「頭が冴えすぎて眠れないんですけど、何かいい方法ありませんか？」
時々、こんなご質問をクライアントさんからいただくことがります。確かに脳が興奮しすぎると、寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めたりしますよね。この原因は、睡眠が自律神経の影響を受けるためです。特に難しいことや嫌なことを考え始めると、脳は興奮してますます眠れなくなってしまうのです。
これは脳が興奮して覚醒してしまうことで、自律神経が自動的に活動モードの「交感神経」へと切り替わってしまうからなんです。
あれやこれやと考えごとをすることにより、脳はより覚醒してしまうのです。いわば、脳の覚醒が不眠症を引き起こすわけです。特にストレスをともなう考えごとは、著しく脳を覚醒させます。悩みごと、不安、それに後悔なんかもよくありません。
「備えあれば憂なし」なんて言いますが、「もし、こうなったらどうしよう」とか、「もし、あの人にこう思われてたらどうしよう」とか、人はとかく心配するけれど、まだ起こってないことに対する準備は、いくらやってもキリがありません。
そういう起こるか起こらないかわからないような未来のことを考えすぎちゃうと、今自分が感じていることに意識が向かなくなってしまいます。
自分が本当に気持ちいいのか？ 気持ち悪いのか？ 好きなのか？ 嫌いなのか？ やりたいのか？ やりたくないのか？ そうした大切な判断がますますつかなくなるのです。頭を使いすぎる人の中には、そういう人が実に多い。
もし明日のことが心配なら、むしろ明日のことよりも、今ここの状況や自分の気持ちをしっかり見つめてみましょう。その上で、今できることだけを確実にしていくことが大切です。
そうすることにより、一日を全力で生ききって、夜にはぐっすり眠れるはずなのだけれど、それでも眠れないというあなたのためにこの記事を書きたいと思います。
不眠解消のための最終兵器についてお伝えしようと思うのです。それは、どこのご家庭のキッチンにも必ずある「あるモノ」を使うのです。それは一体何か？
最近頭が冴えて眠れないというあなた、必読です！
人間のカラダは全体としてひとつに繋がっています。頭も尾骨まで繋がっています。頭の緊張というものが慢性化した場合、背骨を伝わって尾骨まで緊張して固まってしまうのです。そうなってしまうといつまでたっても緊張がゆるみやしない。
では、どうしたら良いか？
・・・それには、尾骨からゆるめてゆくのです。
では、どうやって？
・・・温めるのです。
どんな風に？
・・・キッチンにある「あるモノ」を使うのです。
この「あるモノ」って何だと思いますか？
・・・それは「塩」なんです！
「塩」というのは、海の成分そのものであり、生物のふるさとも海であります。それはすなわち、私たち人間のカラダにも海が含まれるわけで、人間にも塩が必要なのです。
血液の塩分濃度が海水のそれとほぼ同じであることや、生物をつくる元素と海水が含む元素が極似していること、赤ちゃんがお母さんのお腹の中で過ごす羊水のミネラルバランスが海水と似ているということなどからもそれが言えます。
生物はみな、海から進化したと言われていますが、それは決して過去のことではなく、今この瞬間にも、私たちのカラダには海が存在しているわけです。私たちのカラダが海と同じミネラル成分で構成されているのなら、それらのミネラル成分なしで健康に生きていけるはずはない。そのミネラル成分のシンボルが「塩」、これを不眠症改善に活用するのです。
また、スピリチュアルな観点から言えば、「塩」は浄化のツールとなります。
「浄めの塩」という言葉がありますが、日本人は古くから塩を三角すい状に盛って玄関先や家の中におく「盛り塩」の習慣をもち、それにより厄除け、魔除けとしました。さらには、日本人は清潔であるという以上に、霊的な清らかさを保つ目的で日々の暮らしの中で塩を用いた「お浄め」を実践してきたのです。
これらのことを踏まえた上で次にご紹介する「焼き塩シップ」を試してみてください。
①半カップの粗塩をフライパンで油をひかずに弱火でから煎りする。
②木べらなどを使って15分ほど煎って焼き塩にする。
③出来上がった焼き塩を半紙などにのせて、小さく包む。
④うつ伏せになり、臀部の上に数十枚に重ねた半紙半紙をのせ、尾骨の上に③で作った焼き塩を包んだ紙をのせる。気持ち良いくらいの温度になるように臀部にのせた紙の枚数を調節しながら、焼き塩の温度が冷めるまで約20分くらいそのままでいる。
これ、一度やってみるとわかりますけど、病みつきになっちゃうくらいとても気持ちいいものなんです。なんですけど、刺激というのは何度も繰り返してしまうとそれが当たり前になってしまって効かなくなります。なので、行うとしたなら週1回か2回くらいにしておいて、しばらく間隔をあけるというのが正しい方法です。頭ばかり使って眠れなくなっているタイプの人にはとても良く効きますよ。ぜひおためしください！
私たちが日々感じている時間。この時間というものは、一瞬一瞬の「今」という点が集まったものであります。もし、明るい未来を生きようと思うなら、その一瞬一瞬の今をしっかりと感じて、目の前にあるできることを背伸びぜずにしっかりとこなしていくことが重要です。
それがベースにあるならば、昼間は精一杯生き、夜は死んだようにぐっすり眠ることができます。眠る前に色々考えが起こって頭が冴えてしまうのは、ある意味、昼間使われきってない余剰エネルギーをたくさん抱えている証拠。その余ったエネルギーを何に使うか？
実は、それが私たち一人ひとりに与えられたテーマなんです。
それが自分以外の家族や友達、周囲の人や社会へと向けられた時、エネルギーは循環を始めます。しかし、自分のことだけに向けられた場合、それは恐怖心や不安になって現れます。実は余ったエネルギーの手っ取り早い発散方法が「恐怖心や不安をもつこと」だったりするからです。あなたの周りにもいませんか？ 一つ心配事が解決しても、次また新たなものを作り出し、年中心配したがっている人が。
恐怖心や不安という感情の奥には、実は自己の存在が脅かされるのではないかという過剰な自己愛が存在します。心配することにより、一時的には余剰エネルギーも発散されますが、それはクセになる上、あまり創造的とはいえません。
思い切って、自分のことはおいといて周囲の幸せを考えてみる、みんなが喜ぶことを行ってみる、たまにはそんな思考に切り替えて行動してみることも、一日を精一杯生きるリズムを生み出す助けになりますよ。
あなたが考えごとに悩まされず、ぐっすりと良い眠りが得られることを願っています。
⭐️ わが家では料理用なら「粟国の塩」を使っていますが、もしあなたが焼き塩シップに使う塩をお考えでしたら、ナイカイ塩業の並塩（25kg ）をお勧めします。海水塩でもコスパが抜群！塩浴用としてもバッチリ使えます！
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