イヤな扁桃炎にはココを叩きなさい!

ツボ侍・のあ太郎

 

読者の皆さん、お初にお目にかかりまする。

おいらね、このお江戸で表向きは侍(さむらい)しながら、日夜病める人々をツボ治療で救ってる治療家なんだ。いやなに、治療の仕事はあくまでも副業であってね、おいらの趣味でもあるんだけどね。

おいらの名前?

・・・人呼んで「ツボ侍・のあ太郎」

よろしゅうおたのもうします!

 

●ツボ侍・のあ太郎(イメージです)

 



このコーナーでは、おいらが過去に出くわして症状が改善した症例や治療法をお江戸訛りでおめえさんたちにちょっぴり紹介しちゃおうってわけさぁ。

 


 

■この時期に多い「扁桃炎」

一月ももうじき終わろうとしているが、年末年始にお酒を飲んだりご馳走を食べる機会が多い上、連日の夜更かしが続き、それにこうおもてが寒くっちゃあ、ちょうど今時期、パンパンに腫れちまうやつもいるってもんだよねぇ、扁桃腺が!

のどが痛む時ってぇのは、大抵のどの奥にある扁桃に炎症が起こっているのさぁ。これをおいらたち業界の人間は「扁桃炎」って呼んでるわけよ。ま、その多くはカゼが原因となって起こるんだけどもね。

 

 

もし、この扁桃炎の痛みが止まらずに発熱が長く続くようならお医者さんに診てもらってつかぁさい。でも、ごくごく初期の段階であれば、なんとか自分でやり過ごす方法ってやつがないわけじゃあないんだ。

おまけにこれは家族や友達にもやってあげられて、うまく良くなりゃあ感謝もされるってもんだ。

・・・おめえさん、その方法を聞きてぇえかい?

そうかい、そいじゃあ、教えよう。

 

■まずはアンバランスを整える

まずね、扁桃腺が腫れたり、のどの痛みを訴える人ってやつぁ、大抵、手首や肘の関節の太さに左右差が見られるんだ。例えば、右の手首は妙に太ぇのに、左の手首は驚いちまうくらい細ぇなんてことがあるわけだ。

こりゃあね、頭や顔や口なんかにおける熱性の疾患があるからこそ起こる特徴なんだ。そしてそん時、一緒に左右の肩の高さなんてのも見てごらん。

するってぇと、多くの場合おもしれえことに左の肩が下がってるってもんよ。こうしたアンバランスはカラダの不調を知らせるサインでもあり、同時にココを整えることで「治癒への扉」も開くってもんだよ。

このアンバランスを整えるのを「前処置」というんだ。「本治療」はこの「前処置」を終えてから行うから良く覚えときな。

 

■前処置の要点

<前処置>

おめえさん、まず床に仰向けになって、できるだけ左右対称になるように大の字に寝てごらんよ。そして、左右の乳様突起に触れて高さを見てみる。

・・・なんでえ!おめえさん、乳様突起も知らねえのかい?

乳様突起ってのはね、耳の後ろにある大豆粒くれぇの小さな骨だよ。アンバランスを持ってるやつわぁ、ここんところも必ず左右で高さがちげうんだ。

ここをまず整えるのが肝心だ。やり方はねえ、下がってる側の手を肩と水平になるように横にあげて行くってえと、乳様突起の位置も動いてちょうどぴったり左右の高さが見つかるところがあるってもんよ。そこんところで手を止めるわけだ。

このままの状態で10分くれぇじっとしてるだけで、カラダの奥のほうの自然治癒力ってやつが発動しだして、良くなる方向へ向かうってもんよ。

さて、これからが「本治療」だ。のどの痛みや扁桃炎を実際に和らげることを目的とした治療になる。これには「お灸」が必要になるからあらかじめ用意しておくこと。

痕も残らねえし、熱さの程度も調節できる素人向けのお灸ってのが今じゃドラッグストアで手に入るから、事前に自分で購入しといておくんな。

 

■本治療の要点

<本治療>

ところでおめえさん、「合谷(ごうこく)」ってツボ知ってるかい?

合谷ってのはね、人差し指の付け根と手首をつなぐ骨のほぼ真ん中にあって、親指側のちょうど側面に当たるツボのことをいうんだ。

 

 

まず親指と人差し指を目一杯開いてごらんよ。その親指の内側の側面をまっすぐたどっていって人差し指のちょうど骨んとこに突き当たったところだ。これを左右両方の手を押してみて、より痛みの強えほうを治療点として選ぶんだ。

それで治療点を決めたなら、痛えほうの合谷にお灸をすえてみる。これ、回数は7回くれえでいいかな。熱さが引いてったら新たにすえるってぇ風にして7回繰り返すわけだ。

症状の軽い扁桃炎なら、これで随分と痛みが楽になるってもんさ。けどね、扁桃炎起こすやつわぁ、しばしば再発を繰り返すもんだ。これを予防するにはね、カラダの「ある場所」を叩くといいんだよ。

それがどこかっていうとね、「大椎(だいつい)」ってツボだ。これはね、首を前に倒した時に一番出っ張る高い骨のすぐ下で、おいらたちの業界ではこの一番高くなる骨を「胸椎7番」と呼んでる。

 

 

この大椎の左側を手の小指側の側面でごく軽くゆっくり叩くんだ。回数はそうだな、20回くれえで構わない。

するってえと不思議なことに左肩の下がっているのもすっと治って扁桃炎も再発しなくなるってもんよ。この時、もし例外的に左肩じゃなくて右肩のほうが下がっているってえやつがいたなら、大椎の右側を叩くこと。

これだけでグッと良くなってしまうんだから、おいらたち人間のカラダってやつぁ本当にありがてえってもんよ。日頃からこのカラダにちゃんと感謝して生きなきゃ、バチが当たるってもんよ!

 もし、おめえさんやおめえさんの家族にのどの不調が現れた時は、是非とも試してみておくんなせえ!

辛いお方が、今日もどこかでおいらを呼んでるぜ。そいじゃ、あばよ!

 

 

⭐️普通、専門書なんてモンは高えもんと相場が決まってる。けどね、ナツメ社さんときたらこんなに色が豊富でわかりやすい図解付きで定価2,000円をきっちまうってんだから、全くすげえ時代になったってもんだ!おめえさんも是非参考にしておくんなせい!

図解 東洋医学 人体の経穴[ツボ]と経絡

新品価格
¥1,836から
(2019/1/28 14:08時点)

 

 

⭐️ 自宅にいながらにして火傷も気にせずお灸ができるって、ちょいと便利なアイテムがぁこいつだよ!おまけに100壮入ってて定価1,296円ときた日にゃ、コスパ良すぎてお天道様もまっ青だ。

【あす楽発送 ポスト投函!】【送料無料】【さらに選べるおまけ付き】【山正/YAMASHO】長生灸 (ちょうせいきゅう) 100壮 (レギュラー・ライト・ハード・ソフト) – 使いやすい本格派のお灸。どこにでも貼ることができるシールタイプ。【ネコポス】【smtb-s】

価格:1,296円
(2019/1/28 14:22時点)
感想(34件)

 

 

にほんブログ村 健康ブログへ

★ついでにポチッとして頂けたらうれしいです。ありがとうございます。

にほんブログ村 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました