コロナ禍にはオーケストラではなくカルテットを
- 2021.01.27
- Music
- アマデウスカルテット, クラシック, コロナ禍, ユダヤ人

室内で過ごす事を余儀なくされる現状において音楽の果たす役割は大きい。仕事場でも音楽をかけているが、家でも前より聴いているから一日中音楽に触れている。
そんな訳だから飽きずに聴けるジャンルとなればやはり歌詞を含まないジャズかクラシックとなろう。
先日、クラシックにうるさいある患者さんからイチオシの楽団を勧められた。その名も「アマデウスカルテット」。ウィーン出身のユダヤ人であるメンバーは収容所を逃れ生き延びた音楽家達。戦後、活動を再開、1987年にメンバーの死を迎えるまで演奏を続けた。
50年代から60年代に録音されたモーツァルトやベートーヴェン作品の録音が有名だが、ネットで聴いてみると大変素晴らしい。決して古さを感じさせない確かな技術と表現力。オーケストラ程の壮大さはないがこれ位の規模の音楽の方がコロナ禍に疲れた心に優しく沁み入る。
以来、私の一日はいつも彼らの音楽に包まれている。
⭐️ クラシック通の間では、すでに「アマデウスカルテット」は永遠のスタンダードと位置付けられているらしい。ちなみに前述したクラシックにうるさい患者さんは、治療室のBGMがジャズだと機嫌が悪い。このアルバムをかけるようになってからは当然、上機嫌極まりない。
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