私がオススメしたい逆腹式呼吸


世の中にはたくさんの呼吸法があります。中でも多くの人に知られているのが、「腹式呼吸」ではないでしょうか?でも、「何をもって腹式呼吸と呼ぶの?」と問うたなら、それを正確に答えられる人はそう多くないのでは。

腹式呼吸の特徴、それは息を吐いた時にお腹を凹ませ、吸った時にお腹をふくらませる呼吸法です。実は、これに反して「逆腹式呼吸」というのがあるのはご存知ですか?

逆腹式呼吸では、息を吸った時にお腹を凹ませ、吐いた時にお腹をふくらませるのですが、実はこの呼吸法、人が「あること」をする時に、とても役立つ呼吸法なのです!その「あること」とは?


■逆腹式呼吸が運動時に向いている理由

吸った時と吐いた時では、カラダの状態が真逆になる腹式呼吸と逆腹式呼吸。そして、なぜカラダの状態が真逆になるかといえば、その要因は横隔筋の動かし方が反対になるから。

横隔筋の動かし方から考えると二つの呼吸法の有効性は、やはり真反対になるのです。吸う時お腹をふくらます腹式呼吸ならば「静止状態」に向いていて、吸う時お腹を凹ませる逆腹式呼吸ならば「運動する時」に向いている呼吸法なのです。では、なぜ逆腹式呼吸は運動する時に向いているのでしょう?

一つには、人間が運動する時、アクションを起こす時というのは、必ず息を吐くか止めるかしています。決して息を吸いながら行うことはありません。

呼吸する時に使う横隔筋=横隔膜という筋肉がありますが、これは運動する時に力を発揮する腹筋とは拮抗して働いています。「拮抗する」とは、どちらか一方が縮むと他方は緩むという関係性をもっていることを指します。

つまり息を吸う時、横隔筋は縮み、反対に腹筋と背筋は緩むようにできているのです。

運動する時は力が必要です。なのに、息を吸ってしまっては横隔筋が縮む代わりに腹筋と背筋が緩んでしまい十分な力が発揮できないのです。なので、自然と人が運動する瞬間は息を止めるか吐くかして、腹筋や背筋を緊張させるのです。

■逆腹式呼吸により「臍下丹田」に力がこもる

逆腹式呼吸が運動時に向いている二つ目の理由ですが、人間のカラダは不思議なことに意識を向けている部位の筋肉に重心が移動する傾向があります。

なので、肩で呼吸したり、胸呼吸をすると重心が上に移動してしまうのです。しかもこれは浅くしか呼吸ができないため、エネルギーの燃焼に必要な酸素を十分取り込むこともできません。

運動時は、重心が低いほど安定感があります。いちいち動作をする度に呼吸とともに重心が上に移動してしまっては、次の動作への移行もスムーズにできなくなってしまうのです。

しかし、逆腹式呼吸だと息を腹の下へ押し込むような呼吸になるため、ヘソ下にある「臍下(せいか)丹田」と呼ばれる氣のスポットあたりの筋肉が自然と意識されるようになります。

■逆腹式呼吸だと「腹圧」も増す

しかも、「腹圧」という観点から見ても逆腹式呼吸は運動に適しています。例えば、重いものを持ち上げなければならない場面では、上半身と下半身を安定させるために腹腔内の圧力=腹圧を高めて空気の柱をこさえる必要があります。

息を吸った時、吸った息によって腹圧が高まり、そして腹圧が高い状態を維持するために息を止めます。こうすることによカラダにパワーがみなぎり、筋力を補うことができるのです。

これを心がけると、重いものを持ち上げてギックリ腰を起こす、なんてことがまずなくなります。ギックリ腰を起こす人の多くは、持ち上げる際に腹式呼吸になってしまい、動作しようとして息を吐いてカラダをしっかり支えるのに十分な腹圧を得られないために起こります。

■スポーツでよりパフォーマンスを高めるために

また、人が力を入れて動作をする場合は体重を利用する必要があります。その時、無視できないのが内臓の重さ。

普段意識されることがない内臓の重さですが、実は大変大切な役割をもっています。内臓は横隔膜や腹圧によって移動します。モノが動くとそこにエネルギーが生じます。

内臓が動けば動いた分、その重さはエネルギーに変換されてパワーの源となるのです。なので、体重を利用するということは、内臓が下へ移動する時に生じる重みを利用するということを指します。

私たちが力を出そうとする時、腹筋に力が入りやすいのですが、その結果、内臓は落ちるのではなく、逆に腹筋が縮んだことで上に持ち上げられた格好になってしまいます。しかし、これでは内臓の重さを利用することとは反対のことになってしまいます。

ゆえに、逆腹式呼吸のような、吸った息を吐く時にさらに下方へと内臓を引き下げられる呼吸法のほうが運動には適しているのです。

スポーツでパフォーマンスを高めたいとお考えのあなた、今一度、呼吸を見つめ直してみてください。きっと、そこには進化のためのヒントが見つかります!

⭐️呼吸は「生きる」の基本。吸う息と吐く息のバランスをテーマにするだけで、人間のパフォーマンスは飛躍的に上がる!人生の質を高め、心身ともに向上したいあなたのためのシンプルにして最大級のヒントがここにあります!

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