世のヘルシーブームに乗って、市民権を得た食品のひとつに「豆乳」があります。
だが、しかし、私はこの豆乳の人気ぶりに一言もの申したいのであります!
スーパーで何気にひとつ手に取って、パックをひっくり返し、原材料とやらを読んでみれば、
「植物油、砂糖、塩、乳化剤、香料、着色料、酸味料、調整剤、強化剤、カラメル色素・・・」
おいおい、ちょっと待って下さい。この飲み物のどこが、ヘルシーなんですか?
本来、豆乳なるものは、大豆を水引きし(水を抜くこと)、さらに水を加えて加熱し、布袋を使っておからを取り分けた白濁した液を「豆乳」と呼び、中国・韓国・日本をはじめ、世界中で昔から飲まれていた自然食品なのではなかったか。
それが今やこんなに添加物だらけの加工豆乳になってしまっているというこのていたらく。もし豆乳の神様がいたなら、さぞやお怒りに違いない。
なぜ、豆乳がこんなにも自然食品からかけ離れたものとなってしまったのか?
これは豆乳に限ったことではありませんが、油を搾った後の大豆カスの処理として、大手精油メーカーがその利用を思いついたところに発端があります。今から30年以上も昔のことです。
その大手精油メーカーの研究者が語ったところによれば、「丸大豆にこだわらないで、価格、脱臭のしやすさ、さらに大豆油の酸化の問題を考え、脱脂大豆を原料として、これに保存性の良い油脂を再合成する技術を見つけた。それが調製豆乳の始まりである」とのこと。
脱脂大豆とは、大豆油を取る過程で、昔からある圧搾法(搾り取る方法)ではなく、ヘキサンやベンゼンなどを使った薬品抽出法によって99%以上も大豆油を取ったその「カス」のことです。
完全に栄養価が失われているので、飼料にも肥料にもあまり使われることのない本来は廃棄するだけのもの。
その昔、上野動物園で大豆カスから作った人造肉を猫に与えたところ見向きもされず、猿に与えたところ20日間で栄養失調になり、ライオンにいたってはひどい下痢を起こしたという代物なのです。
動物さえも食べないような食品加工の過程で出来る大豆カスにさまざまな薬品が添加され、「調整豆乳」なる商品名となってスーパーに並ぶ事実。
でも、多くの消費者は「豆乳」と聞くだけで「ヘルシー」と思い込み、ニコニコ顔で買物カゴの中に入れてしまうわけであります。
本来、豆乳そのものは大豆に含まれる栄養素がたっぷりと含まれている自然食品。有名なイソフラボンだけでなく、レシチンやサポニン、大豆たんぱくや大豆オリゴ糖など、さまざまな栄養素があり、それぞれが体に働きかけてくれ、その効果も多岐にわたっています。
●大豆のたんぱく質は、血圧上昇を抑え、血液中のコレステロールを低下させる効果が期待でき、豆乳の脂質の部分に含まれているリノール酸は、血管内の悪玉コレステロールを除去し、善玉コレステロールを増やす作用が期待できます。
●レシチンは、血管内の血流を良くして血管に付着したコレステロールを除去する効果があり、動脈硬化や脳内出血など、血管の病気を防ぐ効果が期待できます。
●大豆サポニンは、脂肪の蓄積を防ぎ、血管に付着した脂肪を排出させる効果があり、脂肪酸の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。
●大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをする作用があり、更年期の女性や生理不順の女性にとって、非常にうれしい栄養素の一つです。
もちろん、豆乳は大豆そのものから部分的な栄養を取り出した「部分食」ではあるので、食品を丸ごといただこうという観点の「全体食」からすると、アンバランスな食品であり、あまり多く取りすぎないほうが良いという考え方もあります。
けれど、乳製品を受けつけない方や、健康な方にとっての嗜好品として適量を楽しむのは良いことだと思います。私も日頃、豆乳ヨーグルトを好んで食べています。
でも、選ぶのであれば、商品名に「豆乳」とだけ表示のあるもので、「遺伝子組み換え大豆不使用」と書かれたものを選びましょう。「調製豆乳」や「豆乳飲料」と書かれものは、豆乳でないと思うべき。
それが豆乳との正しい付き合い方であります。
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