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食品添加物の受け皿化している日本

食品添加物の受け皿化している日本

過去にも何度か触れてきたと思うが、わが国の食品添加物の規制は世界的にみてかなりユルい。人体に有害と判断され他国で使用禁止になっている添加物が日本では使用OKとなっているのだ。

ゆえに他国の化学企業が製造する製品が自国で消費されずに日本に集まってくる。それを知らずに毎日大量に口にしている私たち。もうこれを陰謀と呼ばずして何というか。陰謀は「論」という文字を付け加える事で何か現実と遊離した絵空事のようなニュアンスを醸すが、実際は陰謀に沿って世の中が動いていると思わざるをえない事象は数多くある。

で、私が最近気になるのは「ニ酸化チタン」だ。この物質はとても微細なナノ粒子のため体内の組織を通過しやすく、発達障害やがんを引き起こす恐れがあるとしてフランスでは大きな問題となり、食品への使用が禁じられた。

しかし、わが国で二酸化チタンは歯磨き粉や化粧品といった日用品に使われている。あるいはホワイトチョコやチューインガムといった食品にも使われ、表示を見れば「着色料(二酸化チタン)」と書かれている。なのに日本では食品への使用を禁止する動きは一切ない。

何をしとる厚労省!何をしとる国民!知らぬ間に化学企業と忖度ありの政治家ばかりが肥え太ってゆく。これを陰謀と呼ばずして何と言う。私たち日本人は食品添加物のはきだめではない!

 

 ⭐️ 確かに食品添加物は食べ物を長持ちさせたり、見た目をよくしたり、カロリーを減らすために使われ、現代人にとって有益な部分はあり、私たち消費者はその恩恵に浴している。しかし物事にはプラスとマイナスの両面があり、一面の理解のみではバランスを大きく欠いてしまう。とはいえ添加物を完全に避けるのは不可能。そこに本書の有用性はある!著者は現代の食品業界における最も危険な10の添加物を紹介し、消費行動の根本を問い正す。

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