幸せな過去の扱い方

人によって捉え方が変わるのが過去の出来事。「昔は大変だった」とか、「昔すごく苦労した」とか、「若い頃はこんなもんじゃなかった」「ホントにきつかった」とか言う人がいる。

逆に、「若い頃苦労なんてしたことないよ」とか「昔？楽しかったなぁ」とか「よく遊んだなぁ」と言う人もいる。

普通に考えて、困難な事や、厳しかった事、辛い事がなかった人など一人もいないはずなのに、人により捉え方がまるで違うのはなぜか？それは、明るい事しか覚えていない人なのか、つらい事や暗い事しか覚えていない人なのかの違いなのだ。

過去は見方によって変わるのだ。そして大事なのは、聞いていてどちらが楽しいか。

夜になれば、虫は灯りのある明るい方へ寄っていくものだ。人も同じで、明るい方へ、楽しい方へ、面白い方へと惹かれる。つまり、人なら明るい人、楽しい人、面白い人に魅力を感じるものだ。今が幸せだからこそ、未来も幸せになる。

人間は万物の霊長。過去は変えられる。目の前の現実にポジティブに向かっていけば、イヤな出来事はやがて自分の宝となる。

過去のどんな出来事も幸せだったと思える人にもはや「不幸」の文字はない。

⭐️ 読むだけの本ではなくて、書いて活用する本。読者からの要望も増えて新たに改編・出版された。書くことを通じて人間関係が変わり、出会いが変わり、人生が変わったという人多数。願望実現と明るく幸せな未来を想像するコツが丁寧に書かれている。著者がこの本を出版するに至った経緯も書かれていていっそう興味深い！