大きな差を生み出す小さな違い
この世を眺めてみると、ほんの僅かな違いがいつの間にか大きな差を生み出している事に気がつく。
人の顔には、皆同じように筋肉がついている。それを笑顔にしようと思えば、ほんの少しだけ口角を上げ、筋肉を動かせば良い。そのように少し動かして笑顔にしているだけで、笑顔のない人とは異なる人生が生じ始める。まず笑顔だったり、話の内容が肯定的だったり、ファッションが華やかだったりするだけで、他人の自分に対する感じ方や対応が変わる。実はこの僅かばかりの差が後に掛け算になって、現れる結果が大きく違ってくるのだ。
この僅かな差は、世の中が成熟してきた時ほど重要になってくる。戦後のモノのない時代には商品があるだけで価値があり、それだけで売れた。しかし現代はそうはいかぬ。モノや売り手は溢れ、次々と新商品は出てくる。
だからこそ、この僅かな差が大事なのだ。今の仕事、商品、環境から逃げずにそれらを深く掘り下げてみる。コツコツと続け、プロと呼ばれる人になる。 小さな事をおろそかにせず追求する。
専門分野の中にあっても、さらに深く専門を追求する。 それらをやり続けた結果、僅かな差が掛け算となり、微差が大差となる。コツコツをとことん、愚直なまでに深掘りすると、きっといつの日か大きな金脈を掘り当てると私は信じている。
⭐️ 全米トップ・ビジネススクール「ウォートン校」の史上最年少終身教授で気鋭の組織心理学者が教えるビジネス成功の秘密、それは「ギバー(人に惜しみなく与える人)」になることだ。深く深く掘り下げていったものを他人のために与えられる人こそ、成功と幸福を勝ち取ることができるのだと著者は説く!あなたの人生を変えうる情報がいっぱいに詰まった本!
GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代【電子書籍】[ アダム・グラント ] 価格:1,980円 |
-
前の記事
白湯についての一考察 2022.09.12
-
次の記事
金子みすゞの詩に感涙 2022.09.14