ヒゲとCS60
私は20歳で成人したその日から髭を伸ばし現在に至る。今では会社勤めの若いサラリーマンでも職種によっては髭OKという企業も増えたが、私が若い頃はまだ世間の風当たりが強かった。
批判的な年長者の多くは「若いクセに髭など生やして生意気だ」という理由から私にさまざまな難クセをつけた。しかし、私はそうした意見に屈服する事なく頑固に生やし続けた。今では難クセつけた年長者達も次々に年を取り他界し、私は悠々と批判者なき髭ライフを送っている。
そんな私には理想とすべき髭見本がいた。それはスペインの画家サルバドール・ダリ先生である。あそこまで髭をアートに高めた偉人をほかに知らない。若い頃の私は彼に憧れマネようと、何度もポマードをつけたり、卵の白身を髭に練り込んだりして整えてはみたが、どうしてもあのようにはならない。最終的に「食べているものが違うんだ」と思い、断念した。
ところが先日、ネットであのダリ先生をも凌駕する立派な髭見本を見つけた。これは見事だ!
この方は、明治の軍人・長岡外史先生である。ダリ先生に負けるとも劣らぬ圧倒的な髭量が重力を完全に無視し、真横に伸びている。当時「プロペラ髭」と呼ばれ、本人は「世界一」を自称し自慢していたらしいが、私はこれを「反重力髭」と呼びたい。
長岡先生は、違う時代に生きた人ではあっても私と同じ日本人であるから、きっと食べていたものも同じである。今後、私が目指すべき見本はダリ先生ではなく長岡先生なのだ!
おまけに、この髭だと棚のようにして何かモノを載せておく事だって可能ではないか。何かと忘れ物の多い私は、往診先にCS60を忘れ、慌てて取りに戻る事が度々ある。
けれども髭に載せておけば、まず忘れる事はあるまい。いや、載せてある事を忘れる事はあるかも知れない、メガネをかけている人がかけている事を忘れるように…。だが、その場合でも必携すべきものはそこにあるのだから、もはやこれを忘れ物とは言えまい。
しかしまてよ、メガネほどの軽いものならまだしも、CS60は400gの重量があるから、どちらか片方の髭に載せると、ひょっとして私自身がピサの斜塔みたいに傾いてしまうのではないか…、だとすればもう1個入手して、天秤棒よろしくもう片方にも載せる必要があるな…。
でも、もう1個のCS60は誰が使うんだ?
…そうだ、妻か。妻はたいそうCS60を気に入っているから、妻に貸し出してあげれば喜ぶに違いない。
ん!だが彼女が使っている間、髭の片方にしかCS60が載っていない私はやっぱり傾いてしまう。どうしよう、予備にもう1個必要か…。
秋の夜長、私の妄想は果てしなく膨らむ。目指せ!反重力髭!
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⭐️ 私のように髭を伸ばしたいという者もあれば、いやいや早く剃ってしまいたいという者もあるのが、人の世の面白さであると思う。で、何やらこのケノン脱毛器はずいぶんと売れているらしい。ムダ毛のみならず、髭までも退治する優れものでユーザーのレビューもそこそこ評判が良い。もちろん男女兼用。私個人は女性のムダ毛もそれはそれでなかなかセクシーであると思うが、気になる方はご一考!
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