noahnoah塾・講座資料〜「12のツボを覚えよ」

noahnoah塾

 

6月17日に開催いたしますnoahnoah塾ですが、今回のテーマは「色」。講座の中では、受講生の皆さんに覚えていただきたい色治療で用いる12のツボをご紹介します。

なんと、自分でカラダの状態を診断した後、これら12のツボのどれかに処置をするだけで、気(=生命エネルギー)が調整されカラダが楽になるという仕組み。当日はツボについての資料もお配りしますが、実際、画像で確認していただいたほうが、位置の見当をつけやすいのではと考え、本ブログを通じ、補足資料としてお伝えいたします。




■生命エネルギーと経絡

あらゆるものは、背後に隠れて存在するエネルギー無くしては、誕生することも活動することもできません。私たち人間の中にも、目には見えずとも「生命エネルギー」の存在があり、それがカラダの内外をくまなく循環することにより、日々の生命活動を可能にしています。その生命エネルギーの通り道のことを「経絡(けいらく)」と言います。

経絡には、大きく分けると、天地を結び身体の正中線を通る「任脈」と「督脈」、そして主に内臓の働きを中心に統括する正経12経脈というものがあります。

これらの経絡を滞りなく生命エネルギーが流れていれば問題はありませんが、人間は心を持ち、周囲の環境は刻々と変化し続けています。その中でストレスを感じる状態が長く続いたり、環境の変化に対応できない場合、この生命エネルギーの流れが淀み、滞ってしまうのです。これが気が病んでいる状態。さらにこれが続けば、症状や病気というカタチでカラダは私たちに異常を知らせます。

 

■経絡治療とは?

経絡治療とは、こうした目には見えない経絡に起こった異常を診断し、それを整える目的で行われます。今回、皆さんにお伝えする「色治療」も経絡治療の一つと言えます。

本来は360箇所以上も存在すると言われるツボですが、色治療ではその中から厳選してまずは12箇所を覚えていただきます。正しく覚えて正しく活用すれば、カラダは確実に変化しますから、どうかしっかりと覚えてみてください。

では、次にそれら12のツボの名前と位置を画像を交えてご説明しますので、ただ見るだけではなく、実際に自分の利き手の親指で押してみてください。文字通りうまくツボにハマれば、ズンと深部に響くような心地よい痛みが感じられるはずです。

 

■手の6つの経絡と6つのツボ

まず手にあるツボを覚えてください。手には6本の経絡が走行しています。その6経絡は、肺経と大腸経、心包経と三焦経、心経と小腸経でそれぞれペアを作ります。

 

①肺経(▼)・大腸経(▲)

●肺経▼:列欠(れっけつ) 手首から指2本腕の骨の内側にある

 

 

 

●大腸経▲:陽谿(ようけい) 親指を反らすとできる2本の腱の間のくぼみ

 

 

②心包経(▼)・三焦経(▲)

●心包経▼:内関(ないかん) 手首のシワから指3本分、2本の腱の間

 

 

 

●三焦経▲:外関(がいかん) 手首から4本分、やや親指側寄り

 

 

③心経(▼)・小腸経(▲)

●心経▼:陰郄(いんげき) 手首のシワから1本分、骨突起の内側

 

 

●小腸経▲:後谿(こうけい) 手を握った時にできる感情線のシワの先端

 

■足の6つの経絡と6つのツボ

足にも6本の経絡が走行しています。その6経絡は、脾経と胃経、肝経と胆経、腎経と膀胱経でそれぞれペアを作ります。

 

<足の経絡とツボ>

④脾経(▼)・胃経(▲)

 

脾経▼:公孫(こうそん) 親指から撫でていくとぶつかる骨の前のくぼみ

 

 

胃経▲:陥谷(かんこく) 足の第2指の骨と第3指の骨の間の分かれ目

 

 

⑤肝経(▼)・胆経(▲)

 

肝経▼:中封(ちゅうほう) 足首上側の腱の内くるぶし側のくぼみ

 

 

胆経▲:臨泣(りんきゅう 足の第4指と5指の骨の間の分かれ目

 

 

⑥腎経(▼)・膀胱経(▲)

 

腎経▼:照海(しょうかい) 内くるぶしの下の縁から親指1本分のくぼみ

 

 

 

膀胱経▲:申脈(しんみゃく) 外くるぶしの下の縁から親指1本分のくぼみ

 

 

いかがですか?まずは手始めにこれら12のツボの名前と位置を覚えていただくだけで、ざっくりとですが経絡治療(気の治療)は可能になります。もし今回受講された方の中で、この説明でもわからないという場合は、私noahnoahの勤務する治療院か、隣のOrganic cafe 知恵の木までお越しください。お時間の許す限り懇切丁寧にお教えいたします。

 

追記:受講された皆さまへ

本日は、noahnoah塾ご受講ありがとうございました。今回お伝えした色治療をまずは毎日行ってみてください。そして、診断に対する感覚や勘を養ってください。特にカラダに異常が見当たらないという方でも、2、3日に一度は診断してみて色によってカラダが変わるのを体感してみてください。

気の流れは変化します。朝貼った色が夕方にはお役終了となり、別な色の方がかえってカラダの調子が良いということもあります。もし可能であれば、一日のうち何度か診断し直して必要な色を確認すると良いでしょう。

もしも間違った色を貼ったり、すでにカラダが欲する色が別な色に変わったりしている場合は、今までなかった張り感や違和感が出てきたり、重だるさが出てくることがありますが、そのような時は色紙を全てカラダから剥がせば良いだけです。薬品のような副作用も全くありません。しばらく間をあけてから再度診断してみてください。

また、色シールは手作りゆえ、角がしっかり鋭角に切り取られていなかったり、正三角形のカタチが崩れているものもあるかもしれません。そんなのを見つけた時はハサミをいれてカタチを整えてから使ってください。

今回の講座をきっかけに、色がこれからのあなたの人生にとりまして良き友となりますように。

 

 

もしもあなたが本格的にツボについて学びたいなら、この本はつよ〜い味方になってくれます!元来、この手の専門家向けのテキストはしゃちほこばった硬めの本が多かった。しかし、これは楽しく印象強くツボを覚えることができる!まさに文字通り「インパクト」を実感できる一冊です!

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