連運をつかむには

「連運」という言葉がある。もともと幸運を持っている人と接する事により、その人からその幸運をもらう事だ。この世の全ては繋がっている。だから人と人が互いに交流すれば、エネルギーの交換が行われる。エネルギーは高い方から低い方へ、そして大きい方から小さい方へ流れやすい。

若い人は、徳があって幸運を持つ年長者と交流すると良い。この時、年長者に好かれるには条件がある。それは「可愛げ」がある事。

可愛げのある人の特徴は、明るく前向き、素直で一所懸命、茶目っ気があり、感謝が多い、そして礼儀をわきまえている。もし年長者にお世話になったり、ご馳走になったら、必ずお礼を伝える事。

偉い人ほど、様々な経験をし、多くの人を見ており、すぐに人格を見抜いてしまう。成功した年長者から学ぶことは多くある。そして運の良い人からは、良い運が伝わる。 上の人から可愛がられれば、この連運をもらうことができる。 

私自身、もうこの世にはいない素晴らしい先輩達から沢山の事を教えて頂いた。そのお陰で今の私がある。

 ⭐️ 著者は、本書でいきなりこう言い切る。人生の成功は「能力が10%、運が90%」であると！成功するためには、誰よりも努力しなければならないと思っている人は多いが、誤解だ。残念ながら、ただ努力するだけでは成功できない。成功するために最も必要なのは、努力ではなく運だ。では、どうすれば運が身につけられるのか？全てここに書いてある。