リチャード・シモンズと脱水症の前兆となる奇妙な5つのサイン


アメリカの有名なダイエットの専門家にリチャード・シモンズという人がいます。

彼は肥満に悩む多くの人々を指導し、痩身に導くことに成功しています。テレビにも出演していてアメリカでは知らない人がいないほどの有名人です。

彼を知ったのは30年近く前。私がアメリカ・ボストンでマクロビオティックの恩師・久司道夫先生の邸宅、通称「久司ハウス」に居候していた時のこと。そこにはテレビがありません。自然に則った生活を心がけるため不要な電化製品を使用しないという先生のポリシーのもと、ハウスにテレビを持ち込むことは禁じられていたのです。

テレビのない暮らし。それはとても良いものだなと感じました。テレビがないゆえ、夕食後、人々は静かに瞑想したり、読書をしたり、三年番茶飲みながら共に語らいます。ハウスにはいつもそんなゆったりとした落ち着いた時間が流れていました。

ところが、ある日、ハウスメイトである友人が知人からもらったと言ってテレビをハウスに持ち込んだのです。ちょうど久司先生ご夫妻が講演旅行で不在だったため、それなら皆で観ようということになり、夕食後、ハウスマネージャーに内緒でテレビをライブラリーに運び込んでの大鑑賞会となりました。

ハウスメイトたちは、久しぶりに見るテレビに興奮を隠せない様子。友人がテレビのスイッチを入れると、大音量と共に画面にアップで映し出されたのが70年代ディスコ風アフロヘアのリチャード・シモンズだったのです。




■コメディアンみたいなフィットネス・グル、リチャード・シモンズ

●私が初めて目にした頃のリチャード・シモンズ(1991年当時)

*写真はこちらのサイトから拝借→THE HUFFINGTON SPOT

なにやらそれはスタジオで収録されたバラエティー番組のようでありました。けたたましい観客の歓声と笑い。アフロヘアのリチャード。オーバーなジェスチャーとオネエ言葉から発せられるコテコテのアメリカンジョーク。私にとって初めてのリチャード・シモンズ体験はインパクトがありすぎました。よほど印象が強烈だったためか、その晩、彼の夢を見たほどです。ちなみに彼から猛烈にキスを迫られるという怖い夢です。

はじめはコメディアンかと思ったリチャード・シモンズでしたが、訊けばダイエットの専門家とのこと。彼が提唱するダイエット法は、脂分の多い食事を減らし、砂糖の摂取を減らし、野菜中心の食生活に切り変えること。それに運動を加えることで、さらなる減量効果が期待できるというものです。

番組タイトルは『The Richard Simmons Show』

彼が各界の有名人をゲストに招いて健康やダイエットに関するトークを繰り広げ、ヘルシー料理を作ってもてなし、最後はフィットネスダンスを全員で踊ってエンディングという内容でした。

スタジオの観客には肥満女性が多く、リチャードがヘルシー料理を伝授し、ダンスを踊ることで脂肪を燃焼してダイエットの一助としてもらおうという趣向です。

今でこそマツコデラックスや、IKKOなど、日本でも同性愛者がテレビ番組のレギュラーとして出演することは珍しくなくなりましたが、あの時代、ゲイ司会者として堂々たる態度で観客を熱狂の渦に巻き込むリチャード・シモンズには圧倒されました。

私自身は同性愛者ではありませんが、同性愛者の友人知人はいて、彼ら彼女らの心情はよく理解できます。社会もそうしたマイノリティーである同性愛者をもっと受け入れ、生きやすい世の中となるよう変えていかなければならないと感じます。しかし、そうした考えがまだ一般的ではなかった時代に、番組の中であれほどまでにオネエキャラ全開で主役を張るリチャードには感心しました。

■ライブラリーに響くリチャードの高笑い

・・・しかし同時に、私の脳裏に一抹の不安がよぎったのも事実です。

一回の番組収録において、一人の人間がこれほどまでにエネルギー全開でパフォーマンスしていて、体力が持つのだろうか? と。

終始ハイテンションの彼は、エンディングのダンスで完全に針が振り切れてしまったようなパフォーマンスぶり。彼がサービス精神旺盛な人物であることは十分伝わってくるのですが、体力のほうが心配になりました。「いつか倒れやしないだろうか」と・・・。

高らかに響くリチャードの笑い声、彼の繰り出すアメリカンジョークにつられて大笑いするハウスメイトたち。賑やかな空気が夜の久司ハウスを包みます。

と、その時。ドアが開いて、ハウスマネージャーが眉間にしわを寄せた怖い顔で現れ「みんなで何観てるの?」の一言に一同の表情は凍りつきました。

翌日、友人がテレビを返しに行ったのはいうまでもありません。

■あのリチャード・シモンズが倒れた!?

・・・あれから30年近い歳月が経ち、青年だった私もいいおじさんになり、リチャード・シモンズの記憶も脳内の大脳皮質から消えかかっていたのですが、先日、深夜にネットサーフィンしていたら、とある海外サイトで見覚えのある男性の顔を発見したのです!

●サイトで発見した現在のリチャード・シモンズ

写真はこちらのサイトから拝借→ SELF

・・・それはまさしく、リチャード・シモンズでした!

年相応に額が広がり、筋肉が落ちてはいるものの、あの青年のような瞳と表情筋に強く刻まれたスマイルしわは、紛れもなくリチャードのものです。まさか久しぶりの再会をネット上で果たせるとは!

英語で書かれたサイト記事を高ぶる気持ちを抑えながら読み出した私は、そこに書かれていた内容に再び絶句しました!

Richard Simmons was recently hospitalized for strange behavior caused by dehydration.

「リチャード・シモンズは、最近、脱水症による奇妙な行動により入院しました」

あの元気極まりないリチャードが、なんと脱水症で倒れた!しかも、奇妙な行動により入院? どうやらそれは事実のようでした。私が青年時代アメリカで感じた杞憂(きゆう)が30年の時を経て、現実のものとなったわけなのです。しかも、よりによって原因が脱水症状だったとは。

■なにはともあれ、水分はしっかり摂りましょう!

サイトの記事は簡単に訳すと以下のようになります。

リチャード・シモンズは、最近、脱水症による「奇妙な行動」のために最近入院しました。あなたはすでに、おしっこが黄色になるのは、より多くの水を飲むべきサインであることを知っているかもしれませんが、一般に体がより多くの体液を必要とすることはあまり知られていません。(*「奇妙な行動」は「おかしなふるまい」と訳しても良いかもしれません)

リチャード・シモンズは、家人によって彼が奇妙な行動をし​​ていたところを見つけられ、病院に入院させられたのですが、単に「脱水症」に苦しんでいたのが原因であったとわかり、水分を十分補給した結果、気分が良くなり無事退院することができました。

黄色が濃すぎるおしっこ、喉の渇き、口の粘膜の乾燥などが脱水症状のサインとなることは、多くの人に知られていますが、それ以外の知られていない「おかしなふるまい」が現れてきたとき、脱水症であることをどのように見分ければ良いのでしょう?

女性医学専門家であるJennifer Wider医学博士は言います。「私たちの体は水分や他の体液が適切に機能する必要があり、脱水するとこれらのプロセスのいくつかは正常に機能しなくなるかもしれません。重度の脱水状態にあっては、悲惨な結果が生じる可能性があります。熱中症や疲労、発作、さらには極端な場合、死に至る可能性があるのです」。

しかし、十分な水を飲むことは、特に夏の間は、知ってはいても実践するのが難しいものです。ミシガン州LivoniaのSanford Vieder医師は言います。「健康であっても水分を保つのは難しいことです。大多数の人々は、本来体が必要としている量の水を飲まない。特に女性は毎日カップ約9杯の水分を取ることをお勧めします。そして、もしたくさん汗をかく状況にあるのなら、あなたはより多くの水分を必要とするでしょう」

なにはともあれ、リチャード・シモンズが回復し、退院することができたと知ってホッとしました。

実は、私がこうして長々とリチャードについて語ってきたのにはワケがあります。

そのサイトでは、彼が倒れたことを例にあげ、脱水症状の前兆として特有の奇妙な5つのサインについて述べられてたのですが、それは大変興味深く、私のブログでもお伝えしたいと思ったのでした。サインとは次の通りです。

■脱水症を表す奇妙な5つのサイン

①強い口臭がしませんか?

唾液は細菌と戦う性質を持っています。それには粘膜が十分水分を保っている状態が望ましいのです。もし、あなたが脱水症にかかり始めた場合、唾液の水分量が減り、同時に口臭の原因となる細菌と戦う口の粘膜の能力も低下します。もし、あなたがこれといった原因もないのに、突然口臭が強くなったことに気がついたら、定期的に水を飲むよう心がけてください。それだけで口臭も脱水症も解決します。

②混乱していると感じませんか?

もし、あなた自身が突然落ち着かず、混乱しているように感じるならば、それは脱水症のサインの可能性があります。最近、意識して水を飲む時間があまりないというのであれば、それは間違いなく脱水症状の前触れでしょう。これは、あなたが暑い日によほど汗をかくのでなければ、通常は突然起こることではありません。

③突然、猛烈に食欲が沸き起こったりしませんか?

肝臓が正常に機能するには水が必要です。それが得られないときは、脳に信号を通じて水が必要であることを伝えます。しかし、その信号が時にうまく伝わらず、水を渇望するのではなく、食べ物への渇望を引き起こして、あなたが空腹だと勘違いしてしまう場合があるのです。

④肌が弾力性を失っていませんか?

もし、あなたが手の甲の皮膚をつまんで引き上げてみた後、手を離せば、皮膚はすばやく元の位置に戻るはずです。しかし、脱水症状を起こしている人の場合はそうなりません。皮膚は通常よりもゆっくりと戻るのです。これはあなたが脱水症状であることを見分けるとてもわかりやすいサインとなります。十分な水分がなければ、あなたの肌は回復するのに必要な弾力性の一部を確実に失うのです。

⑤汗が出なくなっていませんか?

汗が出なくなっているのは、あなたのカラダに熱疲労や熱があることを示すサインかもしれません。体液量が非常に少なくなっているため、カラダそのものがあなたの体に少しでも水分を保持しようとしているから起こる現象といえます。

もしも、これらの兆候が起こった場合は、すぐに医師または他の医療専門家に相談しましょう。脱水症状がそれほど深刻でない場合でも、できるだけ早く水分を摂取すべきです。その際は、冷たいと吸収するのに時間がかかるので、温めて室温にして飲むべきです。

また、電解質を含む経口補水塩や、薄めたスポーツドリンクで補給するとより効果的です。経口補水塩は食塩とブドウ糖を混合したもので、体液に近いので水分の吸収が行われやすいからです。家庭でも水1リットルに対して砂糖小さじ4、塩小さじ半分を入れると作ることができ、薬局でも市販されています。

なお、いくら水分が必要とは言っても、多量の飲料水は、血液中のナトリウムバランスが崩れるために腹痛や水中毒を起こしてしまうことがありますので飲み過ぎには注意すべきです。暖かくなって誰もが活動的になるこれからの季節。脱水症にはくれぐれもご用心!

*参考にしたサイトはこちら→ SELF

■その後のリチャード・シモンズ

リチャード・シモンズはその明るいキャラクターを活かし、長年にわたって第一線で活動してきたようで、今やフィットネス界では「フィットネス・グル」とも呼ばれているとのこと。TV出演のみならず、数多くのビデオや著書を発表。フィットネスの専門家としてだけではなく、2013年には1500万ドルの推定純資産を持つ大成功した起業家としても紹介されています。

そんなリチャードですが、2014年2月から自分のスタジオに来なくなり、2016年には理由も告げずにスタジオを閉鎖、社会との接触を断って隠遁生活を送っているとの噂もあります。

それでもYouTubeで検索してみると、最近までの彼のテレビ出演時の映像を見ることができました。久しぶりに見る彼には感動しました。おそらく現在彼は70近いはず。歳はとっていても、観客の心をつかむアメリカンジョークは健在です。

・・・今は昔。

私がお世話になった久司道夫先生も、久司ハウスも、今この世には存在しません。けれど、あの時、テレビで目にしたリチャード・シモンズと私は肉体を持って存在しています。

しかし、あと200年も経てば、今地球上に生きてる人は誰一人としてこの世に存在しません。それってなんだか不思議な気がします。

・・・全ては夢のまた夢。

けれど、その夢の中に気づきがあり、学びがある。そのことを教えてくださったのは久司先生であり、久司ハウスでの出来事でした。YouTubeではしゃぐリチャードを眺めながら、今しみじみとそのことを思い出しています。

リチャード、あの懐かしい時代を思い出させてくれてありがとう!

●最近のリチャード・シモンズ

⭐️ アメリカ人ならみんな大好きリチャード・シモンズ。彼のガイドに従ってヘルシー料理に舌鼓を打つも良し。フィットネス・ダンスに興じて減量するも良し。あなたもこれを観て、あなた自身のアメリカン度をチェックしてみてください!

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