札幌特殊登山会

今月から新たにCS60を治療に取り入れたところ色々と面白い展開が起こっている。しばらくやり取りのなかった友人・知人との交流が再開したり、施術を受けてみたいと連絡をくれた人もいる。その一人がコトちゃん。

彼女はフリーランスで活躍する管理栄養士。以前から僕の講座に参加してくれたり、出身校が同じだった事からたまに一緒にお茶する先輩後輩の仲でもある。

そんなコトちゃんと施術中、アーシングの話になった。CS60も身体に帯電した静電気や電磁波を排出する働きがあるものだが、古来、人々は裸足で地面を歩く事により余分な電気を受け流し健康を保ってきた。これをアーシングという。

何とコトちゃんはこのアーシングの実践者だった。季節を問わず裸足で円山登山をし、真冬にすれ違う登山者に二度見されながらも臆する事なく頂上を目指す猛者だったのだ。

僕は話を聞いて感動した。実は僕も以前アーシングを実践していた事がある。ちょうど自宅の隣りが公園のため、毎朝早起きして裸足で芝の上を歩き、その効果を楽しんでいた。

ところがある日、何か生暖かい半ねり状のものを踏んだ感触があり、足の裏をひっくり返すと見るもおぞましい犬のウンコを踏んでいた。

早朝ゆえその悲劇を伝える友もいない孤独な僕は裸足のまま自宅に戻り、庭のホースを持って流水で必死になって洗ったが臭いが取れない。飼い主は一体どんなエサを与えていたのだろう？その後、数日間は「臭い」という見えない敵と戦った。

そんなわけで僕のアーシング熱は以来パッタリ止んでしまっていたのだが、コトちゃんの話を聞いて熱が再燃、大いに盛り上がり、二人でアーシング同好会を結成する運びとなった。会長はコトちゃん。副会長は僕。

会の名前は僕が決めた。題して「札幌特殊登山会・裸足原人（はだしげんじん）」。

特殊とあるのは、毎回裸足で登山するのと、山頂に着いたらひとしきり世界の平和を祈った後、梅醤番茶で乾杯する儀式を取り行う事にしたから。これだと密教みたいに特殊性があってかなり良い。

第1回目の例会は、雪虫が飛ぶ頃に円山で行う。二人で登れば途中、何を踏んでも、もう孤独に苛まれる事はない。

あまりにワクワクし過ぎた僕は興奮のあまり会のシンボルマークまでつくってしまった。そんなわけで今から冬の到来が楽しみである。

⭐️ アーシングシーツはかなり効果のあるものだと長年の愛用者から聞いている。私自身ももし体験して良いようであれば、施術後のクライアントさんにも使ってみたいと思い、早速ネットで注文した。私の注文したものは銀を使用した耐久性のある品であるが、目下、楽天ではこのシーツが一番人気らしい。

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