自分を思いやる瞑想

この頃、意識している言葉に「セルフコンパッション」というのがある。その意味するところは、「自分への思いやり」。忙しく時間に追われる現代人は、皆、自分をじっくり見つめる時間がない。仕事を優先し、経済を優先し、効率を優先し、結果、案外自分の事は後回しになったりする。それではいつの間にか自分でも気づかぬうちに心に不満が堆積し、いつか爆発する。

セルフコンパッションが高い人は満足感が高く、幸せな人生を実感する。かたや低い人は不安感が強く、抑うつ傾向に陥りやすい。セルフコンパッションを高めるには、自分への慈悲の瞑想を行うと良い。慈悲の心は他人にばかり向けるものではない。時に自分に向けてみる。

「お前さん、よく今までがんばってきたね。偉いよ。よくやったね。凄いなぁ」って自分自身に声をかけてやる。それから瞑想を行う。すると、浄化が起こって優しい自分が蘇ってくる。わがままとは違う、自分への慈愛。

 ⭐️　ストレスフルな時代を生き抜くための知恵は、自分に慈悲の心を傾けることにあった！心身の健康回復はもちろん、困難な問題からの回復力を向上させる実用的プログラム。その概要を学び、豊富なエクササイズや瞑想実践を通じて思いやりを持って自分と向き合える。