毎日を快適に暮らし健康になる8つのポイント

暮らし

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予防医学というアイデアがあります。

病気になる前にその兆しを察知し、症状がひどくなる前に対処して健康を維持していこうという考え方です。そう考えれば、毎日の生活全体の中にこそ病気を予防し快適に暮らすためのヒントがあります。

つまりは、日常を快適なものにすることがそのまま健康の源にもなるわけなのです。

一口に日常生活と言っても、その範囲は広いです。それをあえて3つに分けるならば、「人間関係」、「セルフコントロール」、「生活環境」となるでしょうか。

今回は、その中でも「生活環境」について考えてみたいと思います。

 





 

■少しの工夫で快適生活は手に入ります!■

快適な環境と言えば、すぐにお金をかけて良い家に住まなきゃとか、自然環境の良い場所に住まなきゃとか思いがちですが、お金をかけずとも少し頭を使って考えてみれば、工夫次第でより自然に過ごせるような快適環境を手に入れることは可能です。

次にあげる8つのポイントは、わずかな手間で自分のライフスタイルを変えることのできるほんの一例です。自分のカラダに即して本当の快適さというものが何であるのかを見つけ直すヒントになると思います。

「自分の場合はどうであるか?」

そこを比較しながら、ぜひチェックしてみて下さい。

 

■①照明が明るすぎませんか?■

電球型蛍光灯やLEDの普及で、深夜でも安価に室内を明るく照らせるようになった現代。しかし、もともと夜は薄暗いのが自然です。蛍光灯は早い明滅を繰り返して目に負担をかけ、LEDはそこに含まれるブルーライトが目を刺激し、眼精疲労やドライアイを引き起こし、生活リズムに影響を与えることが知られています。

LED照明やLEDモニターなどから発せられるブルーライトを長時間浴びると、メラトニンというホルモンの分泌が抑制され、生活リズムが狂い、不眠などの原因となる可能性が指摘されているのです。

本来、照明は限定して使うべきで、狭い部屋でも部分照明を活用すれば、陰影がついて精神的にも落ち着くものです。もちろん生活のスペースによっても照明は使い分けるべきで、労働の場であるところのキッチンは徹底して明るく、ダイニングや書斎などは柔らかい明るさで包んで手元だけを明るく照らし、くつろぐためのソファー周辺などはもっと暗くするなど、家全体の照明プランを立て直してみることにより、暮らしの快適さは大きく変化します。

 

■②余計な音が多すぎませんか?■

そもそも都会人のストレスというものは、絶え間ない騒音に由来するといっても過言ではありません。自動車やバイクの音、カフェのBGM、宣伝カーのコマーシャル・・・本当の静けさを求めても決して満たされることがない。それが都会暮らしの現状です。

それが嫌なら都会を離れ、田舎暮らしを始めてしまえば良いのですが、なかなかそうもいきません。そんな時こそ、自宅にいる時くらいは意識して「無音状態」をつくるのです。テレビやラジオ、PCも電源をオフにし、静寂に耳を傾けてみるのです。

一方で、騒音の中にあったとしても、それを遮断し、自分の関心事にのみに没頭してみるのです。例えば、本を読むにしても、風呂に入るのしても、ヨガやストレッチするにしても、そのことのみに集中する訓練をするのです。そうすると、あら不思議。だんだんと落ち着いた自分を取り戻すことができるようになります。言ってみれば、これは暮らしの中の「瞑想」です。

 

■③クーラーを効かせすぎてませんか?■

我慢できないくらいに暑い時、クーラーで冷えた場所に入るとホッとするものです。しかし、実際には急激な温度変化がカラダに疲労を招き、本来の体温調節能力を失って冷えが襲って来ます。

自然の暦を大切にするならば、夏はもともと暑くて当たり前。暑い、寒いということに体内時計は波長を合わせているわけですから、人工的に冷やせば、当然この体内時計が狂ってしまい、夏には活発になっているはずの新陳代謝機能が鈍ってしまいます。

冷やしすぎる場所では上に重ねて着れるものを用意して温度を調節してもらうようにすることです。コンクリートで密封構造のビルは確かに冷暖房なしに暮らせぬ仕組みになっていますが、せめて自宅はクーラー廃止としたいものです。

また、緑の植物は炭酸ガスを吸い、酸素を排出します。そして、フィトンチッドという微かな殺菌ガスを出して空気を浄化もしてくれるのです。観葉植物のみならず、ハーブなんかも室内やベランダに置いてみる。それだけでも涼感を演出できるし、植物と日常的に会話していくことで気分が和らぎ、精神衛生の面でも大きなプラスをもたらします。

 

■④香りを活用してみませんか?■

五感の中でも「嗅覚」は中枢神経に最も深く関わっています。無意識のうちに嫌悪したり、苛立ったり、快感を覚えたりもするもので、昔から香りについて多くの人々が研究してきたのにもこうしたワケがあります。

科学的なトイレの芳香剤など長く使っていると、頭が痛くなってしまったり、気分が悪くなったりすることがありますよね。もちろんケミカルな香りは心身にとって良くありません。できるだけ天然の素材が原料の香りを使いたいものです。

日本や中国、インドなどの伝統的な香を焚いてみたり、ヨーロッパのアロマオイルを用いてみても良いでしょう。昔は、キャンドルを用いたアロマポットが主流でしたが、火災のリスクや香りが長持ちしないなどの理由から今は電気を用いた安全なデュフューザータイプのものが出回っています。我が家でも愛用していますが、これは便利です。一度使ったら止められません。

参考までに記事の最後にご紹介してますので、気になる方はチェックしてみて下さい。

 

■⑤トイレをおろそかにしていませんか?■

どうしても日陰者扱いされがちな場所、それはトイレです。かの有名な作家・谷崎潤一郎先生も『陰翳礼讃』でトイレについて書かれていますが、家においても街においても、それらを美しい状態に維持するため欠かすことができない要素が実はトイレやゴミ置場なのですが、人間とは困ったもので、そうした大切な場所を隠したい、人目に触れぬようにしたい、と思って忌み嫌うのです。

それを逆転の発想で、「安らぎの場」に変えてしまうというのはどうでしょう。

総タイルのトイレであるならば、綺麗に磨いて花でも飾り、照明も工夫し、素敵な本棚でも置いてじっくり読書なんかできる場にしてみる。今は少なくなりましたが、もし水洗式じゃなく汲み取り式なら、うんと清潔に磨き込んで、小便器であれば杉の葉でも盛っておく。大便器でもおがくずと柄杓を用意して、用をたした後にかけるようにすれば、便がほど良く発酵し、いやな臭いが発生しません。

考えようによっては、水洗トイレなど大切な有機物を有害物に変えて環境を破壊し、おまけに大量の水を必要とするムダの多い装置とも言えます。可能なことなら汲み取り式か堆肥型のトイレに転換し、香を焚いたりして谷崎先生的陰翳礼讃世界に身をおいて用をたすのもエコ的、日本的、理想的なふるまいと言えるのではないでしょうか。精神的にも深みが増してきそうな気さえします。

 

■⑥着るものをおろそかにしていませんか?■

まず健康を考えるなら、化学繊維を直接肌に触れるのは避けたいところです。乳幼児の原因不明の肌湿疹の多くは、石油製品由来の化学繊維によるものだと言われています。

できれば、下着は綿や麻、絹など天然繊維を選びたいですね。夏の暑い時期などは替え下着をカバンに用意し、昼に汗を含んだ下着を新しいものに取り替えるだけでも午後の快適さがかなり違います。

また、ファッションの流行としてタイトでカラダにフィットするものが流行っていますが、できればルーズでバホッとカラダに身につけられるようなものの方が着ていて楽ですし、心もリラックスできます。

デザイナーの山本耀司さんのつくられるメンズ服は流行に関係なくそうしたルーズなデザインのものが多く、私はもう十数年も彼のデザインした同じパンツを休日に履いています。裾も随分擦り切れているのですが、履いた時の気分は変わらず爽やかで、気持ちが緩やかになるのを感じるのです。リラックスできる服は心にもカラダにも大切です。

 

■⑦手作りを見直してみませんか?■

新しいものを買っては溜め込み、増えては捨ててしまうような消費生活を一度見直してみませんか?キーワードは「手作り」です。何も手作りは、食べ物にばかり限定されるものではありません。生活全般にわたって手作りを追求してみるのです。手作りには「思い」が宿り、何よりものを大切にする精神を育みます。

たとえ小さくてささやかなものでも、自分で作ったものの中で暮らす心地よさや快感というものがあります。

味噌や漬物、梅干しはもとより、服や家具までも手作りにして、究極はセルフビルドの家を建て、森に暮らすなんて最高でしょうね。でも、都会に住んでいたって、意識次第で手作り生活は可能です。少しずつレッスンをするつもりで手作りにチャレンジしてみましょう。

 

■⑧自然を感じていますか?■

キャンプなどを通じて戸外で寝て、自炊をしてみると、屋内で寝ることばかりが絶対ではないということが感じられます。断食をしてみて初めて食べ物の本当のおいしさがわかるように、野原で寝てみて初めて健康で快適に暮らすことの意味や楽しさがわかります。これからの温かな季節はこうしたことを感じ取れる機会にあふれています。

戸外で寝るとはいかないまでも、時間ができたら森を散歩して木や動植物に触れてみるのも良いものです。私たち自身ももともとは自然の一部であったことを気づかせてくれるのです。

 

これら8つのポイントは、いずれも暮らしの中のちょっとした工夫でできるものばかりです。本ブログでは食べ物について書く機会が多いので、今回はあえて食べ物以外で暮らしを快適にしていくヒントをピックアップしてみました。

ゆったりとした快適な生活、自然のリズムに乗った暮らしは私たちを心身ともに最良の状態にセットしてくれます。それが結果、健康の源となるのです。健康とはものすごい努力して手に入れるようなたいそうなものではありません。本来、自然に備わったものであり、ほんの少しの気づきと工夫で手の届くところにあるものであり、それがそのまま病気の予防にもなると私は信じています。

あなたの暮らしが、どうぞ喜びと健やかさにあふれたものとなりますように。

 

 

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