禁糖の行

尊敬する武道家の甲野善紀さんがTwitterで、現在、禁糖なる行を行っている際中であると報告していた。これは一般的な糖質制限とは異なり、砂糖を一切摂取しないというもので、米や麦、イモ類の炭水化物や、野菜や果物に含まれる糖分については摂取しても良い。

なんでも、整体協会の野口裕之先生の提唱によるものらしい。禁糖に入る時期は毎年2月頃。臍の上指三本の位置に、薬指が馴染むか中指が馴染むかで判断する。この位置に薬指が腹部の皮膚に溶けてその境界が消えた感覚になれば、「始めて良い」の合図。そして同じ位置に中指の方が馴染めば、「禁糖明け」の合図となる。

10〜14日間は、蕎麦のだし汁の砂糖でも摂取不可との事。しかし厳重に行えば心身がはっきりと変わる。

具体的には、禁糖に入る時期は左手の薬指を臍の真上に置き、左手人差し指の位置にもう一方の手の薬指を置く。この薬指が腹部の皮膚と一体になったような感じになれば、身体が禁糖を求めているとみる。禁糖が明けるのは、腹部の同じ位置に中指が馴染むようになるかどうかで決める。なお禁糖期間中は酒やコーヒーも一切控える必要がある。

寒さ厳しい今の時期だからこそ、この禁糖、やってみる価値はありそうだ。今飲みかけのウイスキーのボトルを空けたら、私も試してみたい。

⭐️ 砂糖は断っても、果物・野菜の甘味は良いとのことだが、ひとつ疑問は残る。デーツの果汁はどうなのだろう？マクロビックのスウィーツなどにも利用されることの多いデーツだが、十分満足できる甘さで、これがあれば白砂糖抜きでもなんら問題ないのである。いや、むしろ砂糖なんかよりずっと美味いのだ。一度、甲野先生にその件についてメールで質問させて頂こうかと思っている。