昔から音楽が好きだ。音楽のない生活など考えられない。そんな私もこの世に誕生して半世紀をとっくに過ぎ、いつの間にか自分より年下のアーティストの楽曲に癒されるようになって久しい。 で、今どんなアーティストに癒されているかというと Bialystocksである。ご存知の方もいるだろうか?2人組の日本のロックバンドで、 2019年にボーカル甫木元空(ほきもと そら)監督作品の映画 『はるねこ』劇中での 生 […]
昨晩、久しぶりに良いものを聴かせてもらった。教育文化会館で行われた中村佳穂のライブに行ってきたのだ。中村佳穂、ご存知だろうか?彼女は京都出身のアーティスト。 昨年、押田守監督のアニメ作品『竜とそばかすの姫』が大ヒットしたが、主演及び主題歌を担当したことから全国的に認知され、紅白出場も果たした新進気鋭のシンガーソングライターである。 私は数年前からLINE MUSICで彼女の存在を知り、その類稀な表 […]
歌手のオリビア・ニュートン・ジョンが亡くなった。73歳だった。 今から30年以上も昔、まだ私が20代だった頃、電話で彼女と直接話をした事がある。明るく可愛らしい口調に加え、その声の美しさは今でも私の記憶の中に強く残っている。 当時、私は長く海外を旅していた。その旅の途中、縁あってマクロビオティックという食養法の世界的リーダー・久司道夫先生のボストンのご自宅に居候させて頂き、食養法を学んでいた。家賃 […]
昨日、何気なく書斎にあった『アミ小さな宇宙人』を手に取り読み入ってしまった。少年ペドゥリートとアミと名乗る宇宙人とのコンタクトをテーマにした感動の物語である。少年は宇宙人との交流を通して、地球が野蛮で未熟な愛のレベルの低い星である事を知る。 今まさにロシアとウクライナの間で戦闘は繰り返され、罪なき民間人が殺されている。私たち人類は未だに野蛮人なのだ。 その時、偶然ラジオからマイケル・ジャクソンの代 […]
最近、LINE MUSICを聴いていて素晴らしいアーティストを見つけた。その名は、リアン・ラ・ハヴァス(Lianne La Havas)。ロンドン出身の彼女は、今は亡きあのプリンスも絶賛していたというシンガーソングライターだ。 ジャマイカ系の母とギリシャ系の父の間に生まれ、両親には子供の頃からギターを習っていたらしく、その後、独学で作曲法を覚えたそうだ。 2012年デビューだが、今までノーマークで […]
テレビ離れが進み、殆どリモコンを手に取る事もないのだが、たまに好きな人物が出演する時だけは思わず見てしまう。 で、今夜の楽しみはNHKの「シュガー&シュガー」。司会は北海道が生んだ音楽界の奇才・サカナクションの山口一郎。そして、ゲストはくるりの岸田繁。 くるりが好きでもう20年以上は聴いている。ライブも何度も行った。彼らの楽曲を聴くと自分が若かった頃の青臭い青春が懐かしく蘇える。岸田氏の音 […]
以前、毎年9月1日になると必ず聴いた曲があった。デヴィド・シルヴィアンの『September』である。 夏から秋へと空気が変わる、その一瞬の変化を音符に注入して五線譜に封じ込めたような美しい作品である。短くも難解で謎めいた詞も良い。 私にとって「デヴィッド」と言えば、シルヴィアンか、ボウイかという位、大好きなアーティストだった。ジャパン時代から数えて30年以上聴き続けた。 しかし最近、新作をリリー […]
私は毎年、聴きたくなる女性アーティストが変わる。高校2年の夏は、大貫妙子だった。それから毎年変わり続け、昨年は大比良瑞希だったが、今年は誰かというと、児玉奈央だ。 彼女は1980年生まれで神奈川出身。2005年唄にアコースティック・ユニットを結成しキャリアをスタートさせた。今も湘南を拠点に全国の野外イベントやカフェ等ライブツアーを行っている。 2019年にKan Sanoとの共作『瀬戸際のマーマレ […]
ある女性と話していて新しい視点を得た。話題は「井上陽水の凄さ」について。 「彼は天才だって思うんです」彼女が言う。 同感だ。私も詩を書くが、陽水の歌詞には先を予測できない荒唐無稽さと、組み合わせる言葉の意外性に天才を感じる。しかしその後、発した言葉に思考が止まった。 「それに比べて玉置浩二はダメ。陽水さんの歌う『恋の予感』は聴けるけど、玉置のは聴けません!」 私は最近、改めて玉置の歌唱の上手さに気 […]
室内で過ごす事を余儀なくされる現状において音楽の果たす役割は大きい。仕事場でも音楽をかけているが、家でも前より聴いているから一日中音楽に触れている。 そんな訳だから飽きずに聴けるジャンルとなればやはり歌詞を含まないジャズかクラシックとなろう。 先日、クラシックにうるさいある患者さんからイチオシの楽団を勧められた。その名も「アマデウスカルテット」。ウィーン出身のユダヤ人であるメンバーは収容所を逃れ生 […]