🍀 Organic cafe 知恵の木は 札幌にある美味しいオーガニックコーヒーとランチの店です!

出来事

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記憶に残る成人式〜二十歳の君達へ

世界がコロナ禍にある中での成人式。君達はどんな思いで今日の日を迎えたのだろう?地域によっては式が中止になったり、リモート参加という場合もあるかも知れない。 きっと残念に思う人もいると思うけれど、考えようによっては強烈に記憶に残る成人の日を体験した事になる。この先、ずっと語り草になる上、同い年同士の共感と連帯感は半端ない。それは大いなるインパクトだ。 人生80年として、20歳を迎えた君達は、まだ1/ […]

北海道神宮詣の春光

先日、休みを利用して北海道神宮に参拝に行った。コロナ禍ではあるが小正月前とあってそこそこの参拝者で賑わっていた。 鳥居を潜ると、突如雲間からお日様が顔を覗かせ眩しい程の光を放ち歓迎してくれた。氷点下の空気は凍てついたままだが、冬至を過ぎた日の光が新春の到来を告げた。 気になったのは、いつもとは違う太陽光線の質の変化と輝きだ。もちろん春分へ向かう光の為、眩いのは確かだがこんな神々しいのは今迄見た事が […]

事始めと書初め

昔から日本では1月2日に諸事の事始めが行われてきた。新年の商い始めの荷物を「初荷」と呼んだり、デパートでは1月2日に「初売り」が行われる。今じゃ元日から開ける店も多いし、年中無休のコンビニ全盛で商売における初荷の雰囲気もずいぶんと様変わりしたけれど。 年明けて初めて書や絵をかくのは「書初め」だ。暫くの間、家族全員参加で各自その年の目標を半紙に書いて一年間居間の壁に貼っておくのを習慣にしていた。いつ […]

新春の食卓 2021

新年の幕が開けた。着物を着て帯を締め、妻の朝食支度を手伝う。新しいリネンを敷き、妻が完成させた色とりどりのお節料理やお雑煮を配置する。今年は食事のお供に高知の純米酒『酔鯨』を選んだ。 思えば、結婚してから四半世紀になる。妻は毎年欠かさず手作りのお節を用意して新年の食卓を華やかなものにしてくれた。 お金のない若い二人が貧乏長屋を借りて始めた結婚生活。せめてお節には本物の器を使いたいとの思いから奮発し […]

年越しそばすすりながら

今年も終わる。コロナに始まりコロナに終わった2020年。年越しそばをいただきながら紅白を観た。今年は無観客での生放送。司会を北海道出身の大泉洋が務める。パンデミックと祭りが同時に存在する混沌さの不思議。 今年一年を通じて感じたのは、NHKはじめ大手メディアが嘘の報道に終始した事。一番はコロナ報道、二番目は米国大統領選挙の経緯についての虚偽の報道。 昔は世界の動向を知る為に新聞・テレビの報道に頼って […]

元気をもらった数秘術

大掃除の合間、愛車を洗いに馴染みのガソリンスタンドに立ち寄った。しかし店は洗車料が安い上、年末とあって混んでいた。聞けば一時間半待ちとの事。諦めて車を走らせると何故か空いてる店を見つけた。 洗車料は倍だが時間がないのでやむ無し。キーを店員に預け中で待機した。 ふと見つけたフリーペーパー。開くと数秘術で占う2020年の運勢。私のナンバーは「5」なのだが、思わず見出しにハッとした。 「昨年のしんどい経 […]

おつかれさまボイラー

タイミングとは不思議だ。16年間働き続けた家のボイラーが止まった。よりによって新品交換する取り付け工事のその日の朝にである。私は毎日冷水シャワーを浴びるのでいつも通り水でも我慢できたが家人はそうはいくまい。 今年に入り何度かトラブルがあり、通常10年程が交換の目安である為、覚悟はしていた。給湯・暖房一体型のタイプで工事費含め税込70万円近い。かなりの出費である。 しかし寒さ厳しい北国で冬の暖房は死 […]

ふいになったわらしべ長者

冬至の日までに不用品を処分したいと考えていた。用意したのは一年間出番がなかった服。手提げ袋2つ分にBIGIやY’sのタグが踊る。 総額20万円は下らないはず。古着屋に持って行けばきっと2万円以上では買い取ってくれるだろう。それを元手にイタリア製の万年筆を買い、長編小説を書いて芥川賞をゲットしよう。作品は海外でも評判になり、ノーベル文学賞を受賞。私は世界初の治療家出身作家として受賞式の舞 […]

友人が本を書いた

20代の頃、異国に憧れ旅をした。旅人は、ある種の匂いを発している。それは雰囲気のようなもので、旅人同士が初めて出会った場合、言葉を交わさずとも互いにその匂いを感じ取る事ができる。 丁度、武士同士が出会った瞬間、相手から放たれる殺気の強さをキャッチして剣の腕前を測る事ができるに等しい。 数年前、知人の紹介で出会ったI氏は、長髪で髭を生やしたヒッピー的風貌。その匂いから私よりも遥かに多くの貴重な体験を […]

感涙の諸星大二郎展

待望の展覧会に行ってきた。諸星大二郎展。先生の画業50年を記念しての開催に心震えた。 入り口手前の壁にかけられていた販売用版画作品を眺めていたら女性の学芸員さんらしき人がやってきて「諸星先生お好きですか?」と訊かれた。「デビュー当時からのファンなんです」と答えると彼女も満面の笑みで「私も大好きなんです」との事。 聞けば早くに展覧会スタッフ募集のニュースを知り、すぐに面接を受けに来たところ採用されて […]

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