🍀 Organic cafe 知恵の木は 札幌にある美味しいオーガニックコーヒーとランチの店です!

新しい時代だ。明けましておめでとう

新しい時代の幕開けである。本日は旧暦の正月。しかし、それだけではない。本日早朝、地球は新月を迎えた。月が暫し光を失い、空は闇に包まれ、そして朝日がのぼった。 新月は一つのサイクルの終わりと新たなサイクルの始まりが同時に存在し、大きな変化のエネルギーを宿した状態である。しかも、今回の新月は新年を告げる旧正月とリンクしている為に、より大きく作用する。 しかも、この新月が水瓶座で起こるのがまた凄い。昨年 […]

本当だったら今頃、雪まつり

敗戦ムード漂う昭和25年、暗い北国の冬を明るくしたいという市民の思いと共に始まった札幌雪まつり。バブル崩壊後さすがに規模も縮小した感はあるが、今や世界中から見物客が訪れる有名なイベントになった。 その雪まつりが今年はない。本当なら第72回の開催となる予定だった。ご承知のようにコロナ禍ゆえの中止。 私にとって雪まつりの思い出といえば、今は亡き岡本太郎。第30回開催を記念して市が画伯に記念メダルの制作 […]

新聞紙の有効な使い方

新聞の購読をやめて10年になる。東日本大震災とそれに伴う福島原発事故があって、知りたい情報を求めた時、テレビ・新聞は本当の答えを伝えてくれないと感じたからだ。 もちろん大手メディアと言えどもボランティアじゃないから、スポンサー企業や広告代理店のみならず、時に政府や海外勢力との忖度によって世間に伝える情報の取捨選択が行われているのはわかる。 が、かつて大東亜戦争がそうであったようにメディアは為政者の […]

こんな時代だからこその江戸しぐさ

江戸時代は、現代に生きる私たちにもどこか郷愁をそそるものがある。少し前から江戸文化について調べているのだが、魅力的な習慣を多数発見する。 例えば「江戸しぐさ」。江戸に暮らす町民が互いに気持ち良く毎日を過ごす為、自然に生まれたマナーのようなもので、根底には日本人独特の思いやりの精神がある。 その中の一つ「迂闊謝(うかつあやま)り」。迂闊とは不注意な様を指す。道で足を踏まれた際、踏んだ側が謝るのは当た […]

不安の時代を平気で淡々と生きる

先月の米国における国会議事堂乱入騒ぎからひと月経った。大統領権限はトランプからバイデンへ引き継がれ何事もなかったかのように世界は動いている。 ディープステート=影の政府の目に見えるカタチでの転覆はなかった。ネット上でリツイートされ拡散された一部エリートの企てへの指摘は、十把一絡げに陰謀論と片付けられ、メディアはコロナ禍の不安を喧伝したまま日々は過ぎていく。 私はふと、歌人・正岡子規のある言葉を思い […]

80年代アイドル・ラプソディー

東京の知人からメールが届いた。彼女の娘さんが、マツコデラックスのテレビ番組に出演した映像がYouTubeにアップされてるので観てほしいとの事。 娘さんは現役女子大生。なんでも子供の頃から80年代のアイドルやファッションに興味があり、ネットで調べていくうちに詳しくなって、インスタで情報発信するうち凄い数のフォロワーがついた。それを見つけた番組スタッフから80年代解説者として出演してほしいとオファーが […]

朗読家に学ぶ余白の美

前回、井上陽水と玉置浩二の歌唱の違いを指摘した女性について書いた。彼女は独自の視点を持ち、会話の中に幾つもの気づきがある。職業は朗読家で、人に朗読を教えている。 「表現力が豊か過ぎるのはかえってアダになるんです」 朗読は作者と作品があって成り立つ。朗読家は作品を声に出し読む事により聞き手の想像力を喚起せねばならない。ところが読み手が表現に拘り過ぎると自らが主役になり、聞き手が物語に参加する機会を失 […]

井上陽水の未達成感

ある女性と話していて新しい視点を得た。話題は「井上陽水の凄さ」について。 「彼は天才だって思うんです」彼女が言う。 同感だ。私も詩を書くが、陽水の歌詞には先を予測できない荒唐無稽さと、組み合わせる言葉の意外性に天才を感じる。しかしその後、発した言葉に思考が止まった。 「それに比べて玉置浩二はダメ。陽水さんの歌う『恋の予感』は聴けるけど、玉置のは聴けません!」 私は最近、改めて玉置の歌唱の上手さに気 […]

豊かさの本質は鈴の音

尊敬する治療家の一人に、故人となられた野口晴哉先生がいる。先生は治療技術も神がかり的に素晴らしかったが、人間そのものを深く洞察し数々の名言を残されている。名言には、私の好きな次の一文がある。 「豊かな心とは、無い時は無いように生きることを楽しみ、ある時はあるように楽しんで、それにこだわらず、いつも生気溌剌とした気分で一日を暮らせることだ」 本当にその通りだ。大切なことはいつだってシンプル。人は絶え […]

人間はイキイキと生きるのが仕事

この頃、思う。人間は毎日をイキイキと生きるべきなんじゃないかと。個人がイキイキすれば家族がイキイキし、家族がイキイキすれば地域がイキイキし、地域がイキイキすれば社会がイキイキし、社会がイキイキすれば国は富み栄える。 では、何をもってイキイキと生きるのが可能になるのか?それは「繋がり」である。夫婦の繋がり、親子の繋がり、友人同士の繋がり、師弟の繋がり…。 人と人が交われば、そこにエネルギーは流れる。 […]

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