エネルギー的偏りが生む不調の解決法

健康法

 

しばらく更新ができずにおりました。

確定申告とイベント準備、それに昨年父が亡くなった後のあれやこれやの整理が続き、忙しくしている間に書く機会を失っておりました。でも、春はもうそこまで来てるし、これからまたのんびりと再開いたしますのでどうぞおつきあいください。




■不調のかげにはエネルギーの流れの乱れがある■

一般的に人間は右側と左側、二つの異なる側を持っています。この連動がうまく行かないがゆえの不調というのは案外多い。

本来、私たちのカラダというのは左右反対側にクロスして刺激や情報を伝達することにより、エネルギーの循環が増すようにつくられています。例えば、自分の左脳からカラダの右側へ、また右脳からカラダの左側へという風にしてきちんと交差して流れていくことによって免疫系統も正常に働けるようにつくられているのです。

ところがなんらかの外的・内的ショックや異常な電磁場などによりこの交差するエネルギーの流れが阻害され、種々の不調を生み出す原因となってしまうことがあるのです。

 

■エネルギーは反対側へと交差して伝えられるもの■

そうなると、私たちのエネルギーがカラダの左右同側で上下に働き、垂直線を平行に並べたようなエネルギーのパターンを描き出すようになってしまいます。すると、カラダの機能効率は半分以下に低下し、免疫力が弱るのみならず、明晰にモノゴトを考えられなくなります。

感覚が鈍くなり、見たり、聴いたり、匂いを嗅いだり、触ったり、味わったりという五感を通じた知覚の全てがスムーズに行われなくなり、あげく、生命力に欠ける感じがしてうつ状態にも似た様相を呈する場合さえあります。

こうなると、いくら健康に良いと言われることを知っていたとしても、実行していたとしても、効果が全く発揮されません。例えば、健康に良いからとウォーキングを試みる人は多いです。しかし、エネルギーが左右上下に働いてしまったのでは、むしろ恐ろしいことにウォーキングがカラダをさらに弱らせるエクササイズとなり、余計に疲れてしまうのです。

健康に良いと言われることをいくらやっても逆に具合が悪くなってしまうという方は、もしかしたらエネルギーの流れが正常に流れていないのかもしれません。

 

■乱れをチェック!「クロス・クロール」の方法■

今あなたが、このエネルギー的な偏りの状態にあるかどうかをチェックする簡単な方法があるので、お伝えしましょう。

「クロス・クロール」と呼ばれる運動をしてみれば一目瞭然です。

<手順>

❶立った状態で右腕を上に伸ばし、同時に左脚を上げます。

❷上げていた右腕と左脚を下げると同時に、今度は左腕と右脚を上げます。もしもカラダが不自由でこの運動ができない人は、椅子に座ったままで右膝を上げ、左手で右膝に触れます。右膝を下げたら今度は左膝を上げ、右手で左膝に触れます。

❸同じことを繰り返します。ただし、今度は脚の上げと腕の振りを大きくオーバージェスチャーで行ってください。脚と腕をできるだけ大きく振るのです。

❹最低1分間、この運動を続けます。息を鼻から深く吸い、口から吐きながら続けて繰り返します。

 

■手足がスムーズに動かないのはエネルギーが正常な流れにないから■

このクロス・クロールは、私たちの左脳が情報をカラダの右側へと送り、右脳が情報をカラダの左側へと送っているという事実に基づいた運動であります。左脳や右脳のエネルギーがちゃんとカラダの反対側へと正常に伝達されないと私たちは自分の脳の能力を最大限活用することができません。

エネルギーを反対側に伝達できない場合、エネルギーのスピードは劇的に遅くなります。そして前述したようにカラダに対して上下に働くパターンによってエネルギーが動き始めるようになるのです。もしも、このクロス・クロールを行ってみて手足がスムーズに動かせないとか、素早く動かせないようであれば、それはエネルギーの流れが正常な状態にないかもしれないことを意味しています。

 

■「歩く」「走る」「泳ぐ」の全てがクロス・クロール■

もともと私たちが新生児の頃は、右脳がカラダの右側、左脳がカラダの左側という風にカラダが上下に働くパターンでも問題がなかったのですが、その後のハイハイ期を通じてカラダの右側や左側から反対側に向けてエネルギーが伝達されるパターンがつくられるようになり、それにより知能を発達させてより高度な活動が可能になっていくのです。このハイハイを全くしない子どもは学習障害を持つケースが多いという報告もこうしたエネルギーレベルでの進化のプロセスにあるのです。

大人になってからも何気なく行われる「歩くこと」、「走ること」、「泳ぐこと」の全ては自然なクロス・クロール運動と言えます。しかし、現代人である私たちは長時間のデスクワークを余儀なくされ、一日中座ったままでいることがとても多い生活を送っています。自然が意図したこれらの動きをする時間が極めて少なくなっているのです。

そうしたこともカラダ本来の正常なエネルギーの流れが阻害される原因となっているのはいうまでもありません。それに加えて、歩く時でもあまりクロス・クロールの動きができにくくなっています。例えば、ショルダーバッグを肩にかけた状態でいくら大きく腕を振って歩こうとしてもそれは難しい。

そんな人こそ、自宅で、あるいは職場でこのクロス・クロール運動を意識的に行ってみてください。比較的バランスが取れている人であれば1分間も行えばエネルギーの流れも容易にもとに戻るはずですから。うまく行えば、運動する前よりもずっと元気になるはずです。

 

 

 

なぜ治癒が起こるのか?その理由は、私たちの存在そのものがたんなる物質としての肉体であるだけでなく、周囲のエネルギー場をも含めたエネルギー体でもあるから。ずいぶん前に書かれたものながら、その内容は決して古くないどころか来たる未来を予感させてあまりある。ホリスティック運動の雄・上野圭一さんの翻訳がこれまた素晴らしい一冊です!

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コメント

  1. 渋谷 貢 より:

    北海道在住の者です。最近,noahnoah様の記事を閲覧させていただいております。
    私は,ネットで気功に関する情報をよく調べます。
    そこで,伺いたいことがあります。
    noahnoah様は,治療家ということですが,開院されて実際に治療を行っているのでしょうか。宜しければ,施設名と住所を教えていただければ幸いです。

    • noahnoah より:

      渋谷さま 
      コメントありがとうございます。ご質問については拙者の記事「学校給食の裏側2」にてお答えしております。どうぞご確認ください。

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