産地偽装大国
先日、熊本県産として全国のスーパーなどで販売されていたアサリの大半が外国産だった事がニュースになった。
しかし、産地偽装は今に始まった事ではない。現在、日本のアサリの年間流通量は4万~8万トン。しかし、国産アサリの年間漁獲量は3,500~4,500トンしかない。つまり、売ってるアサリの9割は外国産。しかしどれも国産表示。でも違法にはならない。
中国などから輸入したアサリを一度熊本県の漁場へ撒き、一定期間を経て回収すれば熊本県産として出荷できるという食品表示のルールがあるからだ。
輸入アサリを国内の養殖場や漁場である期間育てれば合法となる。今回問題になったのは、日本の漁場さえ経由せず中国からスーパーに直送したものを熊本産と表記したからだ。しかし、スーパーにはそんな食材が溢れている。
マクロビオティックで重要視される事の一つに身土不二がある。自分の暮らす地域のものを食べようという意味がある。地域のものを消費する事が自身の健康と地域経済を豊かにするのだ。
安さと便利の裏側で大切なものが失われている。身土不二の意味を今一度噛み締めたい。
⭐️ 食べ比べてみればわかる!中国産と日本産では、旨味、身のプリプリ具合、後味の良さ、どれをとっても格段の違いがあるのだ。北海道産アサリの美味しさを知る道産子の私だからこそ自信を持ってお勧めできる道産アサリ。これで出汁とってラーメン作るとあなたは間違いなくその美味さに昇天します!
価格:4,980円 |
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