わきがを解決

わきが

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これからの暑い季節。気になるのが汗の匂い。あなたも気になったことありませんか?

しかも、満員電車の中で時折つんとにおってくるわきがの匂いは、まさに逃げ場なしの生き地獄。それが、好きな異性の匂いならちょっと複雑な心境。

なぜにおうのか?また、対処の方法はないものか?

今回はそれをテーマにお伝えしてみたいと思います。

 


 

私たちの皮膚には、汗せんがなんと230万個もあり、汗はここから出てきます。この汗せんには2種類あって、においのある脂肪酸を出す「アポクリン腺」と、水分や塩分を出して体温調節をするための「エクリン腺」で構成されています。

エクリン腺は全身の皮膚にあるのだけれど、アポクリン腺はカラダの特殊な部分、例えば、脇の下とか、外耳道、乳首、外陰部などのセクシャルな場所に分布しています。体臭をつくるのがこのアポクリン腺で、これは私たち人間を含めた動物にとって「異性を惹きつける道具」としての働きを持っています。

人間も思春期になると、このアポクリン腺の働きが活発になってにおうようになります。

アポクリン腺の分泌量というのは、人種によっても異なっていて、白人や黒人だと多く、モンゴロイドは最も少ないと言われています。だから、白人や黒人の社会では、全体として体臭が強めなので、わきがなんて当たり前。気にする必要はないし、香水をたっぷり使う人も多いため、何が体臭で何が香水なのやら分からなくなってしまいます。

私たち日本人は、基本、モンゴロイドが多いために、体臭のない、もしくは少ない人が多く、そのため、アポクリン腺の分泌物の多い人が目立ってしまい、気になるだけなのです。

アポクリン腺の分泌物は、出たばかりの時にはほとんどにおわないのですが、そのままほおっておくと、皮膚に棲みついている常在菌や細菌の働きで酢酸などに分解されて、におうようになってしまうのです。だから、始めはにおわなくても、6時間位時間が経つと例の匂いが出てくるのです。わきがの気になる人は、6時間おきにシャワーかお風呂に入ってアポクリン腺の分布している場所をよく洗い、皮膚を清潔に保つことが望まれます。

普通、わきがと言えば、脇の下から出る体臭のことをさしますが、このほかに「すそわきが」というものがあります。これは、陰部周辺のアポクリン腺から発生するにおいのこと。

アポクリン腺は、濃くて太い毛が生えている場所に発達することが多いので、脇の下だけではなく、陰部からも強い体臭を出すことが多いので、こうした場所をよく洗うことです。

また、わきがは食生活からも影響します。戦後、日本では食生活の欧米化がわきが体質を増加させているという指摘があります。

わきが体質の人は、肉類や乳製品、香辛料の強い食事を避けて、野菜や魚を中心とした和食に変えてみましょう。あっさりとした食生活にすることで、アポクリン腺が活発になることを抑えられます。

 

それでも気になるという方には、ミョウバン水をおすすめします。

ミョウバンはカリウムやアンモニウム、アルミニウム等の金属が結晶化したものです。

ミョウバンは古代ローマ時代から使われており、主に染色や防水、消火剤の原料として使われ、殺菌作用があるため、制汗や消臭防止として使われてきました。

ミョウバンは食品添加物で、スーパーなどで30~40gの分量で100円位で売っています。ミョウバンの種類には「生ミョウバン」「焼ミョウバン」があり、その違いは、生ミョウバンは水分が含まれているもの。焼ミョウバンは乾燥しているものになります。

ミョウバンは水に溶けると酸性になって、皮膚表面の雑菌の繁殖を抑える働きがあります。また、制汗作用や収れん作用といって、タンパク質を変質させて肌を引き締める効果もあります汗に含まれている臭いのもととなる成分と、ミョウバンに含まれている金属類が反応して金属消臭が行わるというわけです。

 

■ミョウバン水の作り方■

●準備するもの

①ミョウバン(生ミョウバンでも焼きミョウバンでもどちらでも良い)10g

②水 150ml

③スプレーボトル

④計量スプーン

*ミョウバンと水の比率は15(水):1(ミョウバン)を目安とします。(水150mlでミョウバン10g)

スプレーボトルに水とミョウバンを入れてボトルをシェイクし、1日ほど放置しておくと完成です。早く溶かしたい場合は、ボトル半分量のお湯で溶かしてから水をいれると早く溶けます。

ミョウバン水は冷蔵庫だと1年以上は持ちますが、ミョウバン自体が安いものなので1週間ほどで使い切る量を作って、その都度新鮮なものを使ったほうが良いでしょう。

 

■使用上の注意■

ミョウバンそのものは食品添加物なので、基本的には安全なものですが、ミョウバンの収れん作用の働きによって、発汗を必要以上に抑制してしまうために、体温調整がうまく出来なくなってしまう場合があります。なので、いきなり顔や身体全体に吹付けることは避け、脇の下や足、胸の部分等の特に汗をかく気になる場所で試してから使いましょう。

また、まれにですが、かぶれや炎症が出る場合があります。ミョウバン水の原液が濃いものを使用した場合や、肌の弱い方が使用した場合、かぶれや炎症を起こしてしまうことがあるのでご使用は慎重に。薄めたものを少量から使用しましょう。

 

さて、いかがでしたか?

わきがの問題解決になったでしょうか?

そもそもが異性を惹き付けるためにアポクリン腺から出されるセクシャルな成分がそのわきがの正体と分かっただけでも、わきがに対して今までとは違った見方ができるのではないですか?

あばたもえくぼじゃないけれど、好きな異性の匂いなら、わきがだって我慢できるどころか、むしろ好きになってしまえるのが人間の摩訶不思議なところ。それでも、気になるという方は、ご自身がミョウバン水を試されるか、好きなわきがのあの人にそっと教えてあげて下さい。大好きなあの人と、「くさい仲」になれますことをお祈りしています。

 

 

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