花粉症に悩むあなたへ「生のトマト」がその症状を悪化させます

アレルギー

 

今年もやってきましたあの季節。そうです、「花粉症」の季節です。

きっと憂鬱な気分でこれをお読みになっている方もいらっしゃるかもしれません。だらだらと続くくしゃみや鼻水、鼻づまりなどのいやな症状。それらの原因が案外風邪じゃなく、実は花粉症だったなんてことがあります。

風邪の場合、いつまでも症状が長引くことはありません。もし、次にあげる症状が1週間以上経っても一向に良くならない場合は要注意。

連続して出るくしゃみ ②透明でサラサラした鼻水 ③頑固な鼻づまり ④目のかゆみ

これら4つの症状が出揃ったら、あなたも花粉症の疑いがあると言えるでしょう。




■なぜ花粉症が起こるのか?
どんなメカニズムから花粉症が起こるのか?

まず花粉がカラダの中に入ってくるとIgE抗体というものが体内で作られます。IgE抗体は肥満細胞とくっつきやすい性質をもっていて、花粉が入ってくる度にIgE抗体がどんどん肥満細胞と結合して数を増やしていきます。

これが繰り返されて、ある一定の許容範囲を超えた時、初めて肥満細胞が反応してヒスタミンなどの伝達化学物質を放出し、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの花粉症特有の症状が引き起こされるのです。

この許容範囲はまるで「コップの水」みたいです。

同じ量の水を入れたとしても、大きなコップと小さなコップでは異なります。小さなコップだとすぐに水があふれてしまうのです。花粉症も同じことで、IgE抗体が肥満細胞とくっついても許容量が小さい人はすぐにリミットを飛び越して花粉症を発症するのに対し、許容量が大きい人はまだまだ余裕があるため発症しないだけなのです。

私の暮らす北海道。かつてこの北国で花粉症に悩む人など皆無でした。ところがここ20年くらいの間に、周りで花粉症になる人がものすごく増えているのです。

花粉症の許容量はアレルギー体質のような遺伝的要素の他にも日常生活などの環境的要因も深く関係しているからです。近年は北海道でも毎年中国からの黄砂やPM2.5などが大量に飛散してきています。そういった大気汚染や食生活の欧米化、気密性住宅が増えたことなどの環境的側面も患者さんの急増と大きく関係しているはずです。

 

■食べ物で花粉症は良くなるか?

さて、そんな花粉症ですが、食養生の観点から見て、「食べ物」で症状を改善することって可能なのでしょうか?

まず、良い食べ物としては「レンコン」があげられます。これはレンコン表面にあるあの黒い斑点、これが実はポリフェノールの一種であるカテキンです。埼玉医科大学の研究によるとレンコンを9週間食べ続けると、アレルギー症状を起こす抗体の血中濃度が下がったというデータが存在します。

また抗酸化食品として知られる「しそ」にも予防効果が期待できます。これはしそに含まれる「αリノレン酸」に抗アレルギー作用があることと、フラボノイドの一種「ルテオリン」も含まれ、これがIgE抗体の分泌を促して花粉症の原因物質を抑えるためです。

「トマト」を花粉症対策として勧められている方は多いのだけれど、これはもろ刃の剣なのです。確かにトマトに含まれる「ナリンゲニンカルコン」という成分が、くしゃみ鼻水、目のかゆみなど花粉症の症状を和らげてくれたり、広く知られているファイトケミカルの一種「リコピン」がアレルギー症状を軽減してくれるのは事実ですが、良いと思って生のトマトを大量に食べ続けてしまうと逆に症状が悪化して大変なことになるケースが少なくないのです。

 

■生のトマトが花粉症に良くない理由■
なぜ生のトマトが花粉症に良くないのか?

それは先に述べたように、花粉症発症のメカニズムにおいて「IgE抗体」が体内で作られ、それが肥満細胞とくっついて許容範囲を超えるとヒスタミン放出され、花粉症の症状が引き起こされるわけですが、トマトにはその「ヒスタミン」が多く含まれているのです。特にスギ花粉に反応する人などは、トマトを食べることによりアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあるので注意が必要なのです。(注:全員がそれに該当するというわけではありません)

これには、果物アレルギーが原因ということが多く、花粉とよく似たタンパク質を含む野菜や果物を食べることにより、カラダはそれを異物と誤って認識し攻撃を始め、アレルギー反応が起こってしまうのです。なので、もしあなたがこの時期、生のトマトを口にして喉のかゆみを感じたり、イガイガしたように感じたらすぐに食べるのを止めて、念のため病院でアレルギーチェックされることをお勧めします。

花粉症予防に良いとされる「ナリンゲニンカルコン」という成分も本来は加工したトマトの皮の部分にもっとも多く含まれるもので、フルーツトマトやプチトマトでは摂取できません。それに「リコピン」だって一日一個のトマトを食べたくらいでは十分ではないのです。

なので花粉症対策を目的としたトマト摂取は、あまり多くを期待せず、この時期どうしても食べなければならないという場合は加熱処理して召し上がるべきです。花粉症に対して生トマトは赤信号と覚えておくと間違いありません!

では、青信号はあるのか? というと、それがあるんです!花粉症の辛い症状を抑えると最近評判の果実が。

 

■登場!花粉症の救世主、果実の青信号

「じゃばら」という名の果物をご存知ですか?

これは青みかんの一種なのですが、和歌山県の北山村周辺にしか自生していなかったことから「幻の果実」と呼ばれていた柑橘類。

 

●和歌山県特産じゃばら果実

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名前は「邪(気)をはらう」という意味から名づけられました。

糖度と酸味のバランスがよく、風味まろやかなこの果物。昔から北山村では、この果汁をお酢の代わりに使ってお祝い用の鮎や秋刀魚のお寿司を作るのが伝統だそうです。それは、このじゃばらに含まれる「ペクチン」の働きでいつまでもしっとりとしたお寿司を楽しむことができるから。

じゃばらはすでに40年ほど前から北山村の特産品として栽培されていたものの、当時は全く知られず。しかし、数年前から「果汁を飲むと、鼻がすっきりして目のかゆみが楽になり、花粉症の症状が改善された」という声が聞かれるようになり、地元の和歌山工業技術センターがそのじゃばらの成分と働きについて調べたところ、粉症の原因となる脱顆粒現象を抑制する機能がある」ことがわかったのです。

さらにじゃばらには、豊富なビタミンやミネラル、抗アレルギー作用のあるフラボノイド成分「ナリルチン」が含まれているのです。

ナリルチンは、IgE抗体の産生を抑えたり、生トマトとは逆にヒスタミンの放出を抑え、花粉症やアトピー性皮膚炎等に対する抑制効果が期待できるとされています。特にじゃばらの果皮には果汁の6倍~10倍ものナリルチンが含まれていることがわかりました。このように1種類の成分が特化して含まれている柑橘類はほとんどなく、世界的にも珍しいのです。

すでに岐阜大学の大学院ではナリルチンを使った臨床結果を行った結果、花粉症の症状が大幅に改善されたという試験結果を公表しており、和歌山医大や和歌山高専などでもナリルチンのエビデンスを取得中とのこと。

じゃばら成分に着目したサプリメント製品もすでに世に出ており、使用者のレビューを見ても一定の効果があることがわかります。リピーターも多数獲得しているようです。

見た目はトマトと同じ球体なのに、色が赤か青かで全く逆の働きをするのが面白い。 じゃばらはこれから花粉症改善の救世主として、今後ますます注目される青信号フルーツになることは間違いありません!

 

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