地球を癒やす
昨日、何気なく書斎にあった『アミ小さな宇宙人』を手に取り読み入ってしまった。少年ペドゥリートとアミと名乗る宇宙人とのコンタクトをテーマにした感動の物語である。少年は宇宙人との交流を通して、地球が野蛮で未熟な愛のレベルの低い星である事を知る。
今まさにロシアとウクライナの間で戦闘は繰り返され、罪なき民間人が殺されている。私たち人類は未だに野蛮人なのだ。
その時、偶然ラジオからマイケル・ジャクソンの代表曲『ヒール・ザ・ワールド』が流れてきた。懐かしい曲。歌詞を注意深く聴いてみると、現在の地球の状況にも当てはまる。マイケルがこの曲を作った意味や思いが感じられてじんときた。
彼もきっと、本に出てくる宇宙人のような気持ちでこの星を見ていたんだろうな。いや、見ていただけじゃなく、こうして歌という作品を通じて地球に光を与えてくれていたのだと思う。
本を読み終え、曲を聴き終えた私は、年甲斐もなく、シャツの袖でそっと涙を拭った。
⭐️ スペイン文学に分類されるエンリケ・パリオスの名著。『アミ 小さな宇宙人』は世界11カ国で翻訳された。とても良い内容であり、地球人にとっての啓蒙書となっている。しかし、なぜ楽天さんだとこんなに高いのだ!?
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