朝起きるとツラい腰痛を解決するには?

自分でできる調整法

 

治療院に来られるクライアントさんからご相談を受ける症状のうち、最も多い症状は何だろう?と考えると、やはり第一位は「腰痛」になります。

でも、腰痛を持っていたとしても、そんなに悲観することはありません!自分のカラダと向き合うきっけになるし、動き方のクセが良くわかるようにもなる。

なぜ腰痛が起きるのかと言えば、主な原因は腰椎や骨盤の捻れにともない神経に触れるから。けれど誰もが日中は仕事や運動で盛んにカラダを動かし骨盤を捻っているはず!なのになぜ痛むのか?それは動作が問題じゃなくて、背骨や骨盤の動きが悪くて捻れがそのままになっているから。

健康なカラダというのは、無理に捻れを整えようと思わなくても、背骨や骨盤の動きをスムーズにしてあげるだけで自然と歪みが整ってしまう場合が多々あるのです。そんな腰痛の話。




 

 

■腰痛の対処の基本は、まず頭と目の疲れを休めること

背骨や骨盤の捻れを整え、動きを回復させようと思ったなら、まずは休ませること。え?ただそれだけ?と拍子抜けしてしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんよね。でも休ませることはとても大切なのです。

動きが悪くなった原因は、必ずしも腰だけにあるわけではありません!頭や目などカラダの上部が疲れているから腰痛が起こることだってあるのです。だからまずはそこの疲れをとってあげる、これ基本です。

そして腰痛と一言で言っても、痛みの起こる場所だとか、痛みの質は様々です。例えば、女性に多いのが腰椎よりも骨盤自体が痛む場合。これは右側だったり、左側だったり、骨盤の真ん中にある仙骨や、仙骨と腸骨の間にある仙腸関節の動きに問題があったりします。痛みが骨盤の真ん中辺りにあるのならば、目や頭に疲れがあるのがが問題と考えられる。

 

■朝起きると痛む腰痛の原因とは?

また、腰痛で多いのが、朝起きる時に必ず腰が痛くなるという方。このタイプの腰痛も骨盤の真ん中が痛むというケースが圧倒的です。この原因は、骨盤の中にある筋肉です。

骨盤を支えている筋肉の中でも骨盤底筋群、コアマッスルや体幹筋と呼ばれる筋肉群は骨盤だけでなく骨盤内の臓器も支えてくれているのですが、ここの筋力が弱いと骨盤の中に入っている臓器がすべて骨盤の上に載っかり、それが骨盤自体の負担となるのです。

特に寝ている間は仰向けでいることが多いから、骨盤にはさらに負荷がかかって朝起きようとした時には動きが悪くなって痛みを感じやすくなるのです。産後の女性もこの骨盤底筋が緩んで骨盤が開きっぱなしになったまま戻らず、このタイプの腰痛を起こしやすくなります。

 

■自分でできる骨盤強化体操

そのタイプの腰痛をどのように解決できるか?ということになりますが、解決方法はズバリ、骨盤底筋群を鍛えて骨盤や内臓をしっかり支えられるようにしてあげれば良いのです。

それにはまずエクササイズから。題して「骨盤底筋群強化体操」

  1. 足は肩幅に開き、足先は自然なハの字にして立つ。
  2. お尻が後ろに行ったり、恥骨が前に突き出たりしないように背中とお尻をまっすぐにした状態をキープしながら膝を曲げて15cm位、腰を沈める。
  3. 脚の力は使わず骨盤底筋群の力だけでキューっと上に引き上げる力でもとの位置に戻す。

これを楽にできるようになったなら15cmから、20cm、25cmと徐々に深く腰を沈めるようにします。これを20回を1セットとして、朝晩1セットずつ行い、2週間位続けてみます。

 

 

■ついでに内股もほぐそう

さらに、パートナーがいる方は、脚の内股を良くほぐしてあげると良いです。方法は次の通り。

  1. 痛む側を下にして横になる。下の脚はまっすぐ伸ばし、上の脚は膝を曲げる。
  2. 下の脚の内股の部分(太腿から膝上まで)をパートナーにゆっくり足で踏んでもらう。手の平を使って体重をかけても良い。
  3. 終わったら一度うつ伏せになってから起きること。その方が腰に負担がかからない。

このように普段から内股を刺激して柔らかくしておくことが腰痛のケアであるとともに予防にもなります。こうして自分のカラダと向き合えば、腰痛以外の疾病の早期発見や、その時々の心身のコンディションが手に取るようにわかってきます。その時、あなたはきっとこう呟くのです。

「腰痛さん、ありがとう。私は自分のカラダを大切にします」

 

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