孤独の効用
人間だもの、孤独を感じる事はある。寂しいとか、誰にもわかってもらえないとか、自分になんか生きる価値がないように感じる。だからと言って、恋人がいたり、リア充だから幸せかと言えばそうでもない。孤独を感じる人は、どんな状態でも孤独を感じるのだ。
つまりそれは内面の問題。恋人がいれば孤独じゃないなんて条件付きの幸福を探したって、また足りないものが見つかってさらに孤独を感じるものだ。
しかし世の中、独りぼっちなのに充実していて幸せそうな人がいる。一人旅を楽しみ、一人カウンターでラーメンをすすり、イキイキしていて笑顔が眩しい。
そのような人は、孤独ではないのだ。では何かと言えば、孤高の人なのだ。孤独と孤高は似てるけど決定的に違うのは、その意識。
孤高の人は、他人に安易に迎合せず、自分の信念と志を持ち、孤立しながらも自らの意思で幸せを感じ取る。
孤独な人よ、友達がいなくたっていいじゃないか。孤独だからこそ人は自立できる。たった一人で飲み屋に行ってごらん。きっとその行動が明日を開く。孤独は孤高の水先案内人。
⭐️ 孤独こそ、自立と独立、そして自由の親である。その先にあるものは孤高の世界。著者は自給自足する為に、野山で食材を栽培し、味噌を手作りし、麹やワイン用の酵母なども自ら調達。すべては孤独な作業ながら、孤高への豊穣の種はすでに彼の暮らしの中に撒かれている!