病気が治らない人の3つの特徴

カラダの哲学

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病気というのは、私たちのカラダや心が自然の法則から少し離れていますよ、と教えてくれるサインだったりします。そこで、「そうか」と気がついて修正した途端、あれよと言う間に良くなっていくなんてことがままあります。端的に言ってしまえば、私たちの意識が病気をつくりもし、治しもしているということです。

逆にある病気がなかなか良くならない場合は、普段の意識のあり方をチェックしてみる必要があるかもしれません。私思うに、病気が治らない人に共通する特徴が3つあります。

 

①治りたくてバタバタしている人

②絶対治らないと思っている人

③治らない方が良いと思っている人

 





 

■治りたくてバタバタしている人の問題点■

まず1番目の、治りたくてバタバタしている人というのは、どういう人なのでしょう?

誰でも本来は病気を治したいと思っています。それそのものは良いことで、特に問題はありません。ところが取り組み方に問題があるのです。「バタバタする人」というのは、病気の根本原因に目を向けるのではなくて、表面上の「症状」にばかり意識がいき、なかなかその根本原因を改善しようとは思わない人のことです。

「先生、とにかくこの痛みをどうにかして下さい」

と、そればかり言うのです。

定期的にメンテナンスのために調整を受けて下さっている方なら、その方のカラダのクセや問題点についてこちらもある程度は把握できているので調整しやすいのですが、悪くなるまでご自分のカラダのことは放っておいて、辛くなった時だけどうにかしてくれというのは、虫の良い話。こういった方は、日頃の誤った食事や思い、動き方という根本原因を改善しようという意識にも欠けていらっしゃるように思います。

そして、自分の気を症状の方にばかり向けているから「なんとかしなければ。早く治さねば」と焦る。けれど、焦れば焦るほど、逆に病気は治らなくなってしまうのです。

 

■絶対治らないと思っている人の問題点■

2番目の、「絶対治らないと思っている人」というのはどんな人なのでしょうか?

難病と呼ばれる病気には、膠原病や、糖尿病、各種がんなど様々あります。すぐに生死に関わるかはともかくとして、こういう難病だと医師に宣告された人の多くは、「ああ、もう私は治らないんだ」と観念して人生を諦めてしまうことでしょう。それくらい、医師というのは言葉と存在に力があるのです。

けれど、自分のカラダと人生における主は、医師ではありません。自分なのです。自分でもう治らないことを認めてしまえば、カラダだって素直にそれに従ってしまうことでしょう。確かに病気に執着することはよくありませんが、医師の言うままに病気を受け入れてしまうのは、模範的な病人になってしまうことと等しいと私は思います。これでは病気と慣れ親しんでしまってカラダ本来の自然治癒力が発動する機会も失してしまうと言わざるをえません。

よく毎日のように病院に通って、自分の病気自慢をしている老人たちがいます。さながら病院の待合室はサロンのようです。このような人たちは病気が趣味のようになってしまっていて、これまた自分の気を病気に集中させているのです。

 

■治らない方が良いと思っている人の問題点■

3番目の、「治らない方が良いと思っている人」というのは、要するに病気になった方が都合が良いと思っている人たちのことです。これは、本人に自覚がある場合とない場合とがあります。表面的には「治りたい」と言葉に出していても、それが真実ではなく心の中では「治りたくない」と思っている人たちです。病気によって多額の保険金が出たり、病気があることによって嫌な仕事を免れる、また病気でいることによって周囲に優しくしてもらえる状況にある、なんていう場合がこれに当てはまります。

以上の3つに共通するのは、どれも自分の興味、関心、意識やエネルギーといったものを、すべて病気の方へ注ぎ込んでいるということです。実はそれが病気を引き起こしていたり、病気を治さない根本原因になっているのです。自分自身の中に常に病気のイメージを取り込んでいるうちは、人は永久に病気からさよならできません。

 

■病気は意識がつくるもの■

医師に病気が多いのをご存知ですか?

医者の不養生とはよく言われることですが、忙しすぎてカラダを壊すというのとはまた別な意味で病気になる人が多いのです。不思議なことにがんの専門医はがんで、心臓病の専門医は心臓病で死ぬことが多くあり、統計的にもそう現れるようです。伝染性の病気を扱っているのならば理解できますが、がんや心臓病が伝染するとは思えません。なぜこのような現象が起こるのでしょうか?

医師は多くの病人と毎日向き合っています。そして、その病気を治すための努力を続けています。がんの専門医の場合は「患者さんのがんを治してあげたい」と思っていると同時に、がんに対する恐怖心が心の奥深く刻み込まれている可能性があるのです。そのがんに対する恐怖心が医師をがんにさせているのではないでしょうか。

人間、ある程度の年齢になれば、がんがカラダのどこかにできていたって不思議ではありません。毎日、がんのことばかり考え、頭の中にイメージしているから、がんの早期程度だったものが、急速に成長したとも考えられなくはないのです。

 

■病気を治す近道は?■

物理学には「エネルギー保存の法則」というのがあります。エネルギーが熱や力などに変わっても、総体としてのエネルギー量は不変だといういうものです。これは、人間の「気」に対しても同じことが言えるのではないでしょうか?

気とは、人間が生きていくために必要な「生命エネルギー」のことです。人によって、その生命エネルギーの総量は異なるでしょうが、本人の持っているそもそもの量は不変なのではないかと思うのです。

今までは、気が落ちたから病気になったのだ、とか、気の量が増えたから元気になったんだ、とか言われてきましたが、案外そうじゃないのではないか。病気の人は、単にもともとあった自分の気を病気のために使っているだけなのです。

いつも病気を気にして、せっかくの生命エネルギーを不安や恐怖、心配ばかりに使っていたのでは馬鹿らしいと思いませんか?

これでは病気から脱出することは一生できっこありません。

病気のことは忘れ、今、自分がやりたいことを即実行する。エネルギーを病気の方向に使うのではなく、自分が楽しいと思うことに使う。これが何よりの病気を治す近道なのではないかと、私はこの頃思うのです。

 

 

 

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