豊かな人になる

人格における「豊かさ」とは何であるか？それは状況をプラスに変え得る能力の事であると思う。たとえば誰かと会っていて楽しいと感じる人は、話題が豊富だったり、面白い事を言って笑わせたり、明るい気分にさせてくれたり、話をよく聴いてくれたりするような人たちだ。言い換えると、一緒にいてワクワクする人なのだ。

さらに楽しい人とは、たとえ話が上手な人。 難しい事柄をやさしく簡単に噛み砕いて説明ができる人であり、 いつも物事を真に理解しており、知識と経験が豊富な人。 会うと必ず何か新しい情報や考え方のヒントを与えてくれて、こちらの世界も大きく広がる。

反対に、しょっちゅう毒舌を吐き、他人の悪口や批判ばかりする人は、会っているとこちらも気分悪く重くなる。そんな人は次第に人が離れていく。このような人格は自分も周りも不幸にする貧しき人格と言わざるを得ない。

男女を問わず、他人から追いかけられる人は、人を引き付ける魅力を持っている。 そんな豊かな人になるには有り余るほどのお金はいらない。意識と感性、その方向づけさえ正しければ誰もが豊かになれる。

 ⭐️ ２０代の頃、高木さんの思想に触れて救われたことがある。ずいぶんと講演を聴きに行ったり、著書を読み漁ったりしたものだ。そういえば、最近彼の名前を耳にしなくなったがお元気だろうか？本書も私の書斎の本棚にある。今度の休日、そっと手に取り改めて読み直してみたい。

本当の自分 幸せな生き方の発見 [ 高木善之 ] 価格:1,430円 (2022/11/1 12:41時点) 感想(2件)