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キレる人の理由

キレる人の理由

ある種の「怒り」が原因となって起こる事件が頻発する日本。イライラ、プンプンと、誰もがいい知れようのない不満と怒りを心の中に積もらせて、それがいつか爆発して暴力事件を引き起こしてしまうのだろう。なぜ人はこうも堪え性がなくなるのか?

その原因の一つに食事の問題があると私は思っている。低血糖やカルシウム不足がイライラをつのらせ、暴力行為につなげてしまうのだ。ゆえに、血糖値を保ち、カルシウムたっぷりの食事を与えれば改善される場合は、ある。

だが、暴力や犯罪の原因を全て食事のみで解決できるかというとそうではない。血糖値が安定してカルシウムなどのミネラルバランスがバッチリとれていてもキレる人はいるからだ。

食事内容と心身の健康との関わりには大きなものがある。食べているものによって、人は太ったりやせたり、イライラしたりおだやかになったり変化するからだ。たとえば、亜鉛が欠乏すると味覚が鈍ってくることもある。カルシウムやビタミンの欠乏からイライラすることもある。また、動物性タンパク質をたくさん摂る人と、野菜をたくさん摂る人とで違いが生じることもあるだろう。

1972年に連合赤軍による浅間山荘事件が起こった。この時、赤軍内部で残虐なリンチが行われたのだが、当時、 栄養学者の川島四郎先生は「インスタントラーメンや缶詰中心の偏った食事を続けたためにビタミンやカルシウムなどが欠乏したことも原因の一つと考えられる」とコメントしていた。だが、あくまでも原因の一つに過ぎないのではないか。逃亡中のストレスや閉鎖空間における動物の縄張り意識 、恋愛感情など、さまざまな要因が複雑に絡み合ってリンチ事件を生み出したと考えるのが自然だと思う。

あれから半世紀が経ち、栄養学、医学、心理学なども確実に進歩しているが、社会全体も当時とは比べ物にならないほど複雑になってきている。スマホの呼び出し音によるストレスがもとで殺人事件がおきても不思議でない時代になっているのではないか。そのような面倒な時代であり、どんな食べ物でもたやすく手に入る時代であるという認識を持った上で、どのようなどういう食べ方をするのが人をキレにくくするのかを考えなければならない。その前提があってこそ、はじめて低血糖やミネラルバランスの話ができる。

 

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