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農薬大国・日本

農薬大国・日本

日本の農業問題について考えてみると、色々な課題が見てくる。農家の高齢化や担い手不足、農家の減少や耕作放棄地の問題、そして低い自給率……。そういったキーワードが思い浮かぶのではないだろうか?しかし、危機はそれだけではない。それらは表面的なことに過ぎず、むしろ問題の本質はまったく別のところにあるのではないか。

「今、世界で一番危険な作物をつくっているのは、どの国だろうか?」と問えば、どんな答えが返ってくるだろう?何をもって危険とするかは、人によって違うだろうし、確かな基準があるわけではないが、仮に「農薬(殺虫剤、殺菌剤、除草剤など)を沢山使っている作物ほど危険」という基準とした場合、多くの人は「中国」をイメージするのではないか?

それは、正解である。しかし、この日本がどうかと言えば、その中国に追いつく位の勢いで農薬使用量が伸びているのだ。なんと日本の農薬使用量世界第3位!ちなみに2位は韓国である。中国に比べはるかに人口の少ないこの日本で中国に並ぶ位の農薬使用量って、果たしてどうなのだ?という話である。

もちろん作る側の農家さんにも色々な事情があってのことではあるが、その背景をみるとさまざまなことが見えてくる。大企業、化学薬品メーカー、行政、国際経済、他国からの圧力…..純粋に人間の食べ物を作るという行為から大きく離れた種々の要因がこの農業には複雑怪奇に絡まっている。

私自身、食べる側であるだけでなく、日本の農業を守るという観点から日々の暮らしを考えてみたいと思っている。

 

 ⭐️ 国産食品だから安心というのは噓である。日本は農薬の規制が世界的に見ても甘い。農薬漬けのお茶、野菜、果物、米、パンを私たちは毎日口にしている。研究者たちが指摘するのは、肥満、アレルギーのみならず、脳の萎縮や自律神経の失調、神経伝達の異常、発達障害にまでこの農薬が関係しているという点だ!豊富なデータから現在の日本の食を読み解く!