私たちの肉体は、目に見えないエネルギーの働きによって動かせています。目に見えないゆえ、なかなか感じ取りにくいのですが、もしもこのエネルギーが働いていなければ、肉体はしかばね同様うんともすんとも言わずにただ横たわるだけです。
エネルギーであるからには、そこには「流れ」があり、正常な流れであれば心身は健やかに活動し、異常な流れが起こればそこかしこに問題が発生します。
では、その乱れたエネルギーの流れはどのようにすれば正常にすることができるのでしょう?
実は方法があるのです。東洋に古くから伝わる「ツボ」を用いた方法が。それらツボを用いてカラダを整える方法は、広く「エネルギー療法」と呼ばれ、今、世界中で注目されつつあります。
私も日々臨床で使わせていただいているアメリカの著名なヒーラー、ドナ・イーデン女史の考案した生命エネルギーを整えるエクササイズというのがあります。
これは東洋医学でいうところの「ツボ」を用いた方法で、とてもシンプルながら大変効果があるので皆さんにお伝えしたいと思います。
これは7つの異なるエクササイズからなるもので、これらをそれぞれ数分間ずつ毎日行うことで、カラダのすべてのエネルギーバランスを整えることができるように構成されています。
もしもあなたが、何らかの運動、ヨガ、太極拳、ピラティスなどをしているのであれば、このエクササイズは理想的な準備体操として活用することができるでしょう。また、瞑想などを行っているならば、自分の中心を見出し、深い瞑想状態に入れるようにもなるでしょう。
そんな7つのエクササイズをこれからシリーズでお伝えしたいと思います。まず最初はその中から「スリー・サンプ(3回叩く)」をご紹介しましょう。これらは文字通り、スリー=3箇所のツボ、あるいはポイントを指先でタッピングする=叩くだけというとてもシンプルなものです。次にご紹介する手順にそってあなたも実際に行ってみてください。
<効果>
・眠気がある時に目を覚ましエネルギーをもたらす。
・集中するのが困難な時、集中力をもたらす。
●兪府のポイント
①兪府は腎臓の働きを司るエネルギー、まずはその位置を見つける。左右の鎖骨の内側の角から2.5センチほど下に下がった窪みのあるところ。
②両手を自分の身体に向けたまま両腕を交差させ、左右の兪府を中指で押さえる。
③ゆっくり深い呼吸をする。3〜5回呼吸を意識しながら兪府のポイントをタッピングする。呼吸を息は鼻から吸い口から吐く。
<効果>
・身体のエネルギーを目覚めさせる。
・免疫力を向上させる。
・体力と活力を増大させる。
●胸腺のポイント
①胸腺は免疫力を司るところ。まず、利き手を胸骨の中心の胸腺におく。位置は先ほどの兪府から約5センチほど下に下がったところ。
②ゆっくり深い呼吸をする。3〜5回呼吸を意識しながら胸腺のポイントを親指を含めた全ての指を使ってタッピングする。呼吸を息は鼻から吸い口から吐く。
<効果>
・エネルギーレベルを上昇させる。
・血糖バランスを改善する。
・免疫力を向上させる。
●脾臓のポイント
①先ほど胸腺においた指を左右の乳首まで移動し、さらにそこから真下に下ろす。乳首のすぐ下にある肋骨に触れたら指を止める。ここが脾臓ポイント。脾臓も免疫力とリンパに関わり、ここが整うとエネルギーとホルモンに調和がもたらされる。
②ゆっくり深い呼吸をする。呼吸を意識しながら15秒間ほど数本の指を用いて左右の脾臓ポイントをタッピングする。呼吸を息は鼻から吸い口から吐く。
脾臓のエネルギーが乱れている時、人は感情的になったり、イライラしたり、めまいがしたり、女性であれば月経前症候群の症状が強く出たりすることがあります。もしもこれらが脾臓のエネルギーの乱れによるものだとしたら、このタッピングにより改善がみられるはずです。
いかがでしたか?意識が随分とスッキリするのを感じられたことでしょう。このスリー・サンプのエクササイズを行うことにより、疲れがとれ、活力が高まり、あなたがもしストレスの最中にあったとしても、それをはね返し、強い免疫力の維持を助ける身体の一連の反応を促すことになります。
ぜひお試しください。そして毎日続けてみてください。きっとその効果をしっかりと感じられるはずです。
次回は、生命エネルギーを正常化する7つのエクササイズの第2弾「クロス・クロール」をお伝えいたします。
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