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閉店間際のスーパー化するスタバ

閉店間際のスーパー化するスタバ

スターバックスが、フードロスの削減を目指し、閉店近くに食品を2割値下げする取り組みを始めた。まるで近所のスーパーみたいに。同社の店舗から出る廃棄物は約70%がコーヒーを抽出した後の豆かすで、次に多いのが期限切れフードの廃棄品で約15%を占める。これを少しでも減らそうというわけだ。

飲食物というのは、人の気が絡む。人の気は変化するから、ある時は売れても、ある時は売れなかったりする。だから仕入れ数を予想するのは難しい。

ならばいっそのこと、作る量を減らしてみてはどうか?多く儲けようとせず少し足りない位の生産量をキープする。客も手に入らない商品には価値を感じるだろうし、本当に必要なら獲得しようと努力や工夫もするだろう。過食や肥満も減るのではないか?

そもそも自分含め、現代人は今まで食を外注し過ぎてきたように思う。食は生きる事の根本の問題であるのに。家庭菜園とかプランター栽培など、少しでも自家生産する意識は大切だ。

スタバのフードが安くなると喜ぶ市民を尻目に私はそう考える。

 

 ⭐️ フードロス同様に考えなければならないのは、コロナ禍における世界的な食料危機の問題だ。低所得国では、1日1食分の食事を得るために、外に出て一生懸命働かなければならない。政府に活動自粛を要求されれば、ウイルスからは守られるかも知れないが、飢餓と栄養不良で死んでしまう。地球上で食料不安を抱える人が2億7000万人に上る現実。この深刻な食料危機はなぜ起こり、片方でフードロスが生じるのか?今、本当に必要なのは値下げではなく、私たち一人ひとりの意識改革なのだ。