息子の置き土産
しばらく続いた断酒生活だったが、正月のお屠蘇をきっかけに崩れ去った。酒を飲まない暮らしの良さを感じていたにも関わらず、である。
やはり基本的に好きなのだろう。毎日飲むのは避け、ほどほどにしなきゃと思った矢先、次男が帰ってきた。2年前から某リゾートホテルの有名イタリアンでシェフとして働いていて、寮生活なのだが久しぶりに休みをもらえたらしい。
帰ってくると、いつもビール片手に「パパ、話をしよう」と誘ってくる。
次男が一番子育てに苦労した。子供の頃から枠に嵌められるのが大嫌いで、クラスの問題児とレッテルを貼られ、何度学校に謝りに行った事か。
でも、社会人になって夢を持ってから変わった。親思いの優しい男になった。酒好きなのは私に似たのだろう。先日も夜遅くまで語らった。
「いつも仕事ご苦労様。これ飲んで」
帰り際息子がプレゼントしてくれた知多の封を開け、今宵、飲みながら彼の人生の幸いを祈る。
⭐️ ウィスキーと言えば、暫くは本場スコッチのブレンディッドを嗜んでいたのだけれど、知多を飲んでジャパニーズウィスキーの技を思い知らされた。繊細にして印象深く、「風香る」の表現は決して誇張ではないとわかる。ファンになりました。
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