セックスとは男と女の間(ま)である

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久しぶりに男女のことについて書きたいと思います。

「セックスとは何か?」

こう考えた時、思い浮かぶのは「男と女の間にある間(ま)」です。

二人が変わらなければ、二人の間にある間も変わりません。間を変えるには、自分が変わるか、相手が変わるか、あるいは両方変わるか、しかありません。自分自身が変わることで二人の関係性にも変化がもたらされるのです。

深く考えない男は次々に相手の女性を変えることで新鮮な感覚を求めようとします。でも、案外、女性にはそういった発想はないかもしれません。

長い交際において、フレッシュな感覚を演出したいと思うなら、自分自身が変わっていくしかありません。ずっと可愛がってもらいたい、愛されたいと思うなら、自分自身がパートナーの浮気相手になることです。

ある時は妻、ある時は母親、またある時は浮気相手になれるキャラを自分の中に持っていれば良いのです。そうしなければ、ある時点で新鮮さというのは失われてしまいます。最初の新鮮さというものは常に消費されてしまう運命にあるからです。




■「深み」を伴う新鮮さの関係
男女が長く付き合っていく場合の良い点として、お互いに「初めて会った時はこうだったよね」とか「あの時はこうしたよね」と言い合える仲になれることがあります。関係性がより深くなるのです。お互いが過去と思い出、同じ時間の積み重ねを共有しているのです。

相手とそんな時間を少しずつ積み重ねていくことで、他の人には真似のできない、初めて会った人には真似のできない「深み」を伴った新鮮さを味わえます。

ある意味、初めて会った人を新鮮に感じるのは当然のことです。当然と思う感覚の中には「深み」を伴った味わいは存在しません。長く付き合っている人との間で互いに創り出していく新鮮さに勝るものなんてないのではないでしょうか。

長い蓄積の継続の中で、少しずつ自分を変えていく、相手が変わっていくという感覚の方がよりドキドキするものです。

長い相手というのは、過去のことは全部知られている上、お互いのことを知り尽くしています。そういう相手のほうがずっと楽しめます。カフェでもレストランでも、知らないところを次々に開拓していくのもありなのでしょうが、知っている馴染みの店にずっと通い続けるというのも、それはそれで味わい深いものです。

「探求」という言葉は、本来そうした行為を意味するのだと思います。

■スウェーデンのセックス事情に学ぶ

セックスに対する考え方について学ぶことの多い国の一つに北欧のスウェーデンがあります。この国はセックス先進国と言っても過言ではありません。1960年代から70年代にかけて世界中に影響を与えたムーブメントの一つに「性革命」があります。

それまで長く支持されていた「セックスとは隠すべきもので、結婚するまではしてはいけないことであり、女性はいつも慎ましくあるべき」とされていた考え方を否定し、女性解放運動を機にピルが導入され、女性が妊娠を気にせずセックスを自由に楽しめる世の中となり、女性が自らの性欲に忠実であることが社会的にも容認されるようになりました。

その性革命の最先端を走っていたのがスウェーデン。それにより従来あった性に対する概念が世界規模でガラリと変わってしまったのです。やがてスウェーデンは「愛と悦楽の国」として世界に認められるようになりました。あれから半世紀近くが過ぎた今でもかの国の人々のセックスに対する情熱は変わっていません。

イエテボリ大学のニルス・ベックマン博士が2008年に発表した論文によると、スウェーデンでは、70代の男女も「現役」で性生活を楽しんでいると言います。

「スウェーデン人の70代男性は実に66%が積極的な性生活を経験しています。同世代の女性も36%が性生活を楽しんでいます。けれど、性生活を楽しんでいるのは70代に限りません。90代男性の26・7%、女性の4・7%が性的な興奮や情熱といった感情をずっと保ち続けていることもわかりました」

■男と女の関係にとって大切なもの

これほどまでに長い間、セックスのある生活を続けていく上で、最も大切なものとは一体何なのでしょう?

・・・多くのスウェーデン人の答え、それは「相手に対する敬意」だと言います。

日本では、女性が結婚するとまるで家政婦のようになってしまい、子供ができたらセックスレスになってしまうという夫婦も少なくありません。しかし、スウェーデンにおいては、たとえ夫婦であっても、お互いのプライベートな時間は尊重し、その上で二人の時間をちゃんと取る。それにより良好な関係は長く続くし、相手への敬意と愛情があればセックスをする気持ちにだってなるというものです。

あるスウェーデン人は、日本を訪れた際、日本のラブホテルに驚いたと言います。それはホテルの利用時間。2時間でセックスを終わらせるなんてあまりに短すぎてスウェーデンでは考えられないそうなのです。

お互いが相手を褒めたたえる会話から始まって、食事を楽しみ、十分にスキンシップを取ってから、ようやくベッドイン。これらすべてのプロセスが愛情表現であり、セックスであるのだと。そこには相手に対する敬意に加えて、人生を深く見つめ、愛し味わう感性が存在します。それこそがセックスにおける「探求」なのだと思います。

■一生をかけて探求するもの

時に夫婦生活が長くなると、相手と離婚したり、死別してしまうことがあります。日本なら、40代をすぎてしまうと再び新しく性的なパートナーを見つけることはそう簡単じゃないでしょう。しかし、スウェーデンでは、いくつになっても相手を見つけることは難しくないようです。

そこには社交の文化が根底にあって、新たなパートナー探しに対して寛容な社会背景が見えてきます。中高年の女性が飲み屋で相手を探したり、ネットでパートナーを探すことは特別なことではありません。日本では閉経すると性生活は終わりと考える女性が多いのに対し、スウェーデンでは男女ともに年齢は関係なく、一生を通じてセックスを含めたパートナーを求めているのです。

最初に述べた「男と女の間にある間(ま)」を生涯かけて探求する情熱と姿勢、それをスウェーデンの人たちからは感じます。そんな人々の思いや考えが根っこにある国ってどこか成熟を感じませんか?

いつのまにか日本は、コマーシャリズムに洗脳された薄っぺらなセックスや、溢れる情報のみに侵食された歪んだセックス観に占領されてしまったように感じます。本来、セックスとはもっと深いもので、それを通じて相手を知り、自分をも知ることのできる大切な行為なのではないでしょうか。

■永遠を感じるパートナーを見つける

女性の中には「男性って、知らない女性とたくさんセックスしたいと思っているんでしょ」という人がいますが、必ずしもそうとは言えません。

男性だって、案外知らない人とする時というのは、ドキドキして実力を発揮できなかったりするものです。初めての相手には口説き落とすまでに相当のエネルギーを消費していますから、いざという段になると、すでにエネルギー不足になっていたりする(笑)。

その上うまくいかなかったらどうしようとか考えて、まるで本番に身が入らない。結果は散々なものとなり、一回会ったきりの相手に「もう一回チャンスがもらえればなぁ」なんて思ったりするものなのです。

あちらでも、こちらでも相手を見つけて行為に及ぶというのは、セックスに関して言えば、男性にとってもそれほど楽しいことではないはずなのです。

女性の場合はリラックスできてこそ、はじめてセックスを心から楽しみ、自分を解放することができるでしょう。でも、男性だってそれは同じこと。男性は最初だけが一番楽しいと思うのは大きな勘違い。本当は心の底から安らぎを感じられる女性が一人いれば十分なのです。

どんなモノゴトも真の喜びは「深まり」の中にこそ発見できます。その深まりは、表面的な感覚でなぞるようにあれやこれやと物色することの中にはないのです。今目の前に存在する相手との間(ま)の中にこそあるのです。

間を感じ、間をつめ、間を楽しみながら相手との心とカラダの距離をつめていく。そこに見えるものは一体何でしょう?

・・・それは「永遠」です。

相手の中に自分を見つけ、相手との間の中に「永遠」を感じることのできる行為、それがセックスです。

今、そんな間を一緒に共有することのできるパートナーがいる人は幸せです。そして、いない人だってこれからそんな人に出会う楽しみがあります。

春です、どうぞ素敵な恋愛を!

⭐️ 人は愛することで健康になれる、まさにタイトル通りだと私も思います。けれど、愛することは人に限ったことではありません。動植物や自然、石や金属でできたモノだって愛する対象にして構わないのです。愛とは「合い」。自分と対象とが一つになること。そのことの中にこそ、健康と幸せの鍵はあります!

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