爪にできる星の正体

望診法

爪

 

「爪に星ができると良いことが起こる」

子供の頃にそう言いながら、友達とお互いの爪を見せ合った経験はありませんか?

 

あの白い星の正体って何だと思います?

タンパク質?カルシウム?

いえいえ、あの白い星の正体は、実は「空気」なんです。

正式な名前は「白班(はくはん)」と言います。

 


 

 

本来、爪は爪母(そうぼ)というところで皮膚から変化して生まれてきます。成分的にはケラチンという名のタンパク質で、伸びるにつれて硬くなっていきます。爪母から爪半月あたりまではまだ完全に角質化されていないために柔らかく、この状態でドアに挟んだり、モノにぶつけたりすると、小さな空気のあわ粒が中に入ってしまいます。

そのまま角質化がすすみ、1ヶ月もすると、あの幸運の白い星が現れるというわけです。

衝撃によって空気が入るので、大人よりは、しょっちゅう動いて転んだり、ぶつけたりしている子供たちのほうが白い星は多いです。

この白班は爪が伸びるとともに一緒に上ってきて、占いの世界では白班が現れて消えていくまでの間を「幸運期」とみたりする場合もあります。

 

■あなたは信じる?爪の星占い■

例えば・・・

①親指:愛する人の出現。良い家庭。

②人差し指:思わぬ幸運。願い事成就。

③中指:旅行運吉。移転運吉。

④薬指:名誉と富。良い配偶者に出会う。

⑤小指:不動産。金銭運。開運の前兆。

 

でも、ちょっと尋常じゃないほどに白い星が出ている場合は、異常が考えられます。腎臓病を患っても白い星がたくさん出ることがあるからです。そんな時は、一度、病院で検査してもらって下さい。

 

また、ついでに言えば、爪に「タテ・ヨコの線」が出ることがありませんか?

大体、一般的には30歳を超えたあたりから爪にでこぼこした「タテ線」が出てきます。これは、爪母の基部が老化によって平らでなくなり、波打ってくることにより生じます。波打ったところから、また、波打った爪が生えてしまうのです。

「ヨコ線」はというと、爪の発育が悪くなった時に出てきます。病気や栄養障害、また精神的なショックや湿疹、皮膚炎などでもヨコ線の溝が生じてきます。

爪は普通、1日に0.1ミリ伸びるので、爪の根元からヨコ線までの長さを測れば、それまでの体調を知ることができます。

例えば、爪の根元から6ミリ程のところにヨコ線があれば、6ミリ÷0.1=60日(2ヶ月)で、2ヶ月前に何らかの精神的ショックを受けたとか、過度のストレスを感じた、あるいは、胃潰瘍やその他の病気に罹っていた可能性が読めるというわけです。

 

こうして真に爪を活用できた時、自ずと幸せも健康も訪れる、それこそがまさしく「良いこと」であると、あなたもきっと気がつかれるでしょう。

 

 

 

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