離れていかれた方・・・

 

実にたくさんの人々をこの目で見て来ました。

 

日本でマスメディアに取り上げられ、

ブームとなったのはここ20年位のことですが、

現在、さまざまな解釈でさまざまな立場から論じる方がいます。

 

中には、かなり誤った理解で

マクロの考え方や組織を批判される方もあり、

 

特に、マクロに関わったことのない医家が

他者の書いた文献の知識だけを参考に批判し、

SNSでこれ見よがしに拡散している様子など目にすると

時々、残念に思うことがあります。

 

マクロは、正しい理解でバランスよく生活に取り込めば、

実に多くの恩恵をもたらしてくれるものです。

実際、私は今までたくさんの気づきや学びを頂きました。

 

そんなわけで、当ブログを通じて

マクロについても書いてみたいと思います。

エッセンスが少しでも伝わって、

興味を持って下さる方が増えるといいなと思います。

 

現在、私が並行して執筆している姉妹ブログでも

マクロについてはずいぶん書いているので、

当ブログでは趣向を変えて質問形式で、

出された質問に私が答えるというスタイルでお送りしたいと思います。

 


 

 

■マクロビオティックって何ですか?菜食と違うんですか?■

マクロは、身土不二(しんどふじ)という考え方をもとにして、季節の野菜、穀物を中心に、食物の陰陽のバランスをとることにウェイトをおき、食物をよく噛んで、小食に努力するという食事法です。身土不二は環境を重視する考え方なので、自分の暮らす環境が寒冷地であって野菜や穀物がとれない地域であれば、肉や魚を主食とする場合もあり、かならずしもマクロが菜食主義を意味するわけではありません。

 

■マクロビオティックじゃお腹が空きませんか?■

昔から、腹八分目というのが健康のひけつです。たくさん食べれば、それはお腹がいっぱいになりますが、できれば25歳位で卒業したいものです。成長期の子供はカラダをつくるためにたくさん食べる必要があるでしょう。しかし、25歳を過ぎればだいたいの人はカラダの成長期を終えています。むしろ、それ以降はできるだけ食物を少なくし、精神的な成長を助ける食事をしようというのがマクロの基本的な考え方です。

人間の精神的な成長には限界がありません。

 

■なんだか難しそうなのですが?■

陰陽のバランスをとる、なんていうと、皆さん難しいと思われるかも知れませんが、マクロの本など読んでできるところから少しずつ実践してみると、案外とやさしいものですよ。難しいのは、今まで自分が習ってきた「カロリー」や「ビタミン」など西洋の栄養学の知識をいったん頭の中からからっぽにし、新しいマクロの考え方を受け入れるところにあると思います。パソコンのソフトのバージョンアップと同じで、「進化」は絶えまない「更新」にあるのです。

 

■マクロビオティックの食生活に変えると何が起こりますか?■

「奇跡が起こります」(笑)。こう言うとカルト宗教のようだと思われてしまいますが、私自身にとっては真実です。子供の頃は厳格な玄米正食の家だったので、ずいぶん反抗もしましたし、玄米ごはんはいやだと言って駄々をこねたものです。

ところが、あることをきっかけに意識してマクロ食をとるようになってから、ずいぶんと不思議な出会いが連続して起こりました。それは今でも続いていて、この世界の真実を理解する助けになっています。モノの見方が変わって、「起こることすべては意味があり、必然として起こっているのだから、悪いとかほかから思われるようなことでも結果的には良くなるためのプロセス」と捉えられるようになりました。

マクロビオティックは、単なる食事法ではなく、ひとつの「生きる姿勢」のことだと思います。

私は、マクロを「大いなる(マクロ)生命(ビオ)をいきいきと活かす生き方(ティック)」と捉えているし、今でも人様にはそうお伝えしています。

 

 

 

・・・こんな感じで時々、テーマにしていきます。

お時間のある方はこちらもどうぞ。

 

★私のマクロビ物語 http://www.chienoki.info/#!story/c8s9

 

 

 

 

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