🍀 Organic cafe 知恵の木は 札幌にある美味しいオーガニックコーヒーとランチの店です!

節分にはけんちん汁

本日は節分。世の人々は豆をまき、恵方巻を食するようだが、わが家はけんちん汁を作って食する予定である。 節分は年に4回ある。それぞれ立春・立夏・立秋・立冬の前日が節分であり、その日を境に季節が変わる。立春はいわば正月であり、前日の節分は大晦日に当たる。なので鬼を退治し、厄を祓い、良い運氣を呼び込もうという訳だ。 私の大好きな寺に鎌倉の建長寺がある。天狗様の銅像で有名だが日本最古の禅寺でもある。ここで […]

「今日から、きさらぎ」

今日から2月。和名で言えば「如月(きさらぎ)」。昔の日本人は情緒を重んじた。ゆえに月の呼び名もそれぞれ異なる言葉を用いた。 2月はまだ寒さ厳しく、更に衣服を重ねる必要があった事から「衣更着=きさらぎ」が当てられるようになった。なお「如月」と書くのは中国語からの引用。 思えば英語でも2月を「February」と呼ぶ。「2nd mounth」とは呼ばない。なのに日本人がそれまで使っていた如月を止め、2 […]

ほんまにしょーもない大阪市の感性

  • 2021.01.31

行政に人の心が感じられなくなって久しい。つい先日も、大阪市が新型コロナの感染者に自宅待機等の注意事項を書いた書類を送る際、葬儀社の広告付き封筒を使っていたというニュースを知った。 市の担当者は葬儀社が掲載基準を満たしていたので許可したらしいが、封筒を受け取った市民からひどいと苦情が寄せられ発覚した。 担当者はきっと広告収入の事しか頭になかったのだろう。人が感情を持った生き物であるのを忘れている。感 […]

息子の置き土産

しばらく続いた断酒生活だったが、正月のお屠蘇をきっかけに崩れ去った。酒を飲まない暮らしの良さを感じていたにも関わらず、である。 やはり基本的に好きなのだろう。毎日飲むのは避け、ほどほどにしなきゃと思った矢先、次男が帰ってきた。2年前から某リゾートホテルの有名イタリアンでシェフとして働いていて、寮生活なのだが久しぶりに休みをもらえたらしい。 帰ってくると、いつもビール片手に「パパ、話をしよう」と誘っ […]

ラジニーシの言葉

20歳の頃かぶれたインドの神秘思想家がいる。その名は、バグワン・S・ラジニーシ。老子をも彷彿とさせる自由かつ深淵な思想で世界中の若い求道者を虜にした。 私も23歳の年、アシュラムがあるプーナを訪ねた事がある。ラジニーシはアメリカに進出後、CIAに毒を盛られ、危険人物扱いされて国外退去。インドに戻り、晩年をプーナで過ごした。私がこの地を訪れる一年前の90年1月、59歳で死去した。 そのセンセーショナ […]

ヤーコンは生でもいける万能野菜

時々食する野菜の一つにヤーコンがある。アンデス原産、キク科の根菜で最近は北海道でも栽培され、オリゴ糖はじめミネラルや食物繊を豊富に含み、健康野菜としても脚光を浴びている。 先日、御飯当番をする事になり冷蔵庫を覗いたらヤーコンが調理して欲しそうに私を見ていた。さて何を作ろうか?妻はよくきんぴらにしてくれるのだが、それ程調理時間はない。 加熱調理が必要と思っていたが、発想を転換して生で使ってみる事にし […]

コロナ禍にはオーケストラではなくカルテットを

室内で過ごす事を余儀なくされる現状において音楽の果たす役割は大きい。仕事場でも音楽をかけているが、家でも前より聴いているから一日中音楽に触れている。 そんな訳だから飽きずに聴けるジャンルとなればやはり歌詞を含まないジャズかクラシックとなろう。 先日、クラシックにうるさいある患者さんからイチオシの楽団を勧められた。その名も「アマデウスカルテット」。ウィーン出身のユダヤ人であるメンバーは収容所を逃れ生 […]

女子ウケするツモリチサトの服

世の中には妙に女子ウケする服がある。10年前、ツモリチサトの猫の絵が配されたカットソーを見つけて購入。着ていると会う女性が皆、「かわいい!」と絶賛してくれた。40を過ぎた中年男性にかわいいと言う形容はどうかと思うが悪い気はしない。 ツモリは80年代に三宅一生のもとでデザイナーとして活躍後フリーとなった。日本のDCブームの豊穣期を知るデザイナーで、自身が描いた絵をよく服に用いる。しかし残念ながら2年 […]

バリで科せられる腕立て伏せ50回の刑

なかなか収束せぬ新型コロナ。各国の取り組みはそれぞれに異なるが、インドネシアで施行されている面白い罰則を知った。 バリ島では、感染症予防の為マスク着用が義務づけられているが、違反者が絶えないのに業を煮やした政府が厳しい罰則を科す事にした。それは「腕立て伏せ」。 未着用で摘発された場合には警官の前で50回の腕立て伏せをしなければならない。 なんたるのどかさ!遊び感覚があって楽しいではないか。ここには […]

戦慄!日野日出志先生のトラウマスク

誰しも幼少期の出来事の中には恐怖を伴うものがあったと思う。それが後にトラウマとなり、人生に暗い影を落とす事も考えられなくはない。誰でも一つや二つそういった心の闇を持っているのではないか? 私にとっては、ホラー漫画の巨匠・日野日出志先生の作品を小学生の頃読み、読書体験がそのままトラウマになった。なんといってもタイトルが凄い、『毒虫小僧』なのだから。翌日から夜にホラー漫画を読めなくなった。 しかし、数 […]

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