神秘の水


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■水の惑星と私たち■

私たちのカラダのほとんどは水でできています。

性別や年齢によって差はありますが、胎児ならば、全体中の約90%、幼児なら約70%、成人は約65%、老人は55%とやはりその大部分は水によって構成されているのです。

成長する過程で、生きるために必要な脂肪を徐々に身にまとい、老人期を迎えると、さらに細胞内の水分が低下してその分、水の割合が減っていくわけですが、それらをならして平均すると、人間は65〜70%は水でできているといえるのです。

これは、この地球における陸地と海洋の割合と一致します。

地球表面の陸地の面積は14889万平方km、海洋の面積は36106万平方kmで、陸地29.2%、海洋70.8%ということです。

■7:3は調和の比率■

世の中には、この7:3の比率というのが多く見られます。

例えば、働き蜂の生態について言えば、実際に働いている働き蜂の割合というのが3割程度で、残りの7割は遊びまわっているとか。自然界の中にある種の意図を持ってデザインされた調和的比率というものがあるのかもしれません。

人間の体は60兆個を超える細胞から成り立っていて、体重の約7割を占める水分の約2/3は、この細胞の中に存在しています。残り1/3は、細胞と細胞の間に存在する細胞間液と血液にあり、それぞれ生命を維持するために働いています。


■いのちの水■

人間は、水と睡眠さえしっかりとっていれば、食べものがなかったとしても3週間は生きていられると言われています。

しかし、水を一滴も取らなければ、わずか4~5日で命を落としてしまいます。体内の水が不足することを「脱水症状」と言いますが、脱水症状をおこすと、体温を調節する汗が出なくなり体温が上がってしまいます。また、汗や尿が出なくなるため体内に老廃物が溜まり、血液の流れが悪くなり、全身の機能が障害を起こして、死に至ってしまうのです。

体重の約2%の水分が失われただけでも、口やのどの渇きだけでなく、食欲がなくなるなどの不快感に襲われ、約6%が不足すると、頭痛、眠気、よろめき、脱力感に襲われ、情緒が不安定になってきます。さらに10%不足すると、筋肉の痙攣が起こり、循環不全、腎不全になってしまい、それ以上になると、意識が失われ、20%が失われれば死に至にいたってしまうのです。

■水と生物進化■

胎児は母親の子宮の中で、「羊水」という水に守られて成長します。水の中にいるのと同じ状況なので、肺で呼吸せずに、酸素と栄養は、子宮内に一時的にできる「胎盤」という器官を通じて、母親から供給されているのです。また、胎児は常に羊水を飲み、排尿していることから、羊水からもミネラル成分を吸収していると考えられています。

母親の胎内で成長をする胎児の様子を見ると、まず受精してすぐの状態のときは、魚と同じような姿をしています。その後、イモリのような形になり、ヒトの姿へと変わっていきます。羊水の中にいる短い期間に、魚→両生類→爬虫類という生物の歴史が再現されているように見えます。

羊水という水の中で、生物の歴史をなぞりながら「ヒト」として生まれてくる私たち。水には、生命の神秘と不思議が感じられます。

この水という存在と私たちの健康も切っては切れない関係があります。これから、シリーズで何回かに分けてこの水についてお伝えしたいと思います。

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