今の季節、辛いもののひとつにかかとのひび割れがあります。冬の乾燥した空気の中ではどうしても皮膚も乾燥してしまいがち。痛みで歩くのも辛くなったり、見た目にもあまり美しくありません。
そんなかかとのひび割れ、一体なぜ起こるのでしょう?
11月から2月までの冬の時期は、肌の水分量や皮脂の分泌量が一年のうち最も減少します。これは踵(かかと)にとっては最悪の状態。油断していると、かかとを取り囲むようにいくつもの割れ目が入り、ひどい時は乾燥した鏡餅のようになってしまいます。
この角質は、やすりや軽石でこすれば剥がれ落ちるから、すぐにツルツルに戻ります。しかし、急激に角質を剥がされ無防備になったかかとは、歩行の衝撃から骨を守ろうと、クッションをつくります。それがあの分厚いかかとの状態。こんなそんなを繰り返していくことで、かかとはどんどん硬くなっていくというわけなのです。
皮膚の正常な新陳代謝の周期は 28日。その周期以上に必要以上に角質を取ってしまうのは逆に皮膚を傷めて、硬くし乾燥しやすくしてしまいます。さらに冬は空気の乾燥や冷たい風の影響で、皮膚が乾燥しやすくなる季節。皮膚表面から皮脂が取り去られ、皮膚がカサカサしてきます。
弾力がなくなり、むき出しになったかかとは体重や歩くときの圧力により、さらにどんどん硬くなります。肥厚した角質では、体内から浸透してくる水分が角質まで充分に届かないため表面が乾燥した状態となり、ひび割れを起こします。
そして、歩行などで圧力がかかると角質が裂け、かかとにひび割れができます。さらに放置しておけば、ひび割れから出血したり、感染を起こしたりすることもあります。
・・・では、こんなひび割れかかとになったらどう対処すれば良いのでしょう?
まずは「保湿剤」で皮膚の表面に脂膜をつくって水分の蒸散を防ぎ、角質層の水分量を増加させて乾燥を改善します。健康な皮膚なら、角質の間にセラミドと言って脂を含んだ水分が含まれています。さらにこの水分を逃がさないように皮脂膜が表面をおおっています。これに似た環境をかかとに用意してあげるのです。
まず、次のものを用意します。
①入浴して皮膚(かかと)に水分を与える。
②風呂から上がったらひび割れ部分に保湿クリームをたっぷりつける。ひび割れがかなり進行している部分は尿素配合のクリームでは刺激が強く傷にしみる場合があります。この場合、セラミドが配合されたクリームのほうが良いです。
④通気性の良い綿か絹のソックスを履き休む。こうすることでひび割れて痛くて歩けない状態からは解放されます。ただ、かかとのひび割れが深く、そこから出血しているような場合や水虫が関係している状態では市販の保湿クリームでは完治しないこともあります。症状が悪化しているようなら、まず皮膚科を受診して、正しいお薬を処方してもらいましょう。
また、冷えが根本にあって血流不足がひび割れに関係している場合もあります。足のみの冷えならば、ひび割れは重症化しにくいのですが骨盤内まで冷えていると重症化しやすいものです。血行が悪くなると皮膚がかさついたり老廃物が溜まりやすくなったりします。
足首を回す運動やマッサージをまめに行うことで血行が促進され、ひび割れが改善される場合もあります。また、裸足で歩かない、下着を重ね着するなどして、カラダ全体を冷やさないことも大切ですよ。かかとのひび割れは本人も辛いけれど、目にする周囲も辛いもの。もし、ざっくり割れたかかとを人様に見られたらその時は「ごめんなさい」と素直に謝って、今回お伝えした方法をまずは試してみて下さい。
もし、この方法以外にも良い改善ほうがあったら、いつでもnoahnoahまでご一報下さい。
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