私の歌姫見つけた!

最近、LINE MUSICを聴いていて素晴らしいアーティストを見つけた。その名は、リアン・ラ・ハヴァス（Lianne La Havas）。ロンドン出身の彼女は、今は亡きあのプリンスも絶賛していたというシンガーソングライターだ。

ジャマイカ系の母とギリシャ系の父の間に生まれ、両親には子供の頃からギターを習っていたらしく、その後、独学で作曲法を覚えたそうだ。

2012年デビューだが、今までノーマークでいたのが悔やまれる。初めて作品を聴いた時、まず彼女のスモーキーで深みのある歌声にやられた。気持ちが和らぎ、疲れが吹き飛ぶ。

サウンド的にはR&Bのようで、ジャズのようで、フォークのようでありながら、ジャンルを超えた普遍性と包容力がある。しかもどの作品も都会的で洗練されたセンスを感じる。それは彼女がロンドン出身ゆえ、小さな頃からコスモポリタンな空気を呼吸してきたからだろう。

こんなに好きになったアーティストは久しぶり。私は今、32歳の彼女に癒されている。休日はヘビロテ必至だ。

 ⭐️ まずは聴いてみてください。捨て曲なし。聴けば聴くほど味の出るスルメみたいなアルバムです。彼女のどのアルバムにも言えることだけど、言葉の壁を越えて聴き手の心にグッと寄り添う歌唱は慈愛に満ちている。