先生にとって、生徒とは不思議な存在です。そして「教える、伝える」という行為も、よく考えてみれば不思議です。
もともとは赤の他人だったはずなのに、共通のテーマを探求し、先生はそれについて少し先に学んだことを、これから学ぼうという生徒さんたちに教え伝える役割を仰せつかるわけです。
自分が理解できて嬉しかったその喜びを生徒さんに伝える。それを受け入れて生徒さんの世界も広がる。喜びの共鳴が起こるのが生徒と先生の関係です。家族のようであり、兄弟姉妹のようであり、はたまた同志のようでもある。学びを通じて深くつながるそのご縁。
今まで出会った生徒さんたちの中には、今も交流させていただいている忘れ難い方というのが少なくありません。そんな方たちのブログやサイトをご紹介する「私のオススメブログ」のコーナー、今回ご紹介するのは・・・
もしも、あなたの愛するご家族が末期ガンで余命宣告されたとして、それから食事を変え、意識を変え、暮らし方を変えたことで、数ヶ月も経たぬ間にそのガンが綺麗さっぱり消えてなくなってしまったとしたならどうでしょう?
そんな体験をしたならば、あるいはあなたのモノの見方や人生さえも、大きく変わってしまうと思いませんか?
そんな奇跡の体験をした方がいるんです。とても印象深い生徒さんのお一人に、広島県福山市でマクロビオティックの料理教室を主宰する加藤綾さんがいます。
●加藤綾さん(写真は彼女のブログから)
綾さんとは、6年前に山梨県小淵沢のKIJ(マクロビオティックの学校)合宿で出会いました。ランチ時間に「先生!北海道から来られたんですね。私の母も北海道出身なんですよ!」と声をかけてくださったのが彼女でした。その時はたくさんお話することはできなかったのですが、明るくチャーミングな笑顔がとても印象に残りました。
しばらくしてから私がアメブロを始めて、偶然マクロビオティックについて書かれていた綾さんのブログを見つけ、読者登録したところ、それに気がついた彼女がメッセをくださってアメブロ仲間になり、時々メールでやりとりさせていただくようになりました。
綾さんのブログタイトルは『猫とマクロビオティック大好き!! 地球を遊ぶブログ♪』。
日本のみならず、海外のベジタリアン・レストランもたくさん食べ歩き、それをブログでレポートされていて、その数ゆうに100軒は超えてます!さらに古代文明マニアの彼女は、イースター島やペルーのクスコ、ハワイの聖地など世界中のミステリースポットを歴訪し、その旅の様子を伝えてくれます。
●モアイ像(写真は彼女のブログから)
ちなみに私も古代文明やミステリースポット好きで、若い頃は不思議な場所を求めてよく旅をしたものです。なので彼女のブログは青年時代の自分を見るようでいつもワクワクしながら拝見しています。
一体なぜそんなにバイタリティがあるのだろう?と思うくらいエネルギッシュに活動する綾さん。3年前、そんな彼女がお母様と一緒にひょっこり知恵の木を訪ねてきてくれたことがありました。元気で以前と変わらぬ明るくチャーミングな笑顔。とても嬉しかったです。その時の様子をブログに綴ってくださっています。↓
その時、綾さんからお聞きして驚いたのは、以前、お母様が末期ガンだったのをマクロビオティックの食事で完全治癒されたこと。現在とてもお元気でお若く見えるお母様がそんな大病をしてらしたなんて想像もつきません。娘さんである綾さんが真摯にマクロを学ばれたのには、そうした理由があったのです。
綾さんは2つのブログを運営されていて、もう一つのブログのタイトルは『Aya’s Kitchenのいろどりたち』と言います。
こちらでは、お母様がガンを食事療法で完全に克服されるまでのプロセスと排毒の記録を写真も載せて綴られています。マクロの陰陽を上手に活用しながら体調を整えられていく様子がとてもわかりやすく書かれています。
食べ物で病気を治すこと。これは本当に可能なことなのです。私の祖父も医者が匙を投げた重い心臓病をマクロの食事で完治させることができました。玄米は上手に用いればそれほどまでにすごい働きをします。しかし、大切なのは病気が良くなってからの普段の食事への移行のさせ方なのです。これを知らずにずっと長い間同じ方法で玄米を炊き、食べ続けていたならば逆に体調を悪くすることだってあるのです。
全てのモノゴトは変化しているからです。四季だってそうですよね。季節が夏から、秋、そしてすでに冬に変わってしまっているのにずっと半ズボンにランニングシャツでいたのでは風邪をひいてしまいます。なのでマクロビオティックにおいても、治病食と日常食では分けて考える必要があるのです。
けれど、綾さんもお母様もそこをよく理解され、上手に移行されたようです。現在、ガンの治療にあたられている方には、きっと参考になることも多く、希望を見出すことができるはずです。ぜひ、この記事お読みいただきたいと思います。↓
綾さんの素晴らしいところは、マクロビオティックを単に食事法と捉えるだけではなく、「生命の学びであり、遊びである」という深いところを理解されていること。マクロを学ばれている方の中には、食物の陰陽の判断ばかりに終始し、善悪でモノゴトを捉えるクセをつけてしまっている方もあります。これはとても残念なことです。
陰陽はもちろん大切なものですが、その陰陽を生み出した大もとにはさらにもっと大きな世界があり、それは無限や永遠と呼ばれるものにつながる世界なのです。マクロビオティックとは「大いなる生命をイキイキと生かす方法」であり、生命に対する理解をともなってこそ、その真価を発揮できるものなのです。
綾さんは、僕の娘といってもおかしくないくらいお若いのに、生命について理解し、人間の魂のやがて還るべき場所をちゃんとわかってらっしゃる、いつもそんな風に感じています。以前、ブログに書かれていたこんな文章からもそれが伝わってきます。表現のスタイルは今どき女子風、絵文字満載で可愛らしいのですが、伝えたいメッセージがとても深いのです。
陰と陽、これを捉えていく感覚は面白いです。闇があってこその光です。私たちは、辛いことや苦しいことがあるとすぐにそこから抜け出したくて反発したりしますが、その辛い体験にこそ実は救われていたりするものです。その時は、まだ解らなくてもね(*^_^*)人間、万事塞翁が馬です♡この陰と陽の二元論の世界、地球では、
喜びと悲しみはセットの様な気がします。だからこそ、思い切りその時々の感情を体感できますよね。「損する」のと「得する」のもセットです。
得した~~(*^_^*)と思うことが起こるともれなく、損した~~(T_T)というようなことも起こります。損するも得するも本当はないんですね。まぼろしー!(IKKOさん風にね♪)固定観念をもって、二元論の世界を遊んでる私たち♡まだまだそんなマネーゲームをしたいならすればいいし。もう飽きちゃったら、そこからイチ抜けた~っでいいし。素晴らしいじゃああーりませんか♪
死ぬまで、この地球で
子どものようにいちいち不思議がったり、いちいち喜んだりしたいものです、、、♡
綾さんの主宰されている料理教室の名前は、Aya’s Kitchenと言います。「Aya」とはアラビア語で「奇跡」を意味します。日常の中に存在する何気ない奇跡を感じ取り、料理教室を通じて生徒さんにお伝えしている。そんな綾さんの姿が目に浮かびます。
・・・いや、もしかしたらその存在そのものが奇跡なのかもしれません。
彼女には「謎」が多いのです。
昨年も英国のオックスフォードに語学留学していたり、先月までハワイを旅して回っていた綾さん。いつもエネルギッシュに活動している彼女はいつ休んでいるのでしょう?そして、旅だって莫大な費用がかかるはず。それを一体どうやって捻出しているのでしょう?彼女に関する謎は尽きません。
・・・実は私、不思議な知人がいましてね。この話、ちょっと長くなる上、私ごとになるんですけどね。話しちゃおうかな、話さないほうが良いかな、えいっ、話しちゃえ(笑)。
私は20代の頃、世界旅行を計画し、その資金を得るため地元のとある出版社で編集のアルバイトをしていたことがありました。その編集室には可愛くて仕事のできる3歳年下の女の子がいて一緒に仕事をしていたのですが、平気で2週間とか長期の休暇をとってフランスとかイギリスとか、しょっちゅう旅行に出かけるのです。
まだ若いのにそんな旅の資金をどうしているのかな?とスタッフの誰もが不思議に思っていたら、ある日、その彼女から「宮本さん(私のリアル苗字)にどうしても伝えたいことがあるんです」と呼び出されたんです。
「これはきっと愛の告白に違いない」
私はそう思って半分期待しながら待ち合わせた夜のバーへと向かいました。しかし、そこで彼女から告げられたのは、「実は私、秘密結社の工作員だったんです。それを宮本さんに伝えたくて」の一言でした。
彼女は人並みはずれたエレクトーンの名手でもあったのですが、ある時から秘密のエージェントに依頼されて、大衆をマインドコントロールするための特定の周波数を彼女が作曲する音楽に組み込む作業に取り組んでいるとのこと。その音楽は、日常私たちが耳にするテレビやラジオのCM、街宣広告などに使われているそうで、大衆の考え方や気分をある種の方向へ誘導するのに非常に効果的だと言うのです。
そのプロジェクトに協力し作業する費用は全てエージェント持ちで、彼女には莫大な報酬が支払われているとのこと。休暇をとって頻繁にヨーロッパを訪問していたのはその打ち合わせと目的遂行ための準備であり、出版社でアルバイトしているのは世を欺く仮の姿、本当は秘密結社の工作員だったと言うのです。
そんな彼女が私に秘密を告白したのには理由があって、私に「あること」を要求するためだったのですが、これ以上はここでは言えません。もしかしたら彼女の狂言とも考えられますが、この後、私には不思議なことが立て続けに起こり、彼女の言うことを事実だと認めざるを得ない体験をしました。世界は広い。世の中にはこういった組織が存在するのだと青年であった私は認識したしだい。
世界中のミステリースポットを年中飛び回っている綾さんも、あるいは・・・・(笑)。
ま、綾さんは魔術でいうなら「白魔術」。おどろおどろしい悪魔を味方につける黒魔術ではなく、天使の力を借りて人を幸せにするポジティブな魔法を操る魔女に違いありません。でも、もし秘密結社の工作員だったら私にちゃんと告白していただきたいと思います(笑)。
最後に綾さんの印象を、恒例の私の独断と偏見、はた迷惑な創作キャッチフレーズで表現して締めくくりましょう。
綾さんのキャッチフレーズは、これだ!、ドンッ!!
「世界を旅するマクロビティーチャー魔女っ子綾さん。お鍋の向こうは桃源郷」
●マチュピチュ遺跡を前に佇む綾さん(ブログから拝借しました)
http://blogs.yahoo.co.jp/gonnyan3452
・・・失礼しました(汗)。表現が少し昭和すぎますね(笑)。
最近、ブログ更新されていない綾さん。『猫とマクロビオティック大好き!! 地球を遊ぶブログ♪』では、「この頃ブログがワクワクしない、やめよっかな」と、引退宣言とも取れる弱気な発言をされています。やる気の湧く日、湧かない日、人生色々あります。人にリズムはつきものです。けれど、どうかこれからもマイペースで続けていってほしいなって、綾さんファンとしては思います。
私が青年時代に行くことのできなかった場所をイキイキと旅する綾さんのレポートを拝見していると、あなたと一緒に旅している気になって、自由を思い出し、元気をいっぱいもらっていますから。
綾さんの願いである「地球の平和」を、マクロビオティックを通じて、これからも一緒に、この世に実現してまいりましょう!
*Aya’s kitchen→http://www.ayaskitchen.net
⭐️ なぜ玄米がガンの治療に効果的なのか?そのメカニズムを琉球大学名誉教授であり玄米の抗がん成分研究のパイオニアでもある伊藤悦男先生が解き明かします。大切なのは玄米のプラス面のみならずマイナス面をも熟知し、それをうまく活用する技術。その方法を知ることができる一冊です!
がん患者は玄米を食べなさい ―科学が証明した「アポトーシス&免疫活性」のすごい力 新品価格 |
★ついでにポチッとして頂けたらうれしいです。ありがとうございます。
コメント