快適！セイロ生活

一般家庭にあってわが家にないものがもう一つあった。電子炊飯器である。両親が自然食マニアの家庭に育ったからか、食にまつわる事柄に「電子」という単語が侵入してくると飯が不味くなる気がするのだ。

では、炊飯器がない生命が不便かといえば全くそれはない。なぜなら、圧力鍋と土鍋、鋳物の鍋で美味しいご飯を炊けるから。季節によりそれら異なる素材の鍋を使い、炊き分ける。夏ならあっさりと土鍋で、冬なら圧力かけてもっちりと、という風に。

無論、そのように丹精込めて炊いたご飯が美味しくない訳がない。では、保温はどうするかって？基本、保温なんてしない。保温が飯を不味くする。炊いたご飯は直ぐに木のおひつに移し、冷えてしまったものは竹のセイロで温め直すと、まるで炊き立ての美味しさだ。

よくそんな面倒な事と思われる向きもあるかも知れない。しかし、結婚して四半世紀、わが家はずっとこれでやってきた。きっと自分にとって趣味の一部なんだと思う。

⭐️ 素晴らしき竹セイロ生活。一人暮らしや、飲茶・点心料理が好きな人なら、これくらいのサイズから始められると良いと思う。一度ハマったら抜け出せなくなるくらい、セイロを使った調理は楽しく美味しい。調理を趣味と捉えられれば、これほど得なことはない。あなたも始めてみませんか？セイロのある暮らし。

価格:3,410円
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