この頃、暑い日が続きますね。あなたは夏バテしていませんか？
こんな時、生ジュースなんて飲みたくなりませんか？
しかも葉野菜たっぷりのグリーンスムージーなんていかがでしょう。
アメリカのローフード研究家が考案したことから、日本でも瞬く間に広まった感のあるグリーン・スムージー。
グリーン・スムージーとは、青野菜とフルーツを一定の割合でミキサーにかけた加熱しないドリンクを指します。
ローフードとは皆さんご存知の通り、４８度以下で調理した野菜や果物・ナッツ中心の食事スタイルのことですが、そのローフードにおいて、グリーンスムージーはとても大切な位置を占めます。がん予防や血管障害、肥満改善に効果があると言われ、女性にも人気です。
コリン星人の小倉優子さんが「出産後に11kg痩せることができたのはグリーンスムージーのおかげ」と言ったことから女性の愛飲者がものすごく増えましたよね。
●小倉優子さん（コリン星出身）
グリーンスムージを美味しく作る上での「組み合わせの黄金ルール」なるものがありまして、どんなことかと言いますと・・・
★グリーン（青野菜）+ 柑橘系フルーツ + 甘味系フルーツ + 季節のフルーツ をベースとして、これに水１カップを加えて完成とするのです。
また、健康のために活用するには以下のことが大切。
①できるだけ毎日飲む。
②１日１リットル飲むと効果的。
③食事と一緒に飲まず、他の物を飲食する場合は前後に４０分以上あける。
・・・けれど、飲むにあたっていくつか知っておくべき注意点があります。
例えば、冬に冷たいスムージーを飲むと「内臓冷え」と呼ばれる深刻な冷え性になります。冷えは不妊を招き、代謝を悪くします。また、夏が旬のものや南国が産地のものを冬に集中して飲むことも冷えをさらにエスカレートさせます。それを防ぐには、温かい白湯を飲んでから少しずつ口の中の体温で温めてから飲むと良いでしょう。
「なんだ。そんなこと知ってるよ」
そういうあなたの気持ちも分かります。でも、まあ、もうしばらくお読み下さい。これから大切なことをお伝えしますから。知っておかねばならない大切なことに「避けたほうが良い食材」ってのがあるのです。
まず、これは農業の知識が必要になるのですが、植物の三大栄養素として有名なものに窒素・リン酸・カリウムがありますが、その中の「窒素」が植物に吸収される時、硝酸態窒素（しょうさんたいちっそ）として吸収され、これは人間の体内で変換される際、発ガン性物質となったり、血液の障害といったトラブルを引き起こす物質になると考えられています。つまりは、栽培する植物に多く肥料を使うほど、このリスクが高まるのです。
これでは、グリーンスムージーが健康に良いとされている特徴の真逆の作用をしてしまうことになります。
硝酸態窒素は、ホウレンソウやサラダ菜などの葉野菜に多く含まれているため、欧州では健康被害の可能性を危惧し、EUではホウレンソウに含まれる硝酸態窒素含量を夏場では2,500 ppm、冬場では3,000 ppm以下と規制しています。しかし、日本の農林水産省では健康被害の確たる証拠がないとして、いまだに規制を設けてはいません。なので、自衛が必要になります。それには、まず硝酸態窒素の含有量の多い野菜を知ること。
どんな葉野菜に多く含まれているかというと以下の通り。
●ホウレンソウ、小松菜、ニラ、春菊、モロヘイヤ、ちんげん菜、エンダイブ、つるむらさき、ターサイ、ズッキーニ、キョウナ、高菜、大根葉、セロリ、みつば、ブロッコリーの茎、水菜、白菜など。
これらの野菜は生では使わないか、グリーンスムージーに使うなら無肥料のものを選ぶこと。また、熱を通すと硝酸態窒素は3割～5割くらい減るので、さっと湯通しするのもありです。また、逆に生で用いても良いものとしては、次のようなものがあります。
●キャベツ、レタス、きゅうり、アスパラガス、ブロッコリーの芽、ニンジン、トマト、フルーツ
それに、でんぷん質を多く含む野菜はフルーツとの食べ合わせにより、腸内でガスが発生しやすくなるので避けるべきです。
●根菜類・豆類・茄子・かぼちゃ・トウモロコシ
葉野菜のみどりは、ビタミン豊富でほてったカラダをやさしく冷やしてくれますしね。夏限定でグリーンスムージーを飲んでみるのも心身のリフレッシュには良いかと思います。
もしも、あなたが新たに見つけた「組み合わせの黄金ルール」があったなら、今度こっそり教えて下さいね。
★モデルやヨギーニに大人気！世界中に広まるグリーンスムージー。葉野菜とフルーツ、水だけで作れる手軽さと美味しさ。「体調がいい」「疲れにくい」「やせた」「肌トラブルが解消した」など絶賛の声しきりです。
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